風のBLOG

東京演劇集団風の時事通信!
公演情報や稽古場速報、全国巡回公演の情報など
日々の出来事を速報!!

『Touch〜孤独から愛へ』2021年秋全国ツアー 第7週目

2021-11-14 20:01:49 | 全国巡回公演

Touch〜孤独から愛へ」秋ツアーも後半戦。新潟から岐阜、福岡へと移動の大きい週になりました。

11月1日(月)(新潟県)巻総合高校
11月2日(火)(岐阜県)飛騨神岡高校
11月4日(木)(福岡県)沖学園高校・隆徳館中学高校

11月1日(火)
巻総合高校
1日2回公演のため前日の仕込み作業となりました。とても広い校内の体育館にトラックをつけると、演劇部の生徒さん達が日曜日にもかかわらず、搬入の手伝いをしようと待っていてくれました。
地区大会を終えたばかりとの事。楽しそうに搬入の手伝いをしてくれました。仕込みを順調に終えて明日の本番に備え、その日は学校をあとにしました。

 

 

11月1日当日、1回目は3年と1年の半分、2回目は2年と1年の半分という振り分けでの観劇となりました。どちらも放送部の生徒さんの進行でのスタートとなりました。カーテンコールでは、演劇部の生徒さんからのお礼の言葉があり、感動を私達に伝えてくれました。

 

舞台の撤去作業には、有志のお手伝いの生徒さんが多数が集まり、和気あいあいと劇団員と交流しながらの作業となりました。おかげで驚くほどのスピードで撤去を終えることができました。温かく劇団を迎えてくださった学校の皆さま本当にありがとうございました。



11月2日(火)
飛騨神岡高校
紅葉が彩り始めた飛騨神岡の地に「Touch」旅班は、やって来ました。

飛騨神岡高校での公演は、今回で5回目となります。学校に着くと、校内の廊下に大きなポスターを発見。学校全体でこの公演を盛り上げようとする気持ちが伝わって来ました。

 

少し冷え込んできた体育館ではありますが、換気には注意を払いつつ公演は始まりました。

多感な高校生達に、この芝居がどのように彼らの身体に入っていくのか、それを劇場に変わった体育館で感じられる事が私達の楽しみなのです。

お礼の言葉をいただいた生徒さんは、役者の一人ひとりの気持ちにまで入り込んで感想を述べてくれました。どうもありがとう。

公演が終わり、先生の呼び掛けで舞台撤去のお手伝いをお願いすると、100人以上の生徒さんが駆けつけくれました。

楽しく撤去作業は進み、通常よりも早い時間で舞台装置をトラックに納めることができました。難しい時期に公演を実現してくださった皆さま、本当にありがとうございました。

 

 



11月4日(木)
沖学園高校・隆徳館中学高校
11月3日、翌日の本番のための仕込みで昼過ぎに学校に到着。二階の体育館なのですが、野球部・バレー部・バスケ部の応援があり搬入作業は、非常にスムーズに行うことができました。順調に仕込み作業も済み、明日を楽しみに学校を退去しました。

11月4日、本番当日、沖学園と隆徳館の二つの制服を着た生徒さん達が午前と午後の部に学年ごとに分かれて、劇場となった自分たちの体育館での観劇となりました。

 

昨年度に予定されていましたが延期になり今年実現する事が出来たのは、学校の皆さまにご尽力いただいたおかげだと思います。この芝居を見た生徒さん達へ舞台の感動と共に、先生方の想いが響くことを願いつつ公演がスタートしました。

舞台の撤去作業では、搬入の時よりもさらに大きくの生徒さんのお手伝いがあり本当に助かりました。参加してくれた部活動の皆さまどうもありがとう。重ねて先生方、関係者の方々、本当にありがとうございました。

 


文:舞台監督    佐田剛久