片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

石の上にも三年なんて短かすぎる

2006年06月13日 | Biz/Browser
三年で成就するビジネスなど信用しない。10年やってようやく浸透するビジネスは長続きする。少なくとも10年前と同じ事を言っていても通用するなら、それは本質を突いているからだ。
Biz/Browserは構想から10年経った。色あせるどころか、ようやく世の中がついてきたという印象だ。人の幸せに向かう技術だから本気でお勧めできる。
今日もインフラ会社のCIOと保険会社のCIOに口角泡を飛ばして持論をぶってしまった。お一人は今度飲みましょうといってくれた。もう一人も真剣に聞いてくれた。ゆるぎない信念を持って行動することで重い扉が開く。

今日、指揮者の岩城宏之さんが演奏中に亡くなったと友人からメールが入った。ベートーベンを振っている最中とか、、、。

共同作業に電子メールは向かない

2006年06月13日 | 私の正論

1980年代、なかなか電子メールが普及しなかったとき、こういって利用を促した。通信手段には、直接会って話す、電話、手紙(FAX)の3種類がある。人は意識せずにそれを使い分けている。それぞれ特徴があるからだ。ならばそこに電子メールという通信手段をもうひとつ追加したら、もっと仕事がしやすくなるのでは、という論法だ。

しかし、ここまで電子メールが普及してくると、ちょっと待てよということになる。たとえばシステム開発の現場では、電子メールより電子掲示板のほうがよいという結果が出ている。顧客も、元請会社も、外注先も、常にその掲示板を見ながら仕事をする。すると、メールよりも便利なことが分かる。

アクシスソフトが開発ポータルを作って、ソリューション事業部ではそれを全員が使っている。日経SYSYTEMSの記者が書いたニュースがある。ご参考まで。