
ここにこすったのね😅
1月28日は30回目の結婚記念日。
よく続いた・・・
外でお食事でも、と思っていたが、次男が卒論でバタバタしていて夫はそれが気になって仕方がない。
こういう時にお出かけしても、夫は家を出た瞬間から帰ることを考える。
終始そわそわして「心ここにあらず」状態になり、一緒にいるこちらも落ち着かなくなって楽しめない。
今日は家でお寿司のデリバリーでいいや、と「銀のさら」に注文する。
昨夜の残りのおでんの鍋をカセットコンロにのせて、お寿司をつつく。
昨年はファミレスだったっけ・・・
銀婚式は約束を完全に忘れられていたし・・・
な~んて思っていたら、夫が紙袋を手渡す。
「長い間ありがとう」だって。
定年退職するみたい。
開けてみると・・・
ヴィトンのお財布
びっくりだ
そういえば、10年ほど前、胃潰瘍で入院した後のクリスマスに買ってくれたヴィトンのお財布がずいぶんくたびれている。
そうだ、夫は10年に1度くらいプレゼントをくれるのだった。
そして私は何も用意していなかった・・・
30年ってずいぶん長い。
長男は今年、私が結婚した年になる。
こちらこそ、長い間ありがとう。
これからもよろしくお願いします。
夫が長い間務めた会社を退社した。
いつ辞めるかわからないから、と利息の高い社内預金もせず、持ち株も持たずにいたが、結局役職定年を迎えるまで片道1時間半かけて通い続けた。
夫は気が短いので「こんな会社辞めてやる」って思ったことが幾度となくあったことだろう。
けれど、私達家族のために頑張り続けてくれた。
私はと言えば、何度かの転職をし、出産を機にフリーになって25年が過ぎようとしている。
不安定な収入でこんなに長い間マイペースで仕事を続けてこられたのは、夫の安定した収入があったからにほかならない。
当日の夕食をどうしようか、と息子たちが心配していた。
帰宅時間が読めないので、お店の予約もままならない。
ということで、息子たちの発案で、「手巻き寿司」という無難なところに落ち着く。
夫は肉があまり得意ではないのだ。
大好きな酢の物も添えよう。
好物が安上がり・・・。
やがて、夫が帰宅する。
会社の方たちからいただいた花束を手に・・・。
テレビドラマのようだが、ホントにいただくんだ・・・。
そして、花束が、びっくりするくらい似合わない。
顔が怖いからだ。
ここ数年、健康診断で、さまざまな数値が悪かったため、家での晩酌はしなくなっていたが(外では飲みます)、この日は500ml缶を2本。
食後には「お疲れさま」ケーキを。
35年間、お疲れ様でした。
家族はみんな感謝してますよ
で、翌日からは、次の会社へ。
彼の資格を必要とするグループ会社へと通うことになる。
今までよりもさらに遠くなるが、少しの区間だが新幹線通勤してもいいらしい。
これからも、がんばって働いてくださいね