片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

NHKスペシャル 天空の棚田に生きるを見て子供時代を思い出した

2012年02月05日 | 子供時代の思い出
NHKスペシャル 天空の棚田に生きる。

標高差500mの間に無数の棚田がある。
棚田は、上の田から下の田へ水が受け継がれる。だから村人全員協力するしか生きる道はない。その昔チベットから来たハニ族がここに棚田を開いた。
天然の仕組みで水は枯れることなく永遠に稲を作り続けることができる。
去年も今年も来年も10年後も同じことの繰り返した。
お米を作って子供たちに食べさせることができる。これが何よりも喜びだと語る女性。
都会の人はここにに来て美しいと絶句するが、我々には生活だと語る老人。

牛に鍬を引かせて田を耕す光景は、私の子供時代と同じだ。
こんな風景だった。

テレビを見ながら、あまりの懐かしさに呆然としてしまいます。
食べ物を作って子供に食べさせることができる。これを幸せと言わずに何が幸せかと心の中では思ってます。それを実際にやって堂々と生きているハニ族の人々。本当に感動しました。

こちらにハニ族の棚田のブログ記事がありました。


将来担当する人達のために負の遺産を残さないという気持ち

2012年02月05日 | 感動したこと
既存のホストコンピュータによる情報システムを、UNIXベースのオープンなシステムにコンバージョンした情報システム責任者の話。
将来このシステムを引き継ぎメンテナンスをしていく人たちに、課題を引き継がないように、やるべきことをやっておこうというのが、マイグレーションの、経営サイドではなく我々の、大きな目的の一つでもありました。それは100%達成できました。

こんな真摯で感動できる話があるだろうか。
見えないところをきれいにしておく。


業務マニュアルは企業理念を表す

2012年02月05日 | 感動したこと
勝畑氏は、キャタピラー三菱(現キャタピラー社)の業務マニュアルを見て仰天したという。
マニュアルが企業理念を表していたからだ。

この話を私に教えてくれたのは、元ダイヤモンド社社長の岩佐さん。金曜日に食事をしながら、私が、コンピュータで会社の業務をシステム化しても、マニュアルが悪くて使い方が分からず、有効に使われていないシステムが結構多いんですよ、実はこんどある会社から、操作マニュアルではなく業務マニュアルを作れる人がいないかと言われているんですと語ったところ、そういえばといって教えてくれたのが勝畑さんの話。

勝畑氏は株式会社 ディー・オー・エム・フロンティアの社長だ。
勝畑氏が言うには、キャタピラー三菱の業務マニュアルを見て、そこに企業理念がにじみ出ているのを感じて仰天し、米国のマニュアルの作り方を学んだという。
早速仲間を連れてお話を伺いに行くつもりだ!