
スピードを競うフォーミュラーマシーンが決勝レースでロングディスタンスを
完走するにはフォーメーションラップからフィニッシュライン迄持てば良いの
ですが公道を走るフォーミュラーマシーンはガレージから出発して目的地迄行って
ガレージ迄戻って来なくてはなりません。その為には壊れない事が必須ですし
万が一不具合が発生した場合にも公道にはピットらしき施設はガソリンスタンド位
しか有りませんから自力で応急処置を施しピットインするか騙しながらでも
ガレージ迄戻ってくるしかありません。機関が壊れてはお手上げですが
ガス欠やバッテリー上がり等で泣きたくはありませんし、JAFやロードサービスの
救援を受けるのも手段ですがこれは最後の切り札にしたいものです。
MP4マシーンに標準装備されているバッテリーは中国ブランドなんです。
中華でも最高のモノとされている 七喜郎 のバッテリーですが
自宅でバッテリー充電器を使用して充電するのにフル充電状態に
なるまでに相当時間が掛かるんですね。

そこで、バッテリーの性能では世界最高水準とされる GS YUASA 製のものに
換装しました。

主要電装部品は既に日本製に換装済ですがバッテリーは中華のままでした。
これでトータルなマシーンの電気関係の信頼性は更に向上したと思います。
電気はテスターが無いと目に見えませんから残量が減ると厄介です。
一応、液晶マルチメーター内にはバッテリーモニターが付いていますが
この手のはあまり当てになりませんからね。
それと、燃料ポンプからキャブレーター迄のホースも燃料通過が
目視できる様に透明メッシュのタイプに交換しました。

空燃費の調整をしてテストランしましたが
咆哮を奏で気持ちの良い加速はMP4/5そのものですよ。