京都大原紫葉工房便り

京都洛北・大原の里のしば漬屋から、毎日!情報発信。

「あなたへ」

2009-04-28 09:51:46 | 妻!日記
と題して
さる3月30日の京都新聞で
特集記事が組まれていました。

新年度を前に
新しい環境に身を置く人たちへのメッセージとして
各著名人からの言葉が寄せられていました。

その中で
作家の有栖川有栖さんの言葉
私の心に響きました。

以来
苦しいとき、しんどいとき
この記事のことを思い出しては
頑張っています。



皆さんにもご紹介しようと思い
記事をスクラップしてから
一ヶ月が過ぎようとしています

そろそろ投稿しなければ・・・





3月30日京都新聞14面
「春を迎える あなたへ」

作家の有栖川有栖さん

若い頃、春が嫌いでした。
進級、進学、就職による環境の変化に対応できるか不安で、
よく憂鬱になったものです。
おどおどしながら周囲の様子を窺(うかが)ってばかりいました。
そんな過去の自分に言ってやりたい。
「急にカッコよく変われるわけでもなし。あせるな。
 遠足気分で近くの山でも登ってきたらどうだ。 
 丘でもいい。」
山道を歩き出した当座は、どれだけ登ったのかよくわかりません。
左右の足を交互に前に出すという単調な作業が続くだけ。
が、しばらく行ってふと視界が開けた時、
思いがけないほどの高みに達していることを知って驚きます。
そして、理解するのです。
大切なのは積み重ね。
ここに至るどの一歩も特別なものではなかった、と。
新たな気分で楽しく歩き出しましょう。
春は、美しい季節です。





毎日の生活
バレーの練習・トレーニング
学校PTAの役員

日々平凡であることに鬱々としたり
こんだけ頑張っているというのに、成果が見えない、という焦り、壁
新たな環境での緊張・・・

いいときもあれば、悪いときもある
それでも、一歩は一歩

適度な休息も有効であるし

少しぐらい、後ろ歩きしたって良いかもしれない

元気のあるときは、一期一会で頑張ってみよう

人生を山登りに例えてみたら
とても楽しくなってきた妻!なのでした。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
有栖川さん (さっかん)
2009-04-29 22:13:06
お久しぶりです。

有栖川さんの作品,好きでよく読んでいましたよ。
作品中にも有栖川有栖という作家がでてきますが,この人は大阪・天王寺の夕陽丘に住んでいます。
自分も夕陽丘で仕事していましたので,地名がでてくるとけっこう喜んだものです。
返信する
お久しぶりです。 (さっかん様)
2009-05-04 08:53:08
さっかんさんからコメントが来ると
なんかうれしいです。
(もちろん、どなたから来ても嬉しいものですが)

近頃、とんと小説を読まなくなったので
作家さんの名前にも疎いのですが
一度聞いたら忘れない名前ですね。

作家さんの文章
特にエッセイや、この手の投稿文では
感性や性格がにじみ出るというのか
好きな人のはすごく好きだし(読みやすいというのか)
そうでない人のは、脳に全く受け付けませんね。

そういう意味では
さっかんさんのブログもそうかも。
といいながら、最近小忙しくて訪問してなくて
すみません。
またお邪魔します。
返信する

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