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戦争映画 『西部戦線異状なし』(All Quiet on the Western Front) 2022

2023-02-02 22:31:11 | 日記
第95回[2023年]アカデミー賞の作品賞の部分でノミネートされた映画は1月24日に発表され、全部は10個があって、授賞式が行われて結果が出るのは日本時間3月13日だそうですが、毎年のように待っている間にそれらを一通り観ておき、今日迄一応7つの作品を観ました。2、3日前に観たのは『西部戦線異状なし』 [ドイツ語:Im Westen Nichts Neues、英語:All Quiet on the Western Front]。って、その映画を観た晩は一晩に眠れなかったのは、戦場で若きドイツ人兵士の酷い犠牲になるという、戦場にしか見れない色んな状況で泥と血にまみれていた画面は印象深いものでしたし、戦時中の尊い命を無駄にした事はそんなに簡単なのかという疑問も、改めて胸にいっぱい詰まった感じで、其れ等は暫く消えなかった。 この映画は、若きドイツ人兵士のパウル・ボイメル[Paul Bäumer]は、英雄になるという当初の希望と夢を持って、仲間と共にドイツ軍に入隊したが、現実の戦場では酷寒、飢餓、砲撃され、そして仲間がどんどん死んでいく姿を見ると、自分も死神と隣合わせの毎日で、落胆でも、戦意を喪失しても上の命令で唯唯戦わなければならなかった。映画の物語なんですが、もっと皮肉なのは、もう休戦協定が決められ11時に休戦なのに、勝利で戦争を終わらせたい将軍に、15分前の10時45分に攻撃を開始するよう命じられ、パウルはそこで命を落としてしまったので、更に無念さが込み上げてくる。。。世の中には悲しい事が沢山あり、映画に関して自分ではエンターテイメント(娯楽)派で、ロマンチックやコメディアンのハッピーエンドの方が好きなので、戦争の映画を極めて観ていないのですが、今迄観たの中にこれは一番出来ている戦争映画と考えながらも、残酷な描写が凄すぎてもう一回見る気が湧きません。だが、絶対に一度は観るべき(価値がある)映画と思います。 (2023年第95屆奧斯卡金像獎的最佳影片入圍名單在1月24日已發表、全部共有10部電影、而頒獎典禮將在台灣時間3月13日舉行、到時才知那部影片可獲得殊榮、和往年一樣、在這之前都會把這些電影通通的先看過一遍、到今天為止已看完了7部。而前2、3天前看的是『西線無戰事』 [德語:Im Westen Nichts Neues、英語:All Quiet on the Western Front]。看完這片的那個晚上是整晚都無法入睡、片中有許多德國年青士兵在戰場上那種殘酷的犧牲、以及於戦地上オ有的在泥沼和血淋中的各種戰鬥畫面、不僅留下深刻的印象、且再度的感慨為何在戰爭中、那麼容易的就奪走了人們無比尊嚴的生命、這疑問在腦海中一直徘徊不去。 這部電影是描述一位17歲的德國青年保羅•博伊默爾[Paul Bäumer]、最初是帶著想要成為英雄的希望和夢想、和他的學友們一起應徵加入陸軍、可是到了前線才發現殘酷的現實僅有酷寒、飢餓、被砲擊、看著戰友們一個個的中彈或憂心自殘而死、當然自己也是每日和死神共處、已落胆、失去戰意的他仍是要遵守上面的命令去迎戰。雖然是電影劇情中的一段劇情、更諷刺的是政府都已經接受盟軍的條件而簽定好了停戰協定、但將軍想在11點停戰前打一場榮譽的勝仗、因而要求軍隊在15分前的10點45分時發動進攻打個勝戰、而保羅就在這停戰的幾秒前被法軍從背後刺殺而身亡、更是留給觀者們無法形容的遺憾。。。這世上有許多的悲劇、在電影方面自己則是比較喜歡選擇羅曼蒂克或搞笑的喜劇片、很少看戰爭劇情的、這部片子我認為是到現在為止所看到的最好的一部戰爭片、雖然如此、也沒有意願想再看一次那些相當殘酷的戰爭畫面。但是、仍是認為絕對有看它一次的價值。)

17歳ドイツ人若者パウル・ボイメル[Paul Bäumer]は英雄になるという希望と夢を持って、親が同意書を書いてくれなくても自分で署名をして、学友達と共にドイツ軍に入隊した。 (17歲的德國青年保羅•博伊默爾[Paul Bäumer]、抱著想要在戰地成為英雄的夢想、雖父親不簽同意書也自己簽名、和學友們一同進入了德國陸軍隊。)

