以前私がBiz/Browserを熱心に勧めたことのある、ユーザ企業の情報システム部門の方にお会いした。
その方がいうには、今日委託しているシステム屋さんから電話があり、所期の画面応答性能が出せないとのこと。
Biz/Browserにしておけばよかったのかなあ、という。
しかしこんな大事なことを電話で言ってくるなんて、ひどい話だ。
私は後悔した。
なぜあのときもっと突っ込んで質問し、テストプログラムで検証することを提案しなかったのか。
こんな結果になるなら、テストプログラムを作った段階でBiz/Browserの優位性は判明したと思う。
エンドユーザは、1分以内に一件の処理が終わることを期待している。
現在は1分20秒。
しかし、今構築しているシステムでは2分かかってしまうという。
これでは、人員削減どころが増員しなければならなくなろ。
このご時世そんなことは許されない。
私は提案した。
主要画面だけBiz/Browser化することができると思います。
試しに作ってみませんか?
協力します、と。
それにしても後悔した。
相手のツールがそれほど悪いとは思わなかった。
お客様のために、もっともっと食い下がって提案すべきだった。
淡白過ぎた。
しかし、まだ間に合う。
顧客が真剣になってくれればやり方はある。
後悔とは、やらないで悔やむこと。
反省とは、やって振り返ること。
決して後悔に終わらせない。