風のBLOG

東京演劇集団風の時事通信!
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Touch~孤独から愛へ 2012秋 九州ツアー 第4週目

2012-10-22 00:56:09 | 全国巡回公演


今週の『Touch~孤独から愛へ』は

長崎女子高校
諫早高校・諫早高校附属中学校
門司学園中学・高校
佐世保西高校
唐津工業高校

での公演でした。

新生『Touch~孤独から愛へ』が九州に上陸して以来4週間が経ち、高等学校・中学校を合わせ21校、17ステージの公演を行いました。
今週は、風の出会った生徒、そして先生方との写真を中心に載せたいと思います。

長崎女子高校




昨年の『ハムレット』に続き2年連続の風の公演でした。
開演して間もなく、『ハムレット』で出演していた俳優の全く違う演技に、驚きの声が上がっていました。

諫早高校・諫早高校附属中学校


諫早高校・諫早高校附属中学校は今回、初めての風の公演でした。



司会進行をしていた生徒との記念撮影です。
全校生徒を合わせて1000人を超える客席に一人向かい、凛々しい姿で舞台に立っていました。

門司学園中学・高校


公演後、演劇部のバックステージツアーが行われ、スタッフから舞台装置の裏側や本番では決して観ることの出来ない、俳優を支えるスタッフ動きを真剣に聞いていました。



上の写真はただの記念撮影ではなく、三年生の卒業アルバムの1ページを飾る集合写真を撮っている瞬間です。

佐世保西高校


挨拶が終わった生徒が「何か手伝わせてください!」と声を上げ、片付けを手伝ってくれました。
この姿に担当の先生が驚いていましたが、嬉しさを隠しながらも見守っていました。

唐津工業高校


なんと唐津工業高校も昨年の『ハムレット』に続き、2年連続の出会いでした。


図書委員の生徒、そして有志の生徒が片付けを手伝ってくれましたが、昨年に続き今年も参加してくれる生徒が沢山いました。

一年間を通して風は全国各地を駆けめぐりますが、学校に於いては一年間で一日しかない“芸術鑑賞行事”。
初めて出会う学校や3年間の高校生活で再会することの出来た生徒。
Touchという言葉は“触れる”という意味の他に沢山の意味を持った言葉です。その中には、船・乗組員が〉〈場所に〉立ち寄る, 寄港する.という意味も含まれます。

出会いがあれば別れもあります。しかし、それで終わりということは決してないと思います。むしろそこから始まる新たな場。それは再会することの出来る場になっています。

東京の劇場から出発したTouchの旅は、一日しかない出会いの場へ向けて走り続けます。


白石圭司