片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

ドコモが近々発売するというPDA(HTC Hermes)を見た

2006年06月21日 | Biz/Browser
今日、今年1月にNTTドコモが発表したWindows Mobile 5.0を搭載した、台湾HTC社製のHermesを見た。
NTTドコモの発表資料はこれ↓
Windows Mobile OS端末の導入について
Biz/Browserは、簡単に載るはずだが、ユーザが利用して万一問題があったときのことを考えると、アクシスソフトとメーカのエンジニア同士が共同で問題解決に当たれる体制が前提だろう。

栗田さんが社長表彰に輝きました!

2006年06月21日 | Biz/Browser
私のブログの名コメンテーターである栗田さんが、Biz/Browserを採用した
見積積算システムで社長賞に輝きました。栗田さんの会社は、日本でも
有数のインフラ系企業のシステムインテグレータで、世間も一目置く会社です。
親会社の見積積算システムを、 なんと、コンペに勝って受注し、しかも
ユーザが満足するレベルのシステムに仕上げたのです。
社内では、重点監視プロジェクトと位置付けられ、常に注目されたプロジェクトであったが、見事に成功させました。
諸手を挙げて万歳です。
近いうち祝杯を挙げる予定です。
栗田さん、おめでとうございます!

Biz/Browserセミナーが開催されます!

2006年06月20日 | Biz/Browser
待望のBiz/Browser Solution Forum が開催されます!
7月27日(木)六本木アカデミーヒルズにて。Biz/Browserのすべてがわかりそうです。
基調講演には、究極のアナログプレーヤーの製作者、寺垣武さんにお願いしました。寺垣さんは、「人の幸せに向かわない技術は存在価値がない」と常々おっしゃいます。アクシスソフトの開発者達もまったく同じ考えです。
基調講演では、寺垣さん手作りの、伝説のプレーヤーΣ5000とやはり手作りの波動スピーカーを会場に設置し、講演と演奏を楽しんでいただきます。Biz/Browserとは直接関係ありませんが、物づくりの魂を知っていただきたく思います。
多分満席になります、早めのエントリーをお勧めします。
また、このブログを見てエントリーされた方にお願いします。エントリーされた旨私にご一報いただければ幸いです。当日私も聴衆の一人として一日会場にいるつもりです。ご挨拶させていただければと存じます。メールアドレスは katakait@jcom.home.ne.jp です。よろしくどうぞ。

ゴーヤの生育状況

2006年06月20日 | 日曜百姓
中島さんに分けてもらったゴーヤの苗だが、なかなか大きくならない。4本あるが、一番成長したので80cmくらい(写真)。今年は寒い日も多く、沖縄からはるばる埼玉まで来た苗なので、びっくりしているのか。
中島家も今年は三分の一が枯れてしまったといってたが、その後どうなっているだろうか。

僕の前に道はない。僕の後ろに道はできる。

2006年06月19日 | 私の正論

何を偉そうにと呆れられそうだが、これは高村光太郎の道程の出だし。

私がコンピュータの仕事を始めた頃のオフィスを思い出した。まだ電卓はなくソロバン。コピーはジアゾ式(薄い紙に鉛筆で書いて、印画紙と重ねて複写する方式)。電話はあるがFAXはない。

そんな会社に電子計算機を導入するということになった。まずやったことは、現在の業務フローを書くこと。個別受注生産の電機メーカだったので、引き合いから見積、設計、生産計画、資材調達、製造、検査、出荷、納品、検収、請求、売掛、入金といった流れを、すべて流れ図として記述する。当時産業能率大学が考案した能率定規というのがあり、それで書いた。流れ図は10数メートルにもなった。四角の部屋にぐるっと張り巡らした。それを見ながら、どこをコンピュータ化するか、それぞれの部門の出身者と相談しながら決めていく。

部門間のオフィシャルな情報伝達は、伝票だ。8枚にも上る複写伝票が、部門を通過するごとに押印され1枚控えを残して次の部門に渡される。当時はバッチ処理なので、この流れから発生するデータをコンピュータに把握集計させ、ソロバン作業の撤廃、事務合理化、経営の可視化を目指した。この時代、コンピュータをどう使うかは、会社全体の最大の関心事だった。決して情報システム部門に任せるといったことではなかった。(というよりコンピュータの専門家はまだ世の中にほとんどいなかった)

今インフラはさまざまに整ってきた。これを利用して、改めて、業務の現場による現場のためのコンピュータ活用を考えてみたい。私達の前に道はないと、改めて思う。


Biz/Designer開発者のコンサートバンドの演奏会があった

2006年06月17日 | Biz/Browser
Biz/Designerの開発者はクラリネット吹き。彼の所属しているバンドの演奏会が今日の午後新宿であった。曲目は、グリーンスリーブス、ディスコ・キッド、いい日旅立ち、メモリーズ・オブ・ユー。実にうまい!
仕事と音楽の両方を極めている人だ。うらやましい限り。
彼は、5月の連休に蓼科の「小田山荘」に来てくれた人。5月3日のブログにそのときの写真が載っている。

Biz/DesignerでEUD(エンドユーザデザイン)ができるね!

