ゆるゆるらいふ

とりあえず、今日も一日機嫌よく・・・

初めてのお茶会はゆるりとした優しい時間の中で・・・

2024年06月03日 | イベント

仲間の一人に茶道の師匠(あえてそう呼ばせていただく)がいる。

かねてより、お茶会をやりたい、と仲間内で話していたけれど、

皆、いろんなところに住んでいるので、集まるのが難しい。

なにせ、師匠が兵庫県在住。

が、願っていればチャンスって訪れるものだ。

師匠が別件で上京することになり、

この機にお茶会を開催しちゃおう!ってことになるなんて

平日の昼間なので、参加者も限られるけれど、

亭主となる師匠を含め5人が集まることとなる。

会場となる和室は我が家の隣

20数年前、夫の遠縁の一人暮らしのおじいさんのお宅を設計させていただいた。

和室がメインの和風の住宅。

10数年前におじいさんが亡くなってからはずっと空き家になっているが、

きちんと管理されているので、ときどき利用させていただいている。

今回、ここを使わせていただく。

水屋や炉は無いけれど、それは何とかなるらしい。

お茶会までの準備色々

お茶のお道具がなにもないので、

事前に我が家に送っていただく。

所用でお茶会前日にもここに来てくれた師匠と二人、

届いたお道具を確認しつつ、翌日の段取りを決めていく。

最寄り駅で待ち合わせたら、皇室御用達の和菓子屋さんがあるのでお菓子はそこで買おう。

お茶会を始める前のランチは京樽でお寿司を買おう。

「会記」は当日私が普通の半紙に小筆で書く。

ちなみに会記ってこういうものらしい。

 茶会の記録。茶会の催された日時・場所,参会した客の名,使用した道具・懐石・菓子などを記す。奉書紙に書く場合が多い。茶会記。
そしてこれは非公開なんだそう。

軸は私の友人で墓石屋&書家の三上石城氏が書いてくれた書を掛ける。

「愉快」の「愉」という文字。

お茶を愉しもうという今回の趣旨にぴったりな気がする。

花は仲間の一人が生け花の師匠(ここもあえてそう呼ばせていただく)なので、

当日、我が家の庭から花を選んで活けていただこう。

花器は仲間の一人がもってきてくれる壁掛けの花器と、

我が家にあるやや和風の物の中から使おう。

そしていよいよお茶会当日

青空が広がる絶好のお茶会日和。

買い物を済ませ、のんびりとお昼ご飯を食べ、

おしゃべりしながら私は会記を書く。

お茶の心得のある仲間の一人がお抹茶を漉してくれる。

お抹茶の粉をそのまま使うんじゃないんだ

お花師匠は花器と空間を見て、

庭を眺めて、アジサイ、新緑のモミジなどの花や枝を切り、

花器3つ全部使って美しい世界を作り上げてくれる。

着物姿の所作も美しくて、生け花のショーを見ているようだ。

壁掛けの花器に活けられてるのは、庭のぶどうの小さな実のついた葉っぱ。

こんなふうに使えるんだ!

ぶどうの実を食べることしか考えてなかった。

そして完成!

師匠素敵すぎます

素敵な菓子器に生菓子が並ぶ

そしてお茶師匠のお点前

こちらもお着物姿が美しい

一人を除き、初心者の私たちに一から十まで説明してくれながら

流れるようにお茶を点ててゆく

この所作がまた美しい

この肝心なところで来客があり、私はしばし痛恨の中座

でもなんとか間に合ってまろやかなお抹茶をいただく。

師匠もお茶をいただこう、ともう一人の仲間が点ててくれる。

こういうときに、じゃあ私が、と、すっとできちゃうのが素敵!

このあとお濃茶も体験し、未知のお茶の世界をたっぷり堪能させていただく。

お茶って、なんだか崇高な気がして、

遠い遠い世界のことのように思っていた。

実際遠いところにあるのだけれど、本来はおもてなしの精神でいっぱいってことがよくわかる。

だって、準備の時からワクワクしたもの

今回の仲間たちとのお茶会で

外国くらい遠いところにあったものが、隣の町くらいまでぐぐっと近づいてくれた気がする。

格式高いお茶会に行く機会は、この先も無いかもしれないけれど、

この仲間たちと、またお茶をたしなむことができるなら、どんなにか楽しいことだろう

「一座建立」

「花所望」

美しい日本語を知り、

ゆったりと流れる時間の中で、心が満たされた。

貴重な体験をさせていただいた。

お茶師匠とお花師匠はもちろん、

この日会してくださった皆さんに感謝

素敵な一日をありがとうございました

ぜひまた一緒に楽しみましょう

お仕事ブログも書いてます

暮らしに役立つブログ | 晶設計室 (sho-designroom.com)

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庭のジューンベリーでジャムを作る!

2024年06月03日 | 手作り

我が家の庭では

夏みかんに引き続きジューンベリーも豊作だ

 

実の付きがよかったのはもちろんだけど

 

 

いつもはすぐに取りに食べられてしまうから、

今年は早めに夫が網をかけたのが功を奏した。

 

 

 

お天気のいい休日に我が家の男性陣みんなで収穫

 

 

 

 

量ってみたらざっと3kg!

 

ジューンベリーは種が固くて

ブルーベリーのようにそのまま食べるのはちょっと・・・

 

なので、いつもジャムにする。

 

種を裏ごしすると大変なので

石臼式ジューサーで押しつぶして果汁をとり、

それを煮詰めてジャムにしている

 

 

 

奥のお鍋に入っているのが果汁。

ゼリー状になってるので

見た目がちょっとグロテスク。

でも砂糖とレモン汁で煮詰めるとちゃんとジャムになる。

 

 

手前は搾りかす。

種がいっぱい。

 

 

 

大きな瓶に2瓶できた!

息子はこれをヨーグルトに入れるのが好き。

 

手前のはちみつみたいなのは

夏みかんの果汁だけを煮詰めたジャム。

 

今年は皮が例年より苦いので、果汁だけを煮詰めてみたけど

やっぱり結局ちょっと苦い。

実も苦かったのね。

 

ジューンベリーにかけていた網は

まだ色づいていないブルーベリーの木へ移動

 

 

こちらは小さな木なので

たくさんの収穫は期待できないけど、

色づくのが楽しみ

 

実のなる木があると、いろいろ楽しい

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