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ゆるゆるらいふ

とりあえず、今日も一日機嫌よく・・・

恒例 年忘れ 市馬落語集

2014年12月28日 | イベント

 

いや~びっくりした
まさかこんな展開になろうとは

年末に落語に行こう、と誘われたのは11月のこと。
友人は柳家喬太郎さんという落語家のファンなのだという。

失礼ながら存じ上げないが、チケットはすぐに売り切れてしまうとか・・・。

この日は柳亭市馬と言う人の落語の会だけれど、ゲストとして出演するという。

誘われたら断らない、を信条としているので、もちろん行っちゃう。

会場は新宿文化センター。
東新宿という駅は初めてだ。

入り口でプログラムが配られる。
「あれ?」と友人が声を上げる。
歌?

彼女が様子がおかしいのでプログラムを見る。



彼女のお目当ての喬太郎さんは第一部の「落語競演」ではなく、「第二部 昭和歌謡大全集」のところにお名前が。

そもそも「昭和歌謡大全集」って?

どうやら彼女も事情が呑み込めてない様子。

そうこうしているうちに幕が上がり、今日の主役市馬さんの落語「厄払い」がはじまる。

仲入となり、ふたたび幕が上がると、ビミョーなオーケストラ(?)が座っている。
市馬氏の弟子という蝶ネクタイに銀色のスーツの人が、昔の歌謡番組のような司会を始める。

そして始まる「丘を越えて」

え?ホントに歌?

しかも、ほとんど知らない曲



喬太郎さんまで何やらわけのわからない下ネタソングを1曲歌っておしまい。

どこの忘年会だ

舞台の上では市馬さんが気持ちよさそうに歌い続ける。
確かにちょっと藤山一郎さんっぽいかも。

テレビ東京で年末にこんなのやってなかったっけ?なんて思いながら見ていたら、
段々可笑しくてたまらなくなってきた。
こんな面白い舞台に遭遇することなんて、きっと二度とない

喬太郎さんが歌い終わり、ああ、ホントに歌だけなんだ、と思ったころ、
バラバラと帰りだす人たちが。
私の隣にいたオジサマも、さっとバッグを持ち上げ席を立った・・・。
彼らも、きっと間違えたに違いない。

友人は「ごめんね」と何度も謝るけれど、もともと喬太郎さんを知らない私はそれほどの落胆もない。
むしろ、こんなことがなければ、一生お目にかかれない貴重な経験だ。

しかも、大半の人は「歌」とわかっていて、ペンライトまで用意して振ったりしていた。

会場には1500人もいる、とご本人がおっしゃる。
まあ、気持ちよさそうに歌う歌う

人間、力があるとこんなこともできちゃうんだなあ、と妙に感心しちゃった不思議で楽しい夜でした。










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餅つき大会

2014年12月15日 | イベント
夫のいとこの皆さんはとても仲がいい。
義父は一人っ子だったので、全員義母の兄弟のお子さん達だ。

「いとこ会」なる組織を結成していて、冠婚葬祭の時など、機動力がハンパじゃない
加えて、みんな県内それも1時間以内のところに住んでいるので、頻繁に集まっている。


中でも一番のイベントは、年末恒例餅つき大会。

持ち回りで幹事となり、会場を提供し、その日の一切を取り仕切る。

で、今年は我が家が幹事

義姉と義弟と共に、数日前から準備を進める。

会場は我が家の隣にある家と庭。

遠い親戚のおじいさんが住んでいたのだけれど、3年前に亡くなってからは空き家となっていて、
現在は義弟が管理している。

前日の昼間、嫁の私はこともあろうに舞台を観に行ってしまった。
だって、餅つき大会の日程が決まる前にチケットをゲットしてしまっていたんだもの・・・。

他の準備をさぼってしまったので、夜になってから、もち米20kgをせっせと研ぎ始める。

お米とぎ用のこんなスティックが大活躍



さて、お米は一度に2升(約3kg)使うという。

3kgずつ分けて水につけるには入れ物が足りない。

切羽詰まると人間は体中から知恵を絞りだす。

ここで登場するのが、どこのご家庭にもある三角コーナー用水切り袋。
これに1kgずつもち米を入れ、震災の時に水汲み用に買った大きなポリバケツでまとめて水につける。

 

