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私達釣り人は実に釣欲で支配され易くややもすると周りが見えなくなりがちですが
釣りをしているからこそ見えてくる現状や近未来を認識する事が出来るんですね。
渓流釣りのカテゴリーの中でも特にフライフィッシングはただ単にサカナを釣る
だけに留まらず取り巻くあらゆる事柄に関心を持ち続ける事も重要ですし
これも大切な装備の一つではないでしょうか・・・
そんな渓流釣り場の現状、そしてこれから先どうして行ったら良いかを
正確な統計・調査を基に纏められた一冊の本が発刊されています。
様々な要因から日本の川は変貌してきて渓流魚の棲息環境も悪化の一途を
辿ってきましたが本気で悪化に気付き始めた行政・漁協・釣り団体・釣り人が
一丸となって手遅れにならない内に懸命に悪化を喰い止めて改善しようとする
活動が既に始まっているんです。
無意味なダム建設や河川工事も要りません。
「釣ったサカナは全て美味しくいただく。」と言う
大量虐殺の様な古来からの慣習も、もう今の時代には時代遅れです。
石徹白フィッシャーズホリデーの初日の午後、この “ 守る・増やす 渓流魚 ”の
著者 水産総合研究センター主任研究官 中村智幸氏を軸とした
渓流エコロジスト会議に参加させていただけた事は大変有意義でありました。
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佐藤成史さんのお膝下、群馬の上野村漁協さんは今最も進化した渓流釣り場の
高度利用を実現した成功モデルとして大注目されています。
最高顧問としてこのお方のお力は言う迄も有りませんね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/bb/5e170a0adfbb0405327e2a7b98fdd92b.jpg)
健全なフライフィッシャーが惹き起こす正真正銘のライズリングがこれからも
もっともっと広まります様にイタリアおやじは願っています。
これからは皆一人一人が Inspector (監視員) ですから
C&R区間のアマゴやイワナ達以上にもっと学習しませんと・・・
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