ゆるゆるらいふ

とりあえず、今日も一日機嫌よく・・・

子猫が庭にやってきた~癒しの日々が終わりました~

2020年02月07日 | 癒し

前回に引き続き、子猫のお話。

10月のおわりごろに庭にやってきた子猫たちだけれど

あっという間に12月になって、みるみる大きくなった。

相変わらず時々庭にやってきては日向ぼっこしてごろごろしている。

3匹のうち2匹は俊敏。
高いところもひょいひょいと登る。
でも1匹はどうも動きが鈍い。

例えばこのプランター。

このころの子猫たちのお気に入りの日向ぼっこスペースだったのだけれど、
2匹はすぐにスポッと入るけれど、1匹はなかなか登れない。

家で仕事をしている私は

そんな3匹の子猫のじゃれ合う姿に癒されていたけれど、年末年始のバタバタで、ゆっくり庭を見る余裕もない日々をすごし、ふと見るといつのまにか子猫は1匹。

お母さん猫と付かず離れずの距離でずっと一緒にいる。

2匹は俊敏だったので、一足お先に独り立ちしたのかな、なんて思っていた。

そんなある日の早朝、インターホンのチャイムが鳴る。

カメラの向こうには見知らぬ女性。

はい、と応対するといきなり

「お庭に子猫がいますよね」

驚いて、どちらさまですか?と尋ねると

「猫ボランティアのお手伝いをしています。庭に入って保護していいですか?」

とおっしゃる。

ときどきノラ猫がきますけど、今いるかどうかわかりません、と私。

「います!入っていくのを見ました!」

ちょっと唐突すぎて驚く。

失礼ですが、ご身分を証明するものはお持ちですか?

「ありません」

怖すぎる・・・

申しわけないのですが、見ず知らずの方を入れるのはちょっと・・・

とお断りした。

夕方、6時を回ったころ、今度は2人の女性が訪ねてくる。

朝の方とは違う「猫ボランティア」の方たちだ。

一人の方がお名前とともに名刺を差し出す。

猫ボランティア

お名前

携帯番号

メールアドレス

ブログのタイトル(URLはなし)

もう一人の方は特に名乗るわけでもなく横に立っている。

う~ん、ご身分の証明にはなってないけど・・・

お話を聞くと、野良猫の子猫を保護して、去勢し里親に譲渡する活動をしてらっしゃるらしい。

親猫は保護されないのですか?

と聞くと、親猫は一度保護して去勢した後、もといた場所に戻すとのこと。

3匹のうち2匹はすでに保護して、里親も決まったが残る1匹がどうしても保護できないらしい。

独り立ちしたんじゃなかったのね、

いちばん動きがトロい子が残ってるんだ・・・などと思いながら聞いている。

見かけたら庭にはいっていいでしょうか、とおっしゃるので、家族が在宅中でしたら、と答えた。

ご不満そうではあったが、名刺をいただいても私にとっては見ず知らずの方たち。

失礼だが、携帯番号とメールアドレスだけで、留守中に敷地内に入られるのはちょっと心配。

そのことをご承諾いただいてからも、しばらく猫の親子は時々庭にやってきた。

こんなところに入ってお昼寝したりしている。

ここは見つからないよな~なんて思ってみたり・・・。

息子たちはテレビ番組になぞらえて「逃走中!」なんて言っていた。

そして・・・

結局猫ボランティアの方たちはその後一度もいらっしゃらない。(在宅中には)

けれど、このところ子猫の姿を見かけなくなった。

お母さん猫だけが隣との境のフェンスの上にいるところを時々見かける

もしかしたら、子猫は保護されたのかもしれない。

ちょっと寂しい気はするけれど、いつまでも無責任に見ているわけにもいかない。

可愛がってくれる里親のもとで穏やかに暮らしていることを願うばかり。

以前にも書いたけれど、私は動物が苦手で、飼ったこともないので、動物関係の情報に疎い。
恥ずかしながら「猫ボランティアです」と言われても、どういう活動をしている方たちなのかよくわかっていなかった。

自分の猫でもないのに、保護するボランティアの方たちには頭が下がる思いだ。

ただ、アプローチの仕方がちょっと怖い。

ご本人たちはもちろん「善意」からの行動だと思うが、

このご時世、インターホンのチャイムを鳴らすのは「善意」の人でないことのほうが圧倒的に多い。

つい最近も遠方の一人暮らしの年老いた叔母が「善意」を装った「リフォーム詐欺」に多額のお金をだまし取られたばかり。

ボランティアの方たちの活動には敬意を表していますが、

ついつい警戒して失礼な態度をとってしまったかもしれません。

ご容赦ください。


動物を飼って、無責任に放置する人たちがいなくなることを願うばかり。

ということで、10月末くらいから最近までの約3か月の癒しの日々は終わりを告げました。

コメント (8)
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