京都大原紫葉工房便り

京都洛北・大原の里のしば漬屋から、毎日!情報発信。

忘れる前に書こうっと!

2008-01-14 00:00:40 | 妻!日記
今日の、テレビ「波乱万丈」(でしたっけ?)で・・・
西川きよしさんが出演しておられました。

特にファンというわけではないのですが。
ちょうど手が空いていたこともあって。
赤子と一緒に見ていました。

当然、話は横山やすしさんとのコンビの思い出話に・・・

やっぱり、やすしさんって、すごい破天荒な方だったんですね。
ムチャクチャなんやけど、憎めない・・・みたいな。
すごく魅力あふれる人だったそうです。

・・・・

そんな話を聞いていて。

ふと、思い出しました。

私は、横山やすしさんに会ったことがあったのです。
(というか、「見た」というべきですが。)

その当時は、「ふ~ん、やっさんか。」位の印象でしかなかったんですが。
今思えば、貴重ですよね。

いつのことかと言いますと。

ちょうど、20年前。
まだ、広島・加計に住んでいた頃。
(中学1年生)
ふとしたきっかけで、大阪に行くことになりました。

きっかけは、たわいもないことでした。

ゴールデンウイークだったと思いますが。
(時期が思い出せません。)
テレビで、博多ラーメンの屋台のことをやっていました。
父と見ていて・・・

「ああ、美味しそう。食べてみたいね~」
「博多は、新幹線で行けば、すぐじゃろうが。」
「い~な~、行ってみたいな~。」
(と、ダメもとで行ってみたら。)
「ほうか、じゃあ、行ってみようかの~。」
と鶴が一声!

なぜか、とんとん拍子で博多に行ける話が進み。
時刻表を見る・・・
「博多も、大阪も、おんなじくらいじゃのう。」
「大阪もい~な~。」
(と、ダメもとで言ってみたら・・・)
「ほうか、じゃあ、そうするか。」
と、鶴が一声!

大阪に行ける運びになりました。
いい加減なものです。
まあ、父も、単純な田舎生活ですから、たまには良いか、と思ったのかもしれません。

そんなわけで。
とんとん拍子に話が進み。
 
可部線・ディーゼル(分からない人は、ここから読んでね!)の加計・始発便に乗り。
出かけました。

ディーゼルで2時間、そこから新幹線で約2時間で
新大阪駅に到着です。

生まれてこの方、中国地方から出たことのなかった私!
初めての大都会に、どきどき胸が高鳴りました。

大阪のガイドブックなんて、まさにバイブルでしたからね。
「ディスコ」だの、「ライブハウス」だの・・・
「アメリカ村」だの、「ヨーロッパ村」だの」・・・
もう、あの活字を見るだけで、クラクラします。
田舎ものは・・・

どこに行ったのだろう。
確か、アメリカ村に行ったし。
お昼は、道頓堀の「食いだおれ人形」の食堂で食べたはずです。
鶴橋に行ったけど、意中の市場にたどり着けなくて、場末の喫茶店でクリームソーダを飲んだ・・・

どこをどう歩いたのか
心斎橋筋二丁目劇場の前を通りがかったら。
「ただいま、テレビ番組収録準備中です」みたいな看板があり。

「大阪はのう、時々こういうのがあって、見に行けるんじゃ。」
と、父がもっともらしく言い。
収録の劇場の見学をすることにしました。

中に入ると。
観客は、だいたい集まっていて。
前説の人が、「皆さん、元気に拍手おねがいしま~す。」とか説明していました。

いよいよ。
テレビ収録。

何かのクイズ番組でした。
テレビ番組ですから、今なら見てすぐ分かる芸能人が司会をしていたのでしょうが、あまり印象に残らず、覚えていません。

クイズ回答者の席がいくつか用意してあって。
そのうちの一人が、横山やすしさんで・・・
あとは、ハイヒールモモコさんが出てこられました。

初めて見た芸能人。
すごく感動しました。
そして、芸能人って、意外とちっこいのね、と思いました。
(そういうことって、ないですか?
 ブラウン管を通すから?)

田舎もんですから。
見ている、こちらのほうが緊張して・・・
脂汗かくんですよね・・・

だけど。
やすしさんは、テレビで見ているのと同じで。
(当然ですが。)
舞台の奥に居る時から・・・
「なんやねん!
 うるさいで~、なんやねん!
 あほか!」
みたいな悪態ずいていらっしゃって。
いつものやすしさんだから、大笑いしたことを覚えています。

今では。
どうやっても、会うことなんて不可能になった、やっさん。

そんな、やっさんの・・・
生の姿を見れたんですね。

当時は・・・
また、大阪に来たら、いつでも、テレビ収録見に来れるんだし。
(これは、大変な誤解。)
やっさん、見たかったら、花月に行ったら良いわけだし・・・
くらいに思って。
軽く受け止めてましたが。

すごいものを見れたんですね~。
(しかも、タダで!)



さて。

このときの、大阪散策では・・・
他に、秋野暢子さんも見ました。
難波の本屋で、出版記念のサイン会をされていて。
「生の芸能人と握手が出来る!」ですから、当然、父におねだり!
本を買ってもらって、サインと握手してもらいました。
(これは、ダイエットの本だったので、実生活にも役立ちました。)

夢のような一日でしたね。

この思い出がありますから。
大阪に行きますと。
今でも・・・なんだか、そわそわ良い気分になるんです。

今では、大阪も手中の範囲になりましたが。
当時は、夢のまた夢、でしたからね。