goo blog サービス終了のお知らせ 

ゆるゆるらいふ

とりあえず、今日も一日機嫌よく・・・

北海道旅行 ~富良野・旭川篇その2~

2012年08月19日 | 旅行
富良野、中富良野、上富良野あたりを
車で走っていると、突然、こんな花畑が現れたりして
思わず立ち寄りたくなる

けれど、ガーデンばっかり立ち寄ってると
私以外はつまらないようなので、ある程度行き先をしぼらないと。

まずは絶対に はずせない「風のガーデン」へ。



ここは、緒形拳さんの遺作となった、
倉本聰さん脚本の同名のドラマのロケ地。

新富良野プリンスホテルの敷地内にあり、
ドラマのために、2年かけて作られたブリティッシュガーデンだ



夜はなかなかゆっくりテレビを見られないので、
録画したものを、マーマレード作るための夏ミカンを
むいたり切ったりしながら一気に見たっけ。

黒木メイサさんと神木龍之介君の姉弟が手入れをしている、という設定。
神木君は心の成長が遅れている限りなく優しい少年だった。

中井貴一さん演じる別れた父親をそうとは知らずに招き入れ、
一緒にピアノとチェロを演奏するグリーンハウスもそのまま。

 
後ろめたさから、家に近づけない中井さんがこっそり暮らしていた
キャンピングカーも遠くに見える。



ああ、そうだった、とドラマのシーンが一つ一つよみがえり、
私だけ一人で感動することしきり・・・

 

 

しかし、我が家の男性陣はトンボに夢中
オニヤンマらしき大きなトンボを追い掛け回す

 

あ~あ、これだから・・・

残念だったのは、同じく倉本聰さんのドラマ
「優しい時間」で寺尾聰さんがマスターだったカフェ
「珈琲 森の時計」がとても混んでいて、
おなかがすきすぎた男性陣が我慢できずに、はいれなかったこと。



北の国からでも使われた、ログハウスが連なるショップ
「ニングルテラス」を通り抜け、



次回は一人で来よう、と心に誓う

少し遅い昼食をとったあとは、ファーム富田へ



ラベンダーは少し季節がすぎ、黒ずみ始めていて残念だけど、
他にもたくさんきれいな花が。

 


ドライフラワーのショップはすごい迫力

 

帰りに富良野マルシェでお土産を買い、この日は富良野に1泊

翌朝、美瑛を抜け、最後の目的地旭山動物園へと向かう。
美瑛の駅前がものすごくおしゃれになっていてびっくり

アップル社のWallPaperにもなった美瑛町の青い池にも立ち寄りたかったが
時間が足りなくて残念ながら今回は断念

11時を回ったころ、今や、すっかり有名になった旭山動物園に到着。



わたしたちが子供のころは、どこにでもある
どちらかというとしょぼい(ごめんなさい)動物園だった
到着してみると、観光バスがたくさん、外国の方も多い。
あの動物園がこんな風になる日がくるなんて、あのころ誰が想像しただろう

まずは、ペンギンから

 

アザラシがマリンウェイという円柱上の水槽に突然あらわれる
この見せ方はナイスアイディア



続いてシロクマ



この日の旭川は30度を超える暑さ
日陰が少ない上に、アップダウンの多い動物園は結構キツイ
動物たちも、暑さのためかグダ~っとしてる

 

やる気満々なのは猿だけ・・・



そう広くはない園内を一通り巡って、
お土産を買ったり、お昼を食べたり・・・

帰りの飛行機の時間が迫ってくる・・・

旭川空港は動物園からほど近い。

ちょっと時間があったので、空港入り口の向かい側にある
アイス工房田村ファームへ

丘の上にはこじんまりとしたかわいいカフェが
駐車場から見下ろすと、すぐ近くに牛がいる



ここの牛から搾ったミルクで作ったという
ソフトクリームやいろんな種類のジェラートが

そういえばこの旅行中、ソフトクリームの類を食べたのは
初日の花畑牧場のみ

私としたことが

ハスカップのジェラートをいただき、大満足で空港へ。



ついに北海道ともお別れ
あっという間の4日間。

夕日とともに羽田が近づいてくる
夢の時間はもうおしまい。



きれいな空気をいっぱい吸って脳ミソも肺もきれいになったような
広々とした景色を眺めて疲れた目もリフレッシュ

何より、なつかしい風景につつまれて、心がおだやかに

上野ファームとか、青い池とか、
まだまだ観たいところはたくさんあるけれど、次回の楽しみにとっておこう

ほぼ、私の行きたいところだけに付き合ってくれた
家族にも感謝して

秋にむかって頑張らなくちゃ




















 















































コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北海道旅行 ~富良野・旭川篇 その1~

2012年08月18日 | 旅行
今回の旅行の(私の)一番の目的だった
十勝千年の森のガーデンショーを堪能し、
(私の)第二の目的地である富良野の「風のガーデン」に向かう

途中、美術館っぽいものが観たい、という
長男の要望にこたえてふらっと立ち寄った

「ふらの やまべ 美ゅーじあむ ふらび」



築100年を超える廃校になった小学校を
個人で買い取った方が開いている、万華鏡の博物館
たたずまいが、なんともなつかしい

職員玄関を入ると、受付には超ウェルカムな感じの男性が。

彼に促され、何県何市までの簡単な住所と名前を書いて
ふと私たちの二組上を見ると、なんと同じ千葉県市川市・・・

「同じ日に同じ町から2組も
と彼が感嘆の声をあげる。

入ってすぐに、富良野ワインの樽で作った大きな万華鏡。
「ウェルカム万華鏡。みんなでのぞけます。」
とおっしゃるので、4人でのぞいてみる。

ウェルカム氏は館主の三井さんだったということは、
帰ってから資料を読んで知ることとなる。
500点以上の展示があり
万華鏡のコレクションとしては世界一を誇る、ということも・・・

お客がそれほどいないこともあり、
三井氏はとても丁寧に、そして楽しそうに説明をしてくださる

小さな体育館にもたくさんの万華鏡



のぞいてみると、こんな楽しいものも



ここで、三井氏が「あの方たちが市川の方ですよ」
と呼びかける。
「市川は、どちらからですか?」

「行徳です」とお客様。

まさかのピンポイントしかも歩いて5分くらいのところ

こんなところまできて、同じ地域の人に会おうとは
面識はないが、またも、世間は狭いシリーズだ

気を取り直し、音楽室へ
音楽室では、暗い中で、影絵のような万華鏡の模様が次々と映し出される。
映華鏡というらしい

 

グランドピアノの譜面台にも



暗い中、静かなオルゴール音の音楽が流れる中で、
刻一刻と模様を変える万華鏡は、なんだかとっても幻想的



歴代の本物の校長先生の写真が並ぶ廊下を歩いて給食室へ。

 

標語もほほえましい。

給食室にもそれはそれはたくさんの万華鏡が
無造作においてある。

望遠鏡のような大きな万華鏡をのぞくと



給食室の中が万華鏡に映し出される。

軽い気持ちで立ち寄ったのに、結構長い時間を費やしてしまった。
なんともいえず、癒される空間。
夫や息子たちも、体育館のステージに座って、ぼ~としたり
万華鏡をのぞいたりと ゆったりまったり不思議な時間が流れた

このあと、風のガーデンにやっとたどりつく。
風のガーデンから富田ファームへは、次回へ・・・。
























コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北海道旅行 ~十勝千年の森篇~

2012年08月14日 | 旅行
今年、6月2日から10月8日まで
十勝千年の森で開催されている北海道ガーデンショー


 

どうしても行ってみたくて、とうとう来ちゃった

とにかく広い広い
全作品とテーマガーデンをすべて観覧するには約3時間かかるという

あまりに広すぎて、見逃してしまったガーデンもあったことに、
あとでパンフレットを熟読して気づく

冒頭の写真は常設ガーデンの
Earth garden アースガーデン/大地の庭

これが庭

もともと平坦だった5ヘクタールの敷地に
大小13の芝の丘を配置したという。

もはや造成だ

このガーデンでは10分間だけ、セグウェイが体験できる。



2時間のガイドコースは1か月前に予約しようとしたけれど
すでに満員

最初は息子たち二人が乗っていたが、あまりに楽しそうで
我慢できずに、私と夫もトライ

思った以上に簡単に乗れて、あっという間の10分間

ここが、千年の森のガーデンのひとつ・・・
まだまだ先は長い。

千年の森の入り口を抜けると目の前に広がるのは
子供の庭、ぴぴっとガーデン

トトロのバッタものみたいな怪しい妖精ぴぴっとがお出迎え

 

ヤギやヒツジと遊べる庭だ

木漏れ日テラスの脇を抜け、
デザイナーズガーデン&コンペティションガーデンへ



コンペティションガーデンのテーマは
「恋の庭 Garden of Love」と「山羊の遊びの庭」

国内外から集まった81作品の中から厳しい選考を勝ち抜いた
8作品が展示されている。

人が立つと、まるで草花のドレスをまとったようになる、
「Dress Garden」 まとう庭

 

もう少し、花が咲いてるともっと素敵。
ちょっと恥ずかしくて立てない・・・


間伐材を組み上げた
「恋ってなんでしょう?」~Inside,out side~(内面から変えていく)

