その行動までもイケメン

今日はちびっこ二人を連れて市民プールに行ってきました。
前々から約束していたので、暑い中、自転車を20分漕ぎ漕ぎしまして。

さすがに前後に子どもを乗せて自転車を漕ぐには長男が大きくなりすぎまして、
彼には自分の自転車を漕いでもらいました（高身長家系なので必然的に体重も
あり、長男を後部座席に乗せるとスポークが折れるのです）。

で、まあ、たっぷり三時間遊んで帰路につきまして。
プールで涼んだとはいえ、暑い中、後ろからついてくる長男をときどき確認しながら、
二年ぶりに通る道を進んでいました。

あ、ここ薬局だったのに、スーパーになってる～。自転車置き場に警備員さんが
二人もいる～。暑いのにご苦労だな～。こういうときって話が弾まない相手だと
一緒にいると苦痛だよね～などと思いながら漕ぎ漕ぎしてますと……。

後ろを走っていた長男が、突然「あーっ」と悲鳴を上げたのです。驚いて
振り返ると、クリーニング店の前に斜めに停められていた自転車と接触して
倒れてしまったのでした。

あわてて自転車を方向転換させようとしますが、後ろに乗っている次男も重く、
変に方向転換しようとすると自転車が倒れそうになります。
そんなあたふたしている場面に、さっきの警備員さんが一人駆けつけてくれて、
「大丈夫？」と言いながら長男の自転車を起こしてくれました。

すらりとした体型で、警備員の帽子の下にはきれいに日焼けした肌、優しげな目元に
すっと通った鼻筋。おお～、イケメン！

などと母が思っている間にも、長男は「あー、ライトが取れちゃった～」と。
自転車を駐めて次男を下ろしてから見てみよう、と思ったら、そのイケメン警備員さんが、
「あ、大丈夫だよ」と言って、外れていたフタをつけてくれたのでした！

おお～。御礼を言う私たちにも「いいえ～」と爽やかな笑顔。行動までもイケメン。
ああ、なんかいいもの見ちゃったな～。