片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

経済大国ニッポン

2006年06月14日 | 私の正論
岩城宏之さんの死亡のニュースが出るかと思って、昨夜、今朝とテレビのニュースを注意していたが、まったくなし。福井日銀総裁の村上ファンド事件ばかり。
福井総裁もクラシック音楽をこよなく愛される方。今年に入って二度、小さな音楽界場でお見受けした。
日本のマスコミは経済しか興味がないのか、我々が経済だけに興味があるからか、わからないが、猫も杓子も経済!経済!経済!あまりにも経済ニュースが多すぎる。テレビが、岩城宏之さんの追悼番組をすぐ組むくらいの社会にならないと、いけないなあ、と思った。
岩城宏之さんは、あだ名が「初演魔」とのこと。初演した曲は2000以上とか。音楽界の伝道師、エバンジェリストだった。

合掌


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3 コメント

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Unknown (つづき)
2006-06-14 22:29:57
5月26日に武満徹の作品のリハーサル中に力尽きたそうです。胃・肺・喉頭癌の手術を受けること30回、、それでも昨年末から今年にかけての大晦日のベートーベンの交響曲全曲演奏会(10時間)も矍鑠と指揮していました。その時「死ぬまでこれ(ベートーベン全曲演奏会)をやることにしました。」と自らステージ上で語って満場の拍手喝さいを浴びていました。。本人曰く”死に場所ができた”、また人類の叡智と平和を切望したベートーベンのために死ぬなら”しかたがない”とも語っていました。

今年の年明けに最後の第九が終わって、オーケストラ・合唱団、そして客席総立ちの中、指揮台で手を大きく横に広げて客席に「やったぞ!」とニコニコ顔で笑っている岩城さんは圧巻でした。
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あの笑顔が忘れられません (片貝孝夫)
2006-06-15 01:25:07
音楽ってなんでしょうか。ドは442ヘルツ、そのオクターブ上は884ヘルツ。あとはリズムと強弱。その組み合わせが人に感動や生きる力を与えるのですね。音楽家はみんな人のためになにができるかを考えています。岩城さんは、まさにそういう人でした。



私達はどうでしょうか。

微力ながら後を継ぎたいとは思いますが。

コンピュータの仕事を通じて。
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福井総裁の傲慢さ (片貝孝夫)
2006-06-16 07:50:37
福井総裁は音楽を愛する方と本文に書いたが、あの優しい顔が、かえって傲慢さを隠しているようで、なんだかがっかりした。
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