 

天の川をイメージした、
ミラーフィルム貼りのガラスパーティションをはさみ
左右に分かれるハート形の小径を作った
「コイコガレル」

 

頭上の木立と地面に立つ支柱の先につるされた鐘を
ロープで結ぶ
「The Bell or Trace of Passing Phenomenon]



オブジェ上部の鏡面が、森の中で空をとらえる
「VIEW]



アクリルパイプで原っぱの記憶を再現した
「森の蜃気楼」

 

一つの環境から次へと続く経過、を表現した
「The Crossing クロッシング」

 

自分自身と周囲の環境は一体という意味の仏教用語がテーマの
「身土不二2012夏北海道」

 

この2つはデザイナーズガーデン。
どれがどれだかわからない・・・

このほかに、うっかりスルーしてしまった

「森の住人とともに」「Straw Bale Garden」

があったらしい・・・
もはやどこにあったかもわからない・・・

馬がいる、と思ったら、これもデザイナーズガーデン



「あなたに会いたくて -楡の木陰の庭で」というタイトルが。
十勝の馬文化を表現したらしい・・・

ここまで回って、はや1時間が過ぎ、前出のアースガーデンにたどり着く。

アースガーデンをすぎると、小さな池と小屋のようなものが・・・

 

池の中にはオタマジャクシやアメンボがいっぱい

小屋のようなものは、戦後間もなく建てられた馬小屋を
解体・移築したものだとか
これもアートらしい

池の脇を通り抜けるともう一つの常設ガーデン
Forest Gerden フォレストガーデン/森の庭
があらわれる

 

密生していた森を間伐し、生い茂ったササを刈り、
「引き算」のデザインを試みたとのこと。
間伐材で作られた広場やテーブルやデッキが美しい

「森の盆」と「白樺広場」

 

足元には水のせせらぎ

 

見上げれば木漏れ日



肺がきれいになっていくようだ・・・

 

なにやらあやしい彫刻で折り返し、次のガーデンへ

3つ目と4つ目のガーデンがくっついている。



Meadow Garden メドウガーデン/野の花の庭

 

 

野の花が咲いているかと思えば、ススキが生い茂る。
自然の草花が咲き乱れるメドウ(草原)のイメージだとか・・・

写真を撮りそびれたが、このすぐ横に
Farm Garden ファームガーデン/農の庭 が・・・

かぼちゃやトウモロコシ、ズッキーニなど美味しそうな野菜が
たわわに実っていた

どうして写真を撮らなかったのだろう
きっと食べたい気持ちが先にたってしまったにちがいない


11時ごろ入場してこのときすでに2時少し前。
おなかもペコペコなので、チーズ工場をのぞいた後、カフェで軽食を



おなかもいっぱいになり、またまた森の中を通りながら出口へと向かう

名残惜しい・・・

出口付近にはグリーンマーケットがあり、
野草の苗やいろいろな草花が売っている。
のどから手が出るほどほしいが、飛行機で持って帰るわけにもいかず、
送るほどのものでも、って気もする

ここでは、自動販売機も森仕様



がんばりましたってかんじ

1年分のきれいな空気を吸った思いで、千年の森をあとにする

数年後にはどんなふうに姿を変えているのか、今から楽しみ

絶対にもう一度くるぞ、とひそかに心に誓う。
次回は2時間のセグウェイガイドも予約して、千年の丘に登りたい

あ~、来てよかった

でも、写真撮りすぎた

そして、私たちは翌日富良野へ向かう

富良野と旭山動物園は次回へ































 




























コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北海道旅行 ~星野リゾートトマム篇~

2012年08月11日 | 旅行
この夏、思い切って出かけた北海道旅行
十勝千年の森で、この夏開催されているガーデンショーを
私がどうしても見たくて、
一人で行こうかとも思っていたのだけれど、
結局みんなついてきて、家族旅行になった

悪天候のため、およそ1時間遅れで
とかち帯広空港に到着。

昼食をとってなかったので、花畑牧場に豚丼を食べに向かう。

途中、一昔前にはやった、「幸福駅」跡へ。



「愛国」から「幸福」へという切符がはやったのは
どれくらい前だっただろうか・・・
頭の薄い中学の先生に「増毛(ましけ)」駅の入場券を
プレゼントしたっけ・・・

10分程度立ち寄って花畑牧場に着いたのは午後3時少し前。



しかしながら、レストランの営業は3時まで
夏休みのこの時期、終わるの早すぎ
仕方がないので、ファーストフードっぽいカフェでピザを食べて
お茶をにごす・・・

この日の宿泊は、星野リゾートトマムのザ・タワー
私たちはここに2泊の予定

夜になるとこんな感じ 



敷地内にいろんな施設が点在し、広い広い
東京ドーム213個分、と言われても、ぜんぜんピンとこない

夕食のレストランまでは、こんな通路を通って、約8分。



うちから駅までと同じくらい
しかも、行きはじわ~っと上り坂・・・

夜になると、窓の外はこんな風にライトアップ



結構遅い時間まで、小さな子がいる家族の皆さんが
花火をしたりボール遊びをしたりしている

タワー内には大浴場は無く、部屋のお風呂だけ。
無料送迎バスか、自分の車で数分行った敷地内に
ミナミナビーチというのがあって、
ここに露天風呂がある、というのでさっそく行ってみる



