風のBLOG

東京演劇集団風の時事通信!
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Touch~孤独から愛へ 2012秋 九州ツアー 第12週目

2012-12-15 13:51:54 | 全国巡回公演
12月10日 久留米筑水高校(福岡県)
  11日 北陵高校(佐賀県)
  12日 三池工業高校(福岡県)
  13日 頴娃高校(鹿児島県)
  14日 敬愛中学・高校(福岡県)



久留米筑水高校

今週のスタートは久留米の筑水高校からスタートしました!
トップの画像はカーテンコールの際に体育館の最後列から撮影したものですが、生徒たちは最初から最後まで笑いながら、驚きながら目の前の舞台にのめり込む様に鑑賞してくれました。

片付けの際には文化委員の生徒たちが手伝って下さいましたが、あとからあとから部活動の子達が駆けつけてくれたり、生徒も先生方も劇団員もワイワイと盛り上がりながら交流ができました!


↑上の写真は生徒会や文化委員の皆さんとの一枚。もっともっと沢山の生徒たちが手伝ってくれていたのですが、ちょっと撮るタイミングが遅れてしまいました。


北陵高校

佐賀県の北陵高校では学校としても初めての演劇鑑賞だったそうです。

朝、私たちが学校に着くと早速沢山の生徒たち、先生方が迎えてくれました。「これから何が起こるのか」…そんな皆さんの期待が伝わってきました。
『Touch』を子どもたちに見せたいという想いのもとで新たに企画をして頂き、担当の先生方にとっても大変なことがあったかと思いますが、生徒たちは公演を存分に楽しみ、体育館は大盛り上がりとなっていました。


↑公演中の盛り上がりはそのまま片付けの時間も続いていました。


↑最後に朝も公演後も手伝ってくれた皆さんと記念の一枚。今年の盛り上がりをきっかけに、是非また彼らに再会したいものです。


三池工業高校


↑三池工業高校は会館での公演でしたが、珍しい写真を一枚。

上の写真は開場前に行われている打ち合わせ風景、彼らはカーテンコールの際に生徒代表としてステージに登り花束を渡してくれます。舞台監督の佐田と進行の流れの確認などを行っています。


↑カーテンコールの様子。

本番のカーテンコールでは上演後の興奮に包まれるなかで彼らは見事大役を果たしてくれました。ありがとう!


頴娃高校

薩摩半島南部にある頴娃高校は今年のツアーの中で最も南にある学校です。
実はこの学校で風の上演は七回目となります。多くの先輩たちが観た風の舞台を今の頴娃高校生たちにも届けることができました。


↑上演後に急遽、「舞台を観たい」と訪ねてくれた男の子たち。フィリップ役の佐藤が彼らを案内しています。


↑ロビーではハロルドを演じた柳瀬との座談会も普段なかなか観ることのない舞台を体験した興奮が彼らから伝わってきます。

そしてこの日は九州の南から一気に北へと移動しました。


敬愛中学・高校

北九州の門司にある敬愛高校では、三年前にも『肝っ玉おっ母とその子供たち』を上演しましたが舞台となる会場は学校に隣接するお寺の講堂です。


↑私たちが朝着いた時の講堂内の風景。お仏壇の前のフロアにはいつもは椅子が並べられています。


↑床にはカーペットが敷かれ、どんどん機材が搬入されていきます。


↑そして全ての用意が整った開場前。一枚目の写真とは全く違う『Touch』のステージに変わりました。

この講堂は学校行事でもよく使うそうですが、様変わりした光景から入場した子供たちは次々に歓声をあげていました。

もちろん上演中も子供たちの興奮は続き、カーテンコールでは鳴りやまない拍手を送ってくれました!


↑片付けを手伝ってくれた生徒たちに記念の色紙をプレゼント。この時には僕らの舞台の痕跡は残っていませんが、きっと彼らの思い出の中に強く残ってくれたと思います。



さて、九月下旬から始まった『Touch』九州ツアーですが、本当に早いもので今年のツアーとして来週が最後の週となります。

毎週このブログの更新を楽しみにしている皆さんには、最後まで私たち『Touch』班と子どもたちとの出会いを楽しみながら見守って頂けたら幸いです。では、また!


佐野 準