ここ数年、学生時代の友人と会う機会が格段に増えている。
年齢的なことが大きいのかもしれない。
仕事も若いころよりは自分で時間を調整できたり
子育ても一段落して、出歩きやすくなったり
子供の学費がなくなると、経済的にもちょっと余裕が生まれたり・・・
今回は、小、中、高と一緒だった友人が、仕事で上京し、
忙しい時間の合間を縫って、私と会う時間を作ってくれた。
なんて嬉しいことだろう
彼女のリクエストもあり、新橋にある「有薫酒蔵」というお店を予約する。
平日だから大丈夫じゃないかなってタカをくくっていたが、カウンターしか空いていないとのこと。
お隣の男性の体格がいいのでちょっと窮屈だけれど、そんなことは言っていられない。
お刺身をつつきながら怒涛のおしゃべりがはじまる
九州料理のお店なので、きらきらのキビナゴが並んでいる。
ゴマサバも美味しい
お酒が飲めない自分が悲しすぎる・・・
このお店には、全国の高校のうち3000余りの高校のノートがある。
出身校のノートを見せてもらって、今までそこに書いた人のものを読んだり、自分も書いたり・・・
私は今まで何度か高校の同級生と来店しているので、すでに書いちゃってるが、彼女は初めて。
地元に残って働いてる彼女は、ノートの中に見知った名前を見つけては、解説してくれる。
この日彼女もしっかりと自身の名前と近況をを記す。
高校生のときにしていたような他愛もない話に加え、
仕事のこと、子供のこと、と話しても話しても話が終わらない。
なんて楽しいんだろう
あっという間に4時間くらい過ぎている。
金曜日なら時間制限がある、とおかみさんがおっしゃっていたが、この日は木曜日でよかった。
いつも思うことだけれど、学生時代の友人と話すと、心がタイムスリップして、一気に若返り、純粋になる気がする。
姿かたちは残念ながらそのままですが・・・
代謝がよくなって、心の底にたまっているドロドロしたものが流れていくような・・・
心のデトックス、アンチエイジングだ
帰りがけにおかみさんが
「窮屈な席でごめんなさい」などと声をかけてくださる。
いえいえ、すっかり長居をしてしまいました、
というと、お会計のところにいた男性が、
「こちらこそ、おかげで楽しく仕事させていただきました」
なんて言ってくださる。
心づかいが素敵だ
美味しいお料理と楽しいおしゃべり・・・
極上の時間を過ごさせていただきました。
今月は、関東近郊にいる高校の同級生との新年会もある。
こちらも今から楽しみだ。
最近、腰とか足とか肩とか、色んな所が痛いけれど、
せめて心だけは痛むことなく過ごしたい。
また、会いましょう