軍服を貰っていたが~ (領到了軍服~)

実は、映画の中ではそれは以前の戦闘で死んだ兵士の軍服を集めて、キレイに洗って、そして工場でもう一度リメイクした軍服です。 (事實上、在電影中這些軍服都是從先前在戰場上戰死的軍人身上收集、清洗、然後在工廠修補、重新製作的。)

西部戦線の塹壕に行ったら、先ずは、泥だらけの塹壕にある雨水を桶で外へ出さなければならなかった。 (保羅等馬上被派遣到西方戰線的塹壕裏迎戰、而第一件要做的事、是用水桶把混有泥沼的雨水丟到塹壕的外面。)


そして酷寒の中で、食事もパンだけでした。 (不但須忍受酷寒的天氣、所吃的食糧也僅有麵包。)

勿論いつ敵兵から射撃や砲撃で攻撃されでもおかしくない毎日。これは敵の突撃戦車が塹壕の真上に通った時、ゾッとするくらい激闘の画面が非常に残酷でリアルな描写でした。 (當然每天都不知道何時敵兵會以射撃或砲彈來攻襲。這是當敵軍以突擊戰車通過塹壕正上方時的畫面、真的是觸目驚心、非常的逼真恐怖。)


止むを得ず外の戦場で戦う事もしばしばあったし、仲間と戦友がどんどん戦死に。 (時時也被迫逃出塹壕奮戰、眼看著好友和戰友一個個的戰死。)

こんなシーンもありましたが… フランス兵と共に無人地帯のクレーターに閉じ込められたパウルは彼を刺し、ゆっくりと痛々しく死んでいく姿を見ながら後悔し、ハンカチで切り傷の応急処置をして、その後死んでいた時も死体に向って許しを請う事になった。 (甚有這樣的畫面… 當保羅被逼到無人地帶和一位法軍相遇、刺了他幾刀眼看著敵人正慢慢的、痛苦的死去、感到很後悔、就拿了手巾封住傷口試著作緊急的處置、想止住大量的出血、就是在死亡後也要求他的原諒。)

あまりお腹が空いていたから、パウルと仲良しの戦友カットが農場からガチョウを盗む事にした。農家に追いかけられたが、無事でした。 (肚子太餓了、保羅和感情不錯的戰友凱特跑到附近的農家偷了一隻鵝、雖然被農主拿槍追趕、成功的獲得了獵物。)

この映画の珍しく楽しい画面だった。その盗んであったガチョウで料理を作って、言うまでもなく非常に楽しく美味しく食べました。 (這部電影中少見的歡樂畫面。用這偷來的獵物做了一道豐盛的鵝料理、不用説大夥兒是既開心又美味的飽餐了一頓。)

やがて休戦協定が決められ、11時に休戦なので、あと5時間の間に、最後の楽しみでパウルとカットは又農家へガチョウを盗みに。 (終於休戰協定已簽成、但離生效時間尚有5個小時、想再來個最後的享樂時光、保羅和凱特又跑到農家去偷鵝。)

今度はそんなにラッキーではなく、カットは追いかけてきた農家の少年に撃たれて死亡。 (可是這回可沒有這麼的幸運、凱特被追趕而來的農家青年用搶射中而身亡。)

もっと皮肉な事で、11時に休戦けど、勝利で戦争を終わらせたいドイツの将軍に、15分前の10時45分に攻撃を開始するよう命じられました。最後の仲間[カット]の死の姿を目にしたパウル[俳優 Felix Kammerer]は、戦意を喪失しても将軍の命令に従って、唯唯戦わなければならなかった。 (更是諷刺的是、眼看著11點就要休戰了、可是德國將軍想要在休戰前來個勝利的戰鬥、就命令軍隊在15分鐘前的10點45分時意外出襲。雖然、保羅[Felix Kammerer飾]親眼看到自己最後的好戰友已身亡、早已失去了迎戰的意識、但也必須遵從命令而參戰。)

泥まみれの塹壕の中になんとか戦いましたが、結局最後はフランス兵士に銃剣で後ろから胸を刺されて亡くなった。その直後に11時を迎えて戦闘は終結したという虚しい物語です。「戦争」って何~、考えさせますね。 (在泥沼的塹壕中雖戰勝了幾位敵人、最後被法軍用槍刀從背後刺穿而終結了生命。離休戰的11點僅幾秒鐘、是個令人感到非常遣憾的故事。「戰爭」到底是為了什麼~、令人深思不已。)
The Movie: All Quiet on the Western Front (2022)