夫も私も、もち米ボール職人のようになってしまった

試しに、借りてあった餅つき機でついてみる。

こんなのし餅用の袋に着きあがったお餅を入れ、



めん棒で伸ばす。

成功 成功

当日は快晴

もち米も順調に蒸されている。



いとこの一人がお孫さんを連れてきて、いっしょにお餅をついている。



女性陣は宴会の準備



ついたお餅はまずは人数分の伸し餅を作り、あとはお供えにしたり、きな粉、あんこ、ずんだにからめてその場で食べたり。



つきたてのお餅はホントに美味しい

鍋を囲んで昼間っからお酒を飲み、大宴会

私は、足りないものを取りに自宅との行ったり来たりを繰り返し、ふとスマホの歩数計を見ると、7kmも歩いていた

叔父叔母達も毎年参加しているけれど、残念なことに年を追うごとに人数が減っている。
今年は年頭に叔母が2人亡くなった。

いとこたち皆がとりあえずは元気でこんな風に集まれるのは素晴らしい。

日が落ちる前に、お開きとなり、後片付けをして解散。

義姉一家、義弟、義母、そして我が家の4人がポツンと残り、お茶を飲んで一休みしたら、どっと疲れが出た。

今年最後の一大イベント終了

いとこの皆さん、よいお年をお迎えください






















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Natsuki Goto + Ayako Goto 親子でなにかやってみる? vol.2

2014年12月12日 | イベント

今年2回目の「親子でなにかやってみる?」展へのご案内をいただいた
同級生の奥様とお嬢さんが銅版画と写真の作品を展示なさっている。

今回の会場は銀座1丁目にある奥野ビル

昭和の香り漂う、レトロな雰囲気の建物だ。
銀座という立地がそのレトロさを一層際立たせる。

小さな部屋がたくさんあって、それぞれがいろんな展示をしているようだ。

ようだ、と言うのは、出かけた時間が夕方遅くなってしまったので、他のところを見ていないから・・・。




コンクリートブロックがむき出しの味わいあるホールを入ると、



これまた風情あるエレベーターが。


先に待っていらした女性が声をかけてくださる。

「このエレベーターに乗ったことはありますか?」

初めてです、と答えると、乗り方を説明してくださる。

扉が手動であること。
一度に1つの階のボタンしか押せないこと。
彼女は4階で私は5階なので、彼女が降りたらドアを閉めて、5階を押すように。
降りた後はきちんと扉を閉めないと、下で呼んでもエレベーターは動かないので気をつけてください、と
いたれりつくせり。

彼女がいなければ、最初に乗り込むこともままならなかったに違いない。
ご親切にありがとございました

奥様の作品である銅版画やお人形たち

 

お嬢さんの作品である写真の数々・・・。



どの作品も、ほんわかとした温かい空気をまとっていて、お二人のお人柄がそのまま表れているようだ

レトロなビルの雰囲気とあいまって、なんともいえない癒しの空間となっていた。


この日、お祝いのお花の代わりに、クリスマスツリーをアレンジして持参した。



作品の邪魔をしないように色を抑え目にしたので、ちょっと地味でおよそ華やかさに欠けているが、
とても喜んでくださり、、さっそく会場に飾っていただいた。




ちょっと小さいけど・・・。

この日、会場で待ち合わせた友人が、材料費を協力してくれた

さて、仕事が長引いて、待ち合わせの時間に遅れていた友人が到着し、奥様作のクリスマスカードとポストカードを購入したあとは、



会場を閉めて4人でお食事へ

友人が予約しておいてくれたのは銀座7丁目あたりにある、トミーバハマ銀座店。
ハワイ料理のお店だ

彼女はいつも美味しいお店をチョイスしてくれる

 

 

これらのお料理を4人でシェア

それほどたくさんオーダーしてないのに、おしゃべりしながらゆっくり食べたせいか、すぐにおなかがいっぱいに

いやいや、お食事に行こうという夕方に、たい焼きなんて差し入れてしまった私のせいかも・・・


芸術家のお二人とともに、楽しい時間を過ごさせていただきました。

次回、vol.3 も楽しみにしています













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講演会と試写会と・・・

2014年11月04日 | イベント

ちょくちょく懸賞に当たる妹が試写会のチケットをゲット

宮沢りえさんが主演女優賞を受賞した話題作「紙の月」

会場は新宿伊勢丹裏手にある、新宿ピカデリー。
しかも宮沢りえさんをはじめとする、メインの出演者の舞台挨拶付き

この日は、全国の主要都市で同時に試写会が開かれ、舞台挨拶は各会場に中継されるとか・・・。
生で観ることが出来て、ホントにラッキー

舞台に立ったのは、宮沢さんのほかに、相手役の池松壮亮さん、夫役の田辺誠一さん、上司役の近藤芳正さん、顧客の石橋蓮司さん、
先輩の小林聡美さんと同僚の大島優子さん。

