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Fashion Motorcycle Flyfishing Garage Base Formula One Senna

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2012-01-26 21:49:24 | アマゴに片想い


何時も行く書店で、久々に FlyFisher 誌が並んでいた・・・

元々、発行部数が少ない部類の月刊誌だから発売日を何日も経過すると

棚から直ぐに姿を消してしまう・・・

イタリアおやじもその昔、ビジネスで少しメディアに関わっていたから

購入者層が限られたこんな玄人誌っぽい本の出版に携わる方々の苦労が良く解る。

フライフィッシングも単なるサカナ釣りに過ぎないが

始めてみようと思ったその日にタックルのフルセットを手にしても

ワン・ツー・スリーで思う様に釣れる程甘いモノでは無い。

フライフィッシングしかしない人って釣り人口の1%未満が統計だ。

哀しいかなこれではこの業界は衰退するしかない。



ところで、身近な管理釣り場である木曽川一宮北方マスの湯には

お仕事を引退され暇を持て余した初老の殿方達が多くいらしていて

回りは静かなので隣同士や対岸の愉快な会話が良く聞こえる。

その会話の中で一番多くて微笑ましいのが・・・

「アタラン!今日はさっぱりアタランがや!」

オイオイ、何かに衝突しに行ってるのかい?

「このサオ、よ~飛ぶわぁ!」

フライラインがサオ二本分位出てるだけで、それですかッ?

「オレ、今日のイトはレーロクだけどやっぱりレーハチにしんと切れるわ!」

・・・

一尾掛かれば生きるか死ぬかの形相でタモに入れば、エビス顔。

これこそが大胆不敵な癒しの釣りなんだろうな。

愛読書は FlyFisher じゃなくって 東海釣りカイド なんだろうな。

きっと。
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