漢方談話 (埼玉県日高市にあります漢方専門薬局 環のブログです)

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義仲を訪ねる  栗ご飯

2012-09-18 20:27:19 | 秋の野菜料理
先々週、太極拳の生徒さんが奈良井宿に日帰りで行ってきましたと、お話を聞かせてくださいました。

奈良井!?長野県の?ん?岐阜?

なんて、思っていたら、長野の塩尻ICをおりて30分ほどでいけるとのこと。
早速日曜日にうちの妖精と、妖精の両親とともに行ってまいりました♪

しかも、妖精が前日に調べてくれたのですが、木曽義仲のお墓が近くにあるとのこと!

それはなんとしても行きたい!
奈良井も楽しみだけど、木曽義仲の育った場所も見たい!そんな情熱で向かいました。

朝の5時に出発し、8時半には到着。
巴淵という川があって、巴御前(義仲の正妻)はここの龍神の化身だという噂が残っているのだとか。巴がよく行水した場所なのだそうです。息を呑むほど、とっても美しい水でした。
橋がかかっていて「巴橋」

ここで、ちょっと御説明。
個人的に新平家物語の中で、義仲が登場するくだりが一番好きなのです。率直で、単純で、まっすぐで、熱いところが本当にすがすがしいほどの義仲と、そんな義仲に惚れる二人の女性。しかも、二人とも美人で、強い女武者ときたもんですっ!
正妻は巴御前、
側室は葵ノ前
義仲の最後まで、鎧をきて、馬にのって彼を守ろうとするほどでした。

話をもどして、巴橋の次にかかっている橋の名前が
「葵橋」でした。
しかし、義仲館という資料館に行っても、葵の存在はあまり感じられませんでした。

お墓にもお参りしました。
京都では嫌われ、全国的には乱暴者で田舎者なイメージの朝日将軍(義仲)かもしれませんが、それも平家を嫌った後白河法皇に利用されただけなんです。木曽の地では今でも英雄として祭られていることが嬉しかったです。
後白河法皇は、結局朝日将軍があまりに礼儀を知らず(北陸宮を推挙した)で、粗野で、都の治安が乱れた(京都が飢饉のときに、戦に疲れた兵がちが入り込み略奪が行われてしまった)ことも嫌い、頼朝に乗り換え、頼朝の指示により義経が朝日将軍を攻める形になり命を落としました。

歴史上の人物では、表と裏がない人物にとても魅力的に感じます。まっすぐな人。

さて、昨日の夕飯です。
奈良井で栗を買ってきました。去年は食べられなかったので、二年ぶり!?
くりくり坊主が登場です


便利!

栗ご飯


その他


ブロッコリーのニンニクタジン蒸し
きゅうりと生姜の酢の物
かぼちゃの味噌汁

栗ってすごいんですよ。
胃や腎を補って、血流をよくして、咳をとめて、頭をよくして、筋肉を強くして、出血をとめて、痰も消すという!

一年に一度は食べたくなります