池松さんの受け答えが尋常じゃなく暗い・・・。
司会の方の困惑具合は沢尻エリカさんの「別に」に近いものがあったのでは・・・?と心配になるくらい。

舞台挨拶では、ぱ~っと華やかな宮沢さんが、映画の中では地味~な主婦。

黒い地味なコートのボタンを首元までしっかり締め、終始おどおどと自信なさげな彼女が、
当たり前のように顧客のお金に手を付け、高価な真っ白いコートに身を包み、顔をあげて颯爽と歩くようになっていく様は
小気味いいような恐ろしいような・・・。

NHKのドラマで同じ役を原田知世さんが演じていた。
元々のお顔立ちがおとなしめで、透明感があることもあり、普通の主婦からの変貌ぶりがものすごくリアルだった。

映画では一気に年下の男の子にのめり込んでいったけれど、ドラマではじわじわとのめり込んでいくところがとても自然。
そのぶん、見ていて苦しくなってくる。

そのあたりは2時間ちょっとの映画では仕方のないことなのね

けれど、こんな夢のような生活が続く訳もないのに、「無邪気に」と感じるくらいの勢いで横領を繰り返す様子は
やはり、息苦しいくらいの迫力があり、もうこの際逃げ切ってほしいとさえ思ってしまう。

横領の事実をじわじわと暴いていく先輩行員小林聡美さんの淡々とした演技も恐ろしい。
小悪魔的な大島さんもかなり重要なポジションを占める。

悪気はないけど、チクチクと妻を傷つける夫のデリカシーの無さは「あ~あるある!」って感じで
そこに傷ついていくりえさんの気持ちにちょっとだけ感情移入できるかも。

原作はまだ読んでないのだけれど、ぜひ読んでみようと思った。

会場では、チラシと共にこんなのが配られた。



裏には「横領犯のヒロインの気持ちが味わえる?豪華ホテルの宿泊券が当たるかも」、のキャンペーン。
もちろん、応募する

チケットをゲットして誘ってくれた妹に感謝感謝


さて、こんなヘビーな映画を観る前に、昼間私はこれまたちょっとヘビーな講演会に参加していた。

テーマは



自分自身についてはまだ先のように思ってはいるが、夫にも自分にも高齢の母がいる。

今はまだまだ元気だけれど、近い将来、間違いなく介護を考えなければいけない日がやってくる。
私は形から入るタイプなので、こういう現場で実際に活動している人たちの生の声を聴くことで、
腹をくくらなきゃ、と心のどこかで思っているのかもしれない。

たくさんあるこのテーマの講演会の中からこの日を選んだのは講師が秋山正子さんだったからだ。
彼女が私の故郷のお隣の町、北海道の沼田町の招きに答え、交通の便の悪い中、講演をしてくださった、ということを
この町の町議として頑張っている同級生がご自身のWeb新聞で発信していた。

http://kyouhanshinbun.hp2.jp/korekara04jyuku2014-0722.htm

今回の講師は、お二人。

「地域を耕す」暮らしの保健室がめざすこと、と言うテーマを秋山正子さん。

「地域で看取る」ホームホスピスの役割、と言うテーマを市原美穂さん。

秋山さんは白十字訪問看護ステーション統括所長を務め、訪問看護・居宅介護支援・訪問介護の事業を運営されている。
イギリスのマギーズセンターという、がん患者とその家族、及び友人らのための「がん無料相談支援施設」の精神を日本にも、と
マギーズ東京設立の準備をすすめてらっしゃる。

その足がかりともいえるのが「暮らしの保健室」

相談員やボランティアスタッフが常駐し、健康・暮らしにかかわるさまざまな相談に応じるだけでなく、
ただ遊びに来てもいいですよ、という開かれた場所。

訪問介護に至る前の「予防の視点」からさまざまな活動をされている。

一方、市原美穂さんは宮崎市でホームホスピス「かあさんの家」を運営し、
人生の最期を病院ではなく地域で看取るためのシステムを構築されている。

自分の家ではないけれど、限りなく自宅に近い環境で家族に囲まれて最後の時を迎える。

空き家を借り上げ、共同利用者は5人程度、ここにスタッフが常駐し、
24時間いつ家族が会いに来てもいいなど、「暮らし」を感じて生活できる場を提供している。

医療と介護サービスは外部に依頼し、さまざまな職種と連携、家族もチームの一員として、最後まで普通に暮らすことを支える。

お二人に共通している考え方は
「だめ」ということを無くそう、というもの。
「してはいけない」と言うことは、身体を拘束するに等しい、という発想だ。

その為には、「制度からはずしてほしい」とおっしゃっていたそうだ。

制度の中に組み込んでしまうと禁止事項が増えてしまう。
例えば、入居者の家族がお菓子を持ってきても、他の人に配っちゃいけない、
お腹を壊したら誰が責任をとるのか、というようなこと。

