片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

絶体絶命のピンチからの再生

2009年12月15日 | 感動したこと

旭山動物園の再生は、飼育係の観察から始まった。
アザラシは水中で縦の動きがものすごいという。
アザラシを見せるなら水中で縦に泳いでいるところを見せないとだめだ。
飼育係の人たちは、園長からの依頼で、それぞれの動物の特長を一番出せる展示の絵を描いた。
「行動展示」だという。
そこには動物たちを注意深く観察してきた飼育係の目があった。


ナレッジワーカーに一番大切なのは「観察」だという。
日本の製造現場は、まさにナレッジワーカー。
体力では中国やインドには勝てないが、体質で勝つことはできる。
そう語るのは遠藤功氏


現場を知らない管理職が、もうだめだと投げ出したことによって現場が動けるようになったと考えることもできるのではないかとも思った。


 


もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら

2009年12月15日 | 感動したこと

先日早稲田大学で開催された「ドラッカー生誕100年記念講演会」で、「マネジメント」の編集・翻訳者に上田さんが絶賛した本、「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら」


主人公の川島みなみは、野球部のマネージャーになった。
さてマネージャーって何をするんだ?と疑問を持ったみなみは、本屋に行く。
そこで薦められたのがドラッカーの「マネジメント」。


野球チームにとって顧客とはだれか、目的は何かを「マネジメント」を読みながら模索していく。


著者の岩崎さんも会場に来られて懇親会で挨拶された。
高校野球で取手二高が甲子園で優勝したとき、延長戦でホームランを打ったキャッチャーの中島が大喜びでホームインしたのにみんな泣いている。泣いていないのは本人だけ。
このシーンが岩崎さんの脳裏に焼きついているという。


ネットで調べたらこのときのシーンを書いているブログに出会いました。