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Dash

2012-07-07 00:30:04 | アマゴに片想い


6日未明、睡魔と格闘しながらステアリングホイールを必死に

コントロールして雨の街道を北進していた。

そして、iPhone のアラームを午前4時30分にセットしたが

やはり誰かが知らない内に止めてしまう様だ。

増水している事を願ったが依然渇水状態は続いていた。

天気予報ではお昼近くから飛騨地方は局所的な大雨になるとの事・・・

こんな日は晴天の日と違い暗雲垂れ込みずっと日の出前の様なものだし

湿度は高いが気温は余り上がらないのでスタミナ切れする事も無い。

さて、そろそろ本気でアマゴの釣りに徹しないと

ブログタイトルを「イワナの嫉妬」に変更せねばならないから

何時も渇水で走られてばかりのアマゴが縦列で並ぶポイントに

照準を合わせる事とした。

雨を強力な味方に・・・

激しく叩き付ける大雨で水面が白くなった時こそが

ストーキングやキャスティングからのプレッシャーが無くなり

ティペットの影にも怯えないから最大の好機だ。

但し、土砂降りの最中に毛鈎をドレッシングし浮かせて流すのは

根気の入る作業だ。ティペットは絡むし・・・

林道を20分程歩き更に河原を10分で目的のポイント到着。

林道を歩いている時に一度土砂降りになったが現場では小雨で

アプローチのタイミングを計る必要が有った。

雨の中、タバコを吹かしながら待つ事30分余り。

辺りが真っ暗になり突然大粒の雨が轟音と共に落ちて来た。

澄んでいた流れが叩き付ける雨粒で真っ白だ。



晴れて渇水の時はティペットの影に怯えブッ飛んで行ってしまうが

メチャクチャ従順な娘に変身したかの様に素直に出て来るぞ。



真っ白な流れからボコボコと毛鈎にライズする様子はタマランな。



滝の中にでも居る様な状態が一時間に二度有ったが

レインジャケットを着ていても意味が無い位に

雨ガードしている首や袖口からも雨水が浸入し身体はビショビショ状態だ。



それ位、夢中で釣れ釣れだった。

その後程無く大水が押し寄せ濁流化して来たので

大急ぎで撤退した。

良い子は危険だからこんなおやじのマネはしない様にな。

怒涛の小一時間だったが面白かったな。

帰路の川は何処も大増水濁流になる前の水色だったから

土日フライマンには気の毒な状況だ。

道の駅の軒下にツーリング中のバイクも退避していたが

大雨でマジ大変そうだな。



「大雨の日は気を付けてくださいネ。」



今回は旧コンデジのサイバーショット・マリンパック(防水ケース)を使ったが

ポケットから取り出すと最初の画像の様に水滴が付き

ピントが合わないんだわ。大雨の日の撮影会には傘が入るな。
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