
現地到着は午前3時を回っていました。
8月8日、今シーズン初となる飛騨の谷へ夜明けと同時に入ろうと
意気込んでいましたが疲れた体とCPUは睡眠を要求してきました。
本来ならばいつも5月に入る谷なんですが一度覗いた時は
平水の倍以上の高水で遡行不能でこの谷はオアズケになったままでした。
スヤ、スヤ、スヤ・・・
眼が覚めたらもう既にお日様は高い位置になっていて
この失態で別嬪アマゴ嬢に出逢える確立は殆どゼロに等しくなってしまい
気温も朝から非常に高く、体感では30度に限りなく近く感じます。
超渇水の上、水温も生温い位でコンディションとしては最悪です。
無理を承知で日陰をピンポイントで釣り上がるしかありません。
しかし、クモの巣のスゴイ事。どこもかしこもクモの巣だらけで
毛鈎がポイントに入りません。近日中に釣り人が入った形跡は
ありませんが難し過ぎる場所でしか魚影が確認出来ませんし
そんな場所はクモの巣でビッシリ包囲されていて安全地帯になっていました。
ストーキング術も通じない超渇水で何度かイワナを走らせてしまいました。
暑過ぎる事に付け加えクモの巣で頻繁にクチャクチャになる
ティペットの交換だけでも気が遠くなり流石に倒れそうでした。

まともに釣りになったのは上の画像の界隈だけで
幸いにも流芯に出て待っててくれたたった1尾のアマゴ嬢が遊んでくれました。

今日はこの1尾で十分です。
バカみたいに大漁の日もあれば1尾に出逢う事が大変難しい日もありますね。
特にこの時期の白昼の釣りは・・・。
標高がもう少し高い位置の谷ならばもう少し状況に恵まれると思いますが。
イワナは数尾遊んでくれましたが高気温超渇水時の白昼のアマゴ嬢とのプレイは
なかなか大変なものです。
久々、少し疲れましたわ。