2006年06月17日 | Biz/Browser

森岡さんと飲んだ。森岡さんは日経ビジネススクールの講師。なんとCIO養成講座の先生だ。なぜ夕べ飲んだかというと、先日BPIA(ビジネスプロセス革新協議会)でSOX法のセミナーがあり、それに参加したところ森岡さんが講師の一人だった。15年ぶりの再会だった。


過去には、結構会っていたのだが、じっくり話をしたことは一度もなかった。だから今回ちゃんと話をしてみたかった。いつものことながら至福の時間を過ごした。


私からBiz/Browserの説明をして、Biz/Designerのデモをしたところ彼が叫んだ。「これはEUD(エンドユーザデザイン)の道具だ!」と。昔パソコンの普及が始まった頃、EUC(エンドユーザコンピューティング)という言葉がはやったが、その先の考え方だ。


森岡氏は言う。ユーザが自らワークフォロー(画面遷移図)を書き、さらに、それぞれの画面や帳票の項目のデザインまで担当する。その後の細かい処理はプログラマーが書けばいい。そうすればシステム開発は非常にスムーズに行く。Biz/Designerを使えばそれができるではないか!と。


SEが短期間に業務を理解してシステム設計するより、ユーザ自身がマンマシンインターフェイスを設計したほうが、よほど早く良いものができる。


だれか、新しいプロジェクトで試してみてくれませんか?


自治体でのBiz/Browserの採用(Web化)

2006年06月16日 | Biz/Browser
自治体のWeb化はどこまで進んでいるのだろうか?
ちょっと興味があって調べた。といってもBiz/Browserのアプリケーションとして採用されたケースがどれほどあるかということだが。すると、5から10くらいの自治体での業務システムでの採用はあるようだ。地域的にも全国まんべんなくということらしい。
ほっとした。というのも、自治体というとシンクライアントでなければダメ、といった言葉先行の呪縛があるのではないかと恐れていたからだ。
シンクライアントの意味は、クライアントにデータを持たない、ということと解釈するのが正しいが、その意味ではBiz/Browserも、データはサーバに持たせ、細かい処理をクライアントPCでやらせるので、問題ない。きっと採用してくれた自治体でもそう考えたのだろう。だとしたら正しい判断だ。

作るは一時使うは一生

2006年06月15日 | Biz/Browser
数万人の社員のいる会社が、ERPパッケージのデータ入力の効率の悪さに閉口している。頻繁に使う入力画面をBiz/Browserで作られたらいかがですか、というのが我々の提案。
それに対して、サーバ側の作りこみが入るので、それが大変だとの意見。
多少大変でも、作りさえすれば、数万人の社員の毎日の入力効率が上がり、ビジネスの生産性が上がる。一時的な投資で、毎日数百万円の効果かもしれない。何を一番大事と考えるかで、判断は180度異なってしまう。

メーカーには責任が無い?

2006年06月15日 | Biz/Browser
シンドラー社のエレベータ事故で、保守会社が下請けに丸投げし、結果として、修理経験のない下請けは、何もしていなかったことがわかった。その結果、メーカの責任ではないとシンドラー社は開き直っている。
メーカには責任が無い?冗談ではない。キチンと保守がなされているか、点検する義務がメーカにはあると思わないのか?作りっぱなし、売りっぱなしで済まそうとするなら、メーカとしての資格がないといわざるを得ない。
わがBiz/Browserもそうだ。Biz/Browserの特徴を生かせず、やっつけ仕事をした結果、従来のHTMLベースのシステムのようなパフォーマンスしか出ないシステムになってしまった場合、ユーザのために、メーカとして、そのシステムを作った会社に抗議し、システムを直させる努力を惜しんではならない。
シンドラー社の発言は、他山の石として肝に銘じたい。