してはいけない、ではなく、どうしたらそれができるか、を考えていくのだそうだ。

これは、自宅で一人で介護をしていては到底無理なこと。

秋山さんの「くらしの保健室」はどちらかと言うと地域の人がその場所に自ら出向いて、
それぞれの生きていく術を見つけていこう、とか生きていくための様々な荷物をちょっと軽くしてくれるような。

市原さんの「母さんの家」は精一杯頑張ってきた人を最後まで人間らしくいられるよう、受け入れるっていうような。

交通の便があまりよくない地方の小さな町では、自分から出向いていく場所は、高齢になるとなかなか行くのがむずかしいかも。

そういう意味で言えば、「母さんの家」のようなそこで生活できるような施設の方が地方においては現実的かな、と思ったりもした。

で、影響されやすい私は、会場で市原さんの著書を購入



本当に世の中にはすごい人がたくさんいる。

講演会も、映画も内容はヘビーだったけれど、立ち上がる力に満ちている。

介護のことを考えると、ちょっと暗い気持ちになりがちだったけれど、前向きに受け止めて行こう・・・かな

あ、横領はしません























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福山雅治ドームツアー2014 東京ドーム

2014年04月06日 | イベント
ものすごーくファンってわけではないけれど、
ドラマ「ガリレオ」は欠かさず観ていたし、ガリレオの映画も2本ともちゃんと映画館で観ていた私

福山雅治ファンクラブ会員である大学の友人が、東京ドームのチケットがとれた、と誘ってくれたので、
妹と二人、大喜びで出かけて行く

13年ぶりの東京ドームなのだとか・・・




野球観戦には来たことがあるけれど、ドームのコンサートってはじめてだ
しかも、それも20年くらい前かも・・・

4月5日、午後5時開演をめざし、ちょっと早めに3時半に待ち合わせた私達。

すでに水道橋の駅周辺は女性でいっぱい




この辺りはいいお席への入り口のようで、列ができて、かなりの混雑。


私達、外野席へのゲートはスムーズに入場できた。


席までの道のりはまるでプチ登山・・・
長い長い石段の上にあるお寺をお参りしたときを思い出す。

みなさん途中で立ち止まり呼吸を整えてらっしゃる・・・

お席から見ると・・・



ステージははるかかなた・・・


肉眼で見える福山雅治は、小指の第一関節くらい

だ・け・ど・・・

それでもやっぱりステキ

スクリーンに映った姿や、妹に借りた双眼鏡を通した姿であっても、
目の前(?)に本物がいる、と言うのはまぎれもない事実

お話は面白いし、もちろん歌もお上手

曲に合わせて5万人分が一斉に色が変わるライトスティック(最初に配られた)での演出も、
それはそれは迫力があり、目がくらむほど美しい

あの高さで、ほぼ立ちっぱなしは危険だし疲れるし・・・ってことを差しい引いてもかなりの充実感


あんなに素敵な45歳がいるなんて


東山紀之さんなども、年齢を感じさせないけれど、時間があれば腹筋などの筋トレをしたり、
食べ物に気をつけたり、とストイックな生活をしていそうって感じがする。

福山さんは、もしかしたら血のにじむような努力をしていたとしても、
それを感じさせない自然な感じがなんともステキ

これはあくまでも私の主観です・・・


約3時間のコンサートはあっという間に終わった気がする。

我に返ると、5万人を退場させるために、ブロックごとに順番に移動の時間。
幸い私たちは最初の退場。
ドーム頂上付近からゆっくりと下山、って感じでドームを後にする。

やや遠方から来ていた友人は、電車の時間にちょうど間に合って一安心

夢の時間はおしまい・・・

ステキな福山さんを観て、目の保養をした後は、
普通のオジサンと普通の男子2人が待つ我が家へと、普通のオバサンは帰っていくのでした
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