漢方談話 (埼玉県日高市にあります漢方専門薬局 環のブログです)

フェルデン グループ稽古第三月
個人稽古 第四金
営業時間:10時~16時

めぐり合う二人  冷奴

2012-09-01 22:21:35 | 夏の野菜料理
今日は久しぶりの太極拳教室でした。八月は毎年お休みにさせていただいているのですが、今日は雨も降って涼しくなったのもあって、条件はラッキーでした。
生徒さんたちに久しぶりに会えるのって感動なのです。
そして、汗び~~~っしょりになって太極拳を一緒にできるのが、また嬉しくて、かなりワクワクでした♪
いつも参加してくださる皆様、本当にありがとうございます!


さて、夜からはあるお芝居を見に行きました。
「2」二人をめぐる2つのストーリー


と~~っても、面白かったです!いや~~~、泣きました。気づいたら、ワンピースの襟元がぐしょぐしょでした。そう、タオルで拭くのも忘れて。
見に行かれる方は、ハンカチではなくハンドタオルをお忘れなく!

俳優人の多くが元劇団四季のベテランさんたちなのだそうです。
そして、小さな劇場で広がる物語。
それは、エンターテイメントとか、テレビの世界など、いわゆる嘘の世界ではなくて、まるで、自分が体験しているかのように思える俳優さんとお客さんが統合されたように感じるお芝居でした。だから、登場人物にすごく共感してしまいました。共鳴というのが近いかもしれません。

もしも、今の法律では認められない、差別を受けるような相手を好きになったらどうするでしょうか?もし、自分のことよりも相手を助けたい、守りたいと思った時、それは法律や世間体というハードルを越えるのかもしれません。魂の成長において、まるで試されているような、そしてそれを見事乗り越える、涙あふれるお芝居。

それから、動物ってコミュニケーションが必要な種が多いですが、人間は特にコミュニケーションが必要な動物のように思います。でも、今、隣の人の顔を知らないケースも多い。震災後から、少しずつ多くの人の気持ちが変わり、つながりを大事にするようになってきたけれど、どうやってコミュニケーションをとったらいいか、また、自分が他人とのふれあいを実は望んでいるのに、自分のテリトリーを頑なに守りたがったりする。「自分の物」そんなものはこの世にあるのでしょうか?自分と他人を分ける、一般的なものさしで人を分ける、そんなナンセンスさを描いた考えさせられるお芝居。

明日が最後なのです!
お時間がある方はぜひ!山王フォレスト大森シアターです。

実は友人であり、学び仲間であり、環のお客様でもある”寺田南”ちゃんが演技しております。でも友人だからという贔屓目ではなくて、しかも社会派テーマなのに、すっごい元気をもらって帰りました。

テレビだとなんでも、細かく描かれ、あまり勝手な想像って許されないように思うのです。あやふやに終わると苦情がきたりするそうですし・・。

でもお芝居って想像力を描き立てられますね。ちょっとした言葉のフリ、しぐさでいろいろなことを想像してしまう。きっと演出によるところが大きいのかもしれませんが、最小限でミニマムなお芝居がもっと見たくなりました。



昨日の夕飯です。
写真を撮り忘れてしまいました・・・。
黒米ごはん
冷奴の鰹節とオクラと生姜のせ
つるつるこんにゃく
人参とくるみのサラダ
インゲンのサブジ
ナスのお漬物

夏のお料理もあと少し、冷奴の美味しいうちに食べ納めも近い。
秋は肺の季節ですが、肺は大腸とつながります。大腸にいいものもいいんです。
こんにゃくなど繊維のあるものや、クルミで腸を潤すのもいいです♪