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隋の建国

2014年10月28日 | 高2用 授業内容をもう一度
 【鮮卑族】系【北周】の王族独狐信の娘と結婚した【楊堅】は、やがて外戚として【北周】を滅ぼして、【581】年【隋】を建国しました。その後、東にある【北斉】を滅ぼして華北を統一すると、【589】年に南朝の【陳】を滅ぼし、中国の再統一に成功しました。楊堅は即位して【文帝】となった人物です。彼は、【均田制】・【租庸調制】・【府兵制】の3つの制度を整えました。また、後の科挙に受け継がれる選挙という官吏登用制度をつくるなど、隋唐帝国の制度の基礎を作った人物です。
 この文帝の子が【楊広】で、隋第2代皇帝となる【煬帝】です。煬帝は父や兄を殺害して即位したと考えられています。彼は鮮卑族の王族の血を濃く受け継いでいるわけです。

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