片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

40年前のニアミスに驚愕した話

2009年12月12日 | 感動したこと
MCPCの忘年会に幹事長の畑口さんからお誘いがあり、どしゃぶりの雨の機械振興会館地下のニュー・トーキョーへいそいそと出かけた。
早めに着いて受付を済ますと、中に関隆明さんがいた。
関さんとはBPIAで知り合って10年ほどになる。
まだ時間が早かったので、四方山話をしているうちに、私が、実は私のコンピュータ人生はNEAC2200からなんです、当時日本電気精器という会社の電算室にいまして、、と言うと、関さんが目を丸くされた。
関さんは、当時NECグループだった日本電気精器に対してコンピュータを売り込む責任者だったという。
当時の電算室長は上野一郎さん。昭和40年代、日本のITをユーザの立場でひっぱた草分けだ。
関さんは上野さんをよくご存知で、上野さんに、NECのコンピュータなんぞ使わないとごねられて往生したとのこと。
当時主任だった小倉さんや小野口さんのこともご存知だった。
小倉さんに会ったらぜひよろしくお伝えくださいとのことだった。

ということは、関さんは、隅田川の白鬚橋のたもとにあった本社にしょっちゅう来られていたはずだ。
私はぺーぺーだったので、見かけていたかも知れないが、まったく記憶はない。

しかしこんなこともあるのだと、ほんとうに驚いた。

関さんは今ITコーディネータ協会の会長もされている。
近々じっくりお話させていただくことになった。

最近は不思議なことが多い、、。



協和発酵キリンにおけるデータ統合成功例

2009年12月12日 | Weblog
友人の草場さんからメールが来た。
草場さんが手がけたデータ統合システムが、企業情報化協会でITマネジメント賞を受賞したという。

協和発酵キリンは、ルーティンワーク的な業務はノンコア業務と位置づけ、クラウドの向こうにBPOしてしまう。
所有せず使用するのみ。
そしてコア業務をCRMやSCMと位置づけ、データを統合し、みえる化を徹底的に図った。
情報システム部長の中山さんは、たいへん切れ味の素晴らしい方で、草場さんの紹介で一度お会いした。
11時から1時間の予定が、お昼時間が終わる頃まで話し込んでしまった。
高い見識と決断に驚嘆した。