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2022『Touch~孤独から愛へ』秋ツアー その6

2022-10-27 00:44:09 | 全国巡回公演

10月17日(月)【岡山】落合中学校

10月20日(木)【香川】笠田高校

 

10月17日 落合中学校

この公演は、6月3日の湯原中学校と今月の27日の勝山中学校の公演と同じく、真庭市のスポーツ文化振興課主催で行われました。

落合中学校は、2019年に『ヘレン・ケラー~ひびき合うものたち』を上演しています。体育館の入り口に当時の色紙を飾っていてくれていました。

今回の『Touch』では、ヘレン・ケラーのときに、ヘレンの義兄ジェームス・ケラーを演じた蒲原智城が孤児の兄弟の兄トリートを、ヘレンの友達パーシィを演じた石岡和総がトリートの弟フィリップを演じます。

校内清掃の時間の合間に体育館の様子をのぞきに来てくれた生徒さんたち。

声をかけるとうれしそうに舞台に駆け寄り、急遽舞台見学が始まりました。

階段に登ったり、ソファーに座りフィリップの代わりに新聞にアンダーラインを引いてくれました。

その後、体育館の様子をのぞきに来てくれた先生も「せっかくの機会だから」と掃除に向かっている生徒さんを呼びこんで、一緒に見学していただきました。

本番か始まると、ぐっと集中しているようでした。笑い声がきこえたり、それぞれ舞台に反応を返してくれ、あたたかく三人を見てくれました。

カーテンコールでは生徒会長さんがあいさつで、「ハロルドとフィリップのやりとりにこころが温まりました。」と話してくれました。

終演後、参加を希望してくれた生徒さんが撤去作業のお手伝いに来てくれました。

舞台がなくなる前に皆さんで隅々まで見学し、作業を開始しました。

役者や劇団員とともに生徒さんが舞台の部材をつぎつぎと運んでくれたので、作業がどんどん進みました。

音響機材の梱包も手伝ってもらいました!

公演を記念し、ハロルド役の柳瀬太一から生徒会長さんへ色紙が手渡されました。

色紙をみながら、最後まで柳瀬と話す生徒さんたち。どんな話が交わされたんでしょうか。

多くの生徒さんが手伝ってくれました。ありがとうございました。

 

10月20日 笠田高校

こちらの学校も2019年に『ヘレン・ケラー』を上演しました。

会場の観音寺市民会館ハイスタッフホールへと続々と集まる生徒と保護者の皆さん。

皆さん、手指の消毒をして入場です。

担当の先生から「三年に一回実施している芸術鑑賞会、いつもは体育館で行っていますが今年は会館をかりて行います。いつもと違う空間でわくわくしている人もいると思いますが、せっかくの観劇の機会なのでリラックスして楽しんでください。」とあいさつをいただき、開演です。

さまざまなところに注目してくれているようで、休憩中には興奮ぎみに「うしろの何?信号?切り替わるだけで雰囲気がすごく変わった。」と舞台セットについて先生と話している生徒さんもいました。

終演後、当日の呼びかけで多くの生徒さんが舞台見学に来てくれました。みんな、間近で見る舞台セットに関心を寄せてくれていました。

見学が始まってすぐに楽屋まで役者に話に来てくれた生徒さんもいました。「最前列で食い入るように見てくれていた。」と、トリート役の蒲原が話していました。血のりのついたシャツなど衣装をみながら、楽しそうにハロルド役の柳瀬と話していました。

休憩中にセットに興味をもってくれた生徒さんも来てくれ、セットだけではなく小道具にも役者にも興味津々。

最後には皆さんそろって記念撮影。

撤去作業や舞台見学の中で皆さんと交流し、本当に食い入るように、また隅々まで見てくれていることをあらためて感じました。徐々に涼しい日が多くなってきますが、観劇してくれた皆さんのまなざしに熱をもらいながら、『Touch』秋ツアーどんどんと進んでいきます。

文:上田舞子(スタッフ)



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