4人の会

2006年06月15日 | 私の正論

今日は大手マスコミの熱血漢と飲んだ。その方とは、半年に一回くらい4人で飲んでいる。場所は、池袋、麻布、神田、浅草、そして今回は赤坂見附。4人のメンバーとは、彼と、女性税理士、女性観光ガイド、そして私。なぜこういう組み合わせか、簡単には説明しようもない4人だが、とにかく今はこういった立場で働いている4人だ。


大きな組織に属する人間は、ともすると、その中だけで生活してしまうが、極力組織以外の人と付き合わないといけないと思う。社会が見えなくなる。彼は自分でわかっているかどうか知らないが、こういう付き合いを大事にする。


今宵も楽しいひと時だった、もう30年くらいのお付き合いだが、出会いを心から感謝する。
次回は8月のお盆明け、私が幹事の番だ。

経済大国ニッポン

2006年06月14日 | 私の正論
岩城宏之さんの死亡のニュースが出るかと思って、昨夜、今朝とテレビのニュースを注意していたが、まったくなし。福井日銀総裁の村上ファンド事件ばかり。
福井総裁もクラシック音楽をこよなく愛される方。今年に入って二度、小さな音楽界場でお見受けした。
日本のマスコミは経済しか興味がないのか、我々が経済だけに興味があるからか、わからないが、猫も杓子も経済!経済!経済!あまりにも経済ニュースが多すぎる。テレビが、岩城宏之さんの追悼番組をすぐ組むくらいの社会にならないと、いけないなあ、と思った。
岩城宏之さんは、あだ名が「初演魔」とのこと。初演した曲は2000以上とか。音楽界の伝道師、エバンジェリストだった。

合掌

石の上にも三年なんて短かすぎる

2006年06月13日 | Biz/Browser
三年で成就するビジネスなど信用しない。10年やってようやく浸透するビジネスは長続きする。少なくとも10年前と同じ事を言っていても通用するなら、それは本質を突いているからだ。
Biz/Browserは構想から10年経った。色あせるどころか、ようやく世の中がついてきたという印象だ。人の幸せに向かう技術だから本気でお勧めできる。
今日もインフラ会社のCIOと保険会社のCIOに口角泡を飛ばして持論をぶってしまった。お一人は今度飲みましょうといってくれた。もう一人も真剣に聞いてくれた。ゆるぎない信念を持って行動することで重い扉が開く。

今日、指揮者の岩城宏之さんが演奏中に亡くなったと友人からメールが入った。ベートーベンを振っている最中とか、、、。

共同作業に電子メールは向かない

2006年06月13日 | 私の正論

1980年代、なかなか電子メールが普及しなかったとき、こういって利用を促した。通信手段には、直接会って話す、電話、手紙(FAX)の3種類がある。人は意識せずにそれを使い分けている。それぞれ特徴があるからだ。ならばそこに電子メールという通信手段をもうひとつ追加したら、もっと仕事がしやすくなるのでは、という論法だ。

しかし、ここまで電子メールが普及してくると、ちょっと待てよということになる。たとえばシステム開発の現場では、電子メールより電子掲示板のほうがよいという結果が出ている。顧客も、元請会社も、外注先も、常にその掲示板を見ながら仕事をする。すると、メールよりも便利なことが分かる。

アクシスソフトが開発ポータルを作って、ソリューション事業部ではそれを全員が使っている。日経SYSYTEMSの記者が書いたニュースがある。ご参考まで。

 


11日は楽迎会の本番だった

2006年06月12日 | 感動したこと
今日は楽迎会の本番。
なんていったらいいのだろう。南さんが献身的に主宰されている音楽集団「MYアンサンブル」の演奏会。プロと素人が協演する演奏会。演奏者は11名聴衆は39名。つまり50名定員の音楽会。とても感動した、楽しかった。音楽というのは字のごとく、音を楽しむということを実感した。
南さんのフルート、余越さんのピアノ、横山さんのヴァイオリン、本山さんのビオラ、八巻さんのチェロ、大須賀さんのマリンバ、知久さんの三線(さんしん)、前田さんの抒情歌、東さんのカンツォーネ、渡辺さんのピアノ伴奏。私も、つたないチェロで、「鳥の歌」で参加。
プロもアマもみんな音楽を楽しんでいた。その後参加者全員で立食パーティー。わいわいがやがや。こうやってプロに方たちに接し、人柄を知り、ファンになり、
次にはプロの演奏会を聞きに行こう。身近なプロの演奏会に。
このような南さんの活動は、ともすると距離を置きがちな世界を、日常のものにしてくれる。実に素晴らしい。
来年も参加させていただけるなら光栄です。