波の起こる広いプールは午後8時でおしまい。
お風呂は10時までなので、プールサイドがラウンジになり、
ときどき波をおこしてくれる
夫や息子たちがお風呂から出てくるのを待つ間、
一人でのんびり波を眺めたりする

翌朝、レストランで朝食をとっていると、
窓の外に鹿が登場



美味しそうに蕗を食べてる

レストランにいた小さな子供たちは「鹿、鹿
と興奮状態で走り回る。

さて、ここトマムには、建築家安藤忠雄氏が設計した
「水の教会」がある。
最初の会社の後輩がここで結婚式をしたっけ。

「中を見ることはできますか?」

とフロントの女性に聞いてみたところ、
夜9時から9時半の30分間だけ公開してるとのこと。

これは行かなきゃと、
おそらくは興味がないだろう息子二人を連れて、
これまた通路を7,8分歩いて、
教会のあるホテルアルファトマムへ。

途中の通路もこんな感じ。



コンクリート打ち放しで有名な安藤氏。
階段の壁のコンクリートも美しい。



ライトアップされて水の中に浮かび上がる十字架は幻想的



建築にまったく興味のない息子たちも、思わず息をのむ

途中、入口がわからずに迷ってしまったので、見学できたのは
実質15分くらい。
間に合ってよかった~

トマムの醍醐味は、なんといっても早朝の雲海
朝、5時から運行しているゴンドラで、山頂の雲海テラスに上り、
気候条件が合えば、雲海を見ることができる。

客室のテレビで、翌朝の雲海予報をやっていて、
朝には雲海状況がタイムリーに流れている。

1泊目の朝は、前日の発生予想60%だったが、
発生せずじまい・・・

翌日の予想発生率は50%
「じゃあ、6時に起きて6時半ごろぼちぼちいってみようか」
と6時にテレビをつけると、
「一部発生しています」の文字が

あわててみんなをたたき起こし、ゴンドラ乗り場へ車を走らせる
標高1239Mのトマム山にある雲海テラスについたときには
きれいな雲海が広がっていた

 

 



これは、久々の大感動
私たちが見ることのできた8月8日の前に発生したのは
8月2日だったらしい。
超ラッキー

息子たちはゴンドラ乗り場でもらった雲海絵葉書に
夫と私のそれぞれの母に宛てて感動をしたため、
山頂のポストに入れる。
切手を貼らなくても届けてくれるサービスだ

雲海を見ながらテラスでコーヒーをのんでるうちに、
みるみる雲は消えてゆく

自然の力ってほんとにすごい

下りのゴンドラに乗り込むと、まだまだ下から上ってくる人たちが。
もう、雲海は消えちゃってる・・・
なんだかちょっと申し訳ない

トマムだけでもこんなに盛りだくさん。
その気になればアクティビティもいっぱい。

こうして私たち(私だけ?)は本来の目的地、十勝千年の森に向かう

千年の森の様子は次回へ・・・




































コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【観劇メモ】ふくすけ

2012年08月06日 | 演劇
う~ん、久しぶりによくわからない舞台を観た

松尾スズキさん率いる「大人計画」

古田新太さん、阿部サダヲさん、大竹しのぶさん、と超豪華キャスト

進行宗教、奇形児、偏愛、売春、テロ・・・と
スキャンダラスな要素満載、差別用語ばんばん

前半は結構笑える場面も多かったけれど、
後半はどんどんグロテスクになっていって、
ちょっとついていけない感じだった。

大竹しのぶさんのはじけっぷりはお見事

平岩紙さんは狂気を演じると結構怖い・・・
5月に観た渡辺えりさんの舞台で高村光太郎の妻、
智恵子を演じた時も、なんだかすごかった

途中から野田秀樹さんっぽくなってきて、
結局よくわからなかった。
でも、ものすごい数の立見の人たちもいて、
ファンにはちゃんとわかってるんだろうなあ・・・

心が弱ってるときにはかなりキツい

今年の後半はもっと軽くて笑えるものを観るようにしようっと
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする