観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

春の声

2022-04-22 23:47:07 | 春の藤前干潟

【来館時のお願い】

名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。

来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。

詳細はこちらをご覧ください。

 

※お隣の稲永ビジターセンターは3月9日(水)~4月28日(木)まで臨時休館しています(※延長しました)。

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藤前干潟

今日の満潮時間 8時38分 潮位209cm

今日の干潮時間15時51分 潮位 52cm

 

春のシギ・チドリの飛来が本格的になってきました。

今日の夕暮れ時、潮が満ちてきて干潟が小さくなっているときに、干潟からはたくさんのシギ・チドリの声が聞こえてきました。

その後、しばらくして、干潟がほとんど無くなったと思われたときには、名古屋港の夜にチュウシャクシギの声が響いていました。

 

春のシギ・チドリの声を今年も聞けたのはとても嬉しいことです。

 

今日の日中は暑くなりました。

昼間、干潟が広がると、ダイゼン、ハマシギ、オオソリハシシギ、オバシギ、チュウシャクシギなどが干潟で餌を探しているのが観察できたました。

さらに、この2羽がまた飛来しました。昨年末頃から藤前干潟に度々来ているヘラサギとクロツラヘラサギと同じ個体と思われます。

2羽は連れ立って、くちばしを左右に振りながら餌を探していました。

今回はいつまで滞在するでしょうか。

 

今日はアースデイということで、藤前海岸ではある企業による清掃活動が行われました。

暑い中、みなさん、熱心にごみを拾われていましたし、藤前海岸の現状を見て、プラスチックごみやマイクロプラスチックの問題をどうしたら改善できるのかを話し合われたりしていました。

清掃活動の前後に藤前活動センターに寄ると、ミズクラゲが展示されていました。ついうっかり時間を忘れて眺めてしまいました。

 

そして、明日より「愛鳥週間写真展2022」を野鳥観察館の2階で開催します(藤前干潟ふれあい事業共催)。

今日は展示作業に大忙しでしたが、明日より無事、展示を開催します。

5月29日(日)まで展示しています。ぜひ、足をお運びください。

 

昨日(4月21日)観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ26、カワウ147、ダイサギ28、コサギ15、アオサギ4、マガモ3、カルガモ10、コガモ10、ヒドリガモ7、オナガガモ6、ハシビロガモ1、ホシハジロ1、スズガモ368、ミサゴ4、ダイゼン46、キョウジョシギ1、ハマシギ849、オバシギ2、オオソリハシシギ43、ダイシャクシギ1、ホウロクシギ1、チュウシャクシギ39、ユリカモメ214、セグロカモメ2、カモメ1、コアジサシ30

キジバト1、ハクセキレイ2、カワラヒワ2、スズメ3、ハシボソガラス2、アカハラ1、シジュウカラ2、ヒヨドリ2

 

明日の満潮時間 9時29分 潮位190cm

明日の干潮時間17時14分 潮位 69cm


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