片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

スーパー秘書・優子物語 第七話

2006年06月02日 | スーパー秘書・優子物語
スーパー秘書・優子は、名前が変わっていた。SuperVIPとなっていた。さらにキャラクターベースのMS-DOSのCUIの画面から、VB言語による、C/S(クライアント/サーバ)システムになっていた。田舎娘が洗練された都会娘になった感じだ。そして日産やHPなどに10セットほど売れていた。しかしC/Sではインストールやその後のメンテナンスが大変。
そこでHTMLでWeb化することとした。1999年のことだ。HTMLを利用したので、操作性やレスポンスを出すには苦労した。その時活躍したのが、元アスキーで、ワープロソフトの「筆王」をデザインしていた代田氏。彼の操作性にかけるこだわりは尋常ではない。多分こういう操作をするとこうなるだろう、ということが、そままま実現されているので、マニュアルなど不要。素晴らしいグループウェアに成長した。以来、現在に至るまで、アクシスソフト全員で利用している。

修理は宝の山、工夫の宝庫

2006年06月02日 | 私の正論
今日オリンパスに行った。IT戦略情報室のI次長に会った。SAP社のCRMを導入し、大成功を収めた方だ。半年前に会ったときは課長だった。プロジェクトが成功して評価されたのだろう。
I次長は言う。お客様からの修理要請は宝の山だ。以前は後ろ向きの非生産的な仕事だった。でも今は違う。皆で情報を共有し、製造工程への提案に発展することもある。お客様のために全部門、全員が生き生きと働く。これが情報共有というものか。
人ごとながら、とてもうれしかった。
そいうえば、昔アスキー社のユーザサポートをしたとき、サポートデータをデータベースに蓄積した。蓄積データ自体が次のサポートの参考になるが、その情報を、瞬間的に、バグ、クレーム、提案の3種類に分類して入力し、月一回製品別に印刷してアスキーに報告した。その結果製品が改良された。顧客からの情報は宝の山だ。

Sales doubling contract Ltd.

2006年06月02日 | 私の正論
売上倍増請負株式会社を設立することにした。
ITを駆使して、必ず売上を倍以上にすることを請け負う会社だ。その代わりどう頑張っても倍増できそうもない仕事は断る。客を選ぶのだ。そして約束どおり売上が倍以上になった場合は、成功報酬として請負金額と同額のボーナスをいただく。そのボーナスは全額プロジェクトメンバーに還元する。
これはジョークですが、こんな会社をつくり、成功したら、日本のIT産業も一気に魅力的になるだろうなあ。
今日、ある方と飲んでいて、そんな夢が広がった。