風のBLOG

東京演劇集団風の時事通信!
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Touch~孤独から愛へ レパートリーシアターKAZE凱旋公演

2012-12-08 11:48:39 | トピックス
 今年から演出・翻訳・キャスティングを新たにし現在も九州巡演中の『Touch』の凱旋公演を行います。
このブログやホームページの掲示板等をご覧いただいて楽しみにされている方も沢山いらっしゃるかと思いますが、年の始めに年間パンフレットで発表した日程から変更もありますので以下の詳細をご確認下さい。

レパートリーシアターKAZEの今年の芝居納めとなる三日間、皆さんの御来場を心よりお待ちしております。

東京演劇集団 風 レパートリーシアターKAZE凱旋公演
『Touch~孤独から愛へ』


作:ライル・ケスラー 演出:西垣耕造 翻訳:小田島恒志

出演:柳瀬太一/佐野準/佐藤勇太

日時:12月24日(月・祝)~26日(水) 平日7時/祝日2時開演

会場:レパートリーシアターKAZE

入場料:当日4000円 前売3800円 学生3300円[全席自由]



「Touch」(原題「ORPHANS(孤児たち)」)は、1985年にシカゴで上演され、オフブロードウェイで絶賛を浴び、1987年には映画化もされた作品。
 作者ライル・ケスラーは、ニューヨーク、ロスアンゼスを中心に、演劇の持つ創造性を使って、リスクを負っている子どもたち、精神治療を必要とする患者、ホームレスの人たちとのワークショップを30年以上に渡って行い、閉ざされた心を開いていく活動を実践しています。この作品も、そこでの経験を通じて描かれたものです。

 北フィラデルフィアのアパートの一室。アレルギーの発作でほとんど外に出られない弟フィリップと、不良の兄トリート、2人の孤児の兄弟が暮らしている。ある日、2人の前に現れた謎の紳士ハロルド。ハロルドは彼らを「デット・エンド・キッド(行き止まりの子どもたち)」と呼び、「元気づけてあげよう」と手を差し伸べる。次第に心を開いていくフィリップ、それとは対照的に触れ合いを拒絶するトリート。
 「孤児」である3人の出会いが、孤独を抱えながらも、真剣に相手と向き合うことで、新たな一歩を発見していく。

 東京演劇集団風は1991年に原題「孤児たち」でこの作品を初演しました。翌年1992年からは全国巡演公演を開始し、「Touch-触れること」に焦点をあて、『Touch~孤独から愛へ』とタイトルを変更し、今なお日本全国で巡演を行っています。


※レパートリーシアターKAZE の公演チケットは、電話予約(03-3363-3261) の他、FAX(03-3363-3265)、E-mail (info@kaze-net.org)、ホームページからのお申し込みを受付けています。