名古屋市野鳥観察館は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をして開館しています。
来館時には、マスクの着用等のご協力をお願いします。
※お隣の稲永ビジターセンターは3月9日(水)~4月28日(木)まで臨時休館しています(※延長しました)。
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藤前干潟
今日の干潮時間 4時17分 潮位150cm
17時14分 潮位 69cm
今日の満潮時間 9時29分 潮位190cm
大潮から一週間過ぎて、今日は小潮です。
干潮時間は夜明け前で、太陽が昇り始める頃には潮が満ち始めていました。
引き初めの干潟には多くの鳥たちが集まりますが、満ち始めの干潟の観察は当たり外れが多く、今日は初めはチュウシャクシギが1羽だけ、満ち始めた干潟でカニを探していました。
それでもあきらめずに待っていると、チュウシャクシギが少しずつ集まってきました。
秋の渡りよりも春の渡りの際に、多くのチュウシャクシギが飛来します。
そして、カニを奪い合って争うチュウシャクシギもいました。
結構、激しいです。
干潟には、婚姻色が出て目先や足の指が赤色になったコサギや、同じく婚姻色が出てくちばしが黒く、目先が青色のダイサギも集まっていました。
賑やかな干潟です。
国道23号の鉄塔には、カワウの巣があるのが見えました。1月下旬から巣作りを始めたカワウもいますが、繁殖は順調に進んでいるでしょうか。
さて、その後、開館して、お昼頃になってくると風がとても強くなってきました。
再び、干潟が干出して、シギ・チドリやサギ、ヘラサギ、クロツラヘラサギ、そしてコアジサシが飛来してきました。
あまりにも風が強いので、コアジサシやハマシギが飛ぶと、風にすごい勢いで流されていきました。
それでも、一生懸命飛び、魚を捕まえるために、川にダイブしていました。
今日は50羽以上のコアジサシが確認できました。無事、繁殖できる営巣地がみつかることを願います。
【愛鳥週間写真展2022のご案内】
今日から「愛鳥週間写真展2022」が始まりました(共催:藤前干潟ふれあい事業実行委員会)。
応募いただいたみなさんの力作が揃いました。
野鳥観察館の2階で、5月29日(日)まで開催しています。
ぜひ。足をお運びください。
今日観察できた主な野鳥 カンムリカイツブリ28、カワウ146、ササゴイ1、ダイサギ14、コサギ22、アオサギ6、ヘラサギ1、クロツラヘラサギ1、マガモ3、カルガモ12、コガモ5、ヒドリガモ17、オナガガモ6、キンクロハジロ13、スズガモ565、ミサゴ1、ダイゼン47、トウネン5、ハマシギ879、オバシギ5、アオアシシギ4、キアシシギ1、オオソリハシシギ16、チュウシャクシギ66、セグロカモメ2、コアジサシ53
オオルリ、キビタキ、サンショウクイ、クロツグミ、スズメ、キジバト、カワラヒワ、ハクセキレイ、シジュウカラ、ハシボソガラス
明日の干潮時間 6時46分 潮位173cm
明日の満潮時間11時17分 潮位152cm