漢方談話 (埼玉県日高市にあります漢方専門薬局 環のブログです)

フェルデン グループ稽古第三月
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魔法のほうき展をちょっとのぞいちゃおう

2011-12-05 13:21:29 | お知らせ
冬らしい空気を感じて、心地よいです。

さてさて、環にて「魔法のほうき展」がはじまりました!
ちょっとご紹介させてください。

え~、まず柄の長い箒


この天然の木を使った、自然の荒波を乗り越えた形と
網み糸がパステルピンクというギャップに心をつかまれました。
両手でもって、しっかりお掃除ができる長柄箒です。

今回はパステルカラーの網み糸が多く入荷しております。
ジャン

この扇形の形は、実用をかねているとは思えないほど、スタイリッシュ。
しかも、この子の柄がすごい



この節!

これを見ていると、自分まで一節、一節成長させてもらってきたんだな、焦らない焦らない。
な~んて思ってしまいました。
そんなメッセージのある箒。この箒でお掃除するたびに、成長がありそうですね!


それから、
五玉箒

この赤と黒の絶妙な色合い。
色合いと規則正しい編み方に美しさを感じます。
この厚みがあると、お洋服のゴミをとるのに最適なのです。
我が家では玄関の内側の鍵にかけておいて、
帰宅すると、このミニ箒をとって、まず体を祓ってから、家に入ります。
放射性物質、そしてよからぬものを祓う意味でも。笑



一番オーソドックスな形は手箒。
こちらは、床との接地面が斜めになっているのです。
片手でもって、手を伸ばした時に、その斜めの箒は穂先が平行に床にピタリと沿います。
計算されております!
それで、柄は竹に硫酸をかけて焼いたものなのです。なんとも味がある。私がもっているのもこの硫酸君です。


こちらはビビットなピンクが効いております。
とにかく使いやすい手箒です。
穂も柔らかいので、畳も傷つけませんし、床もばっちり。

西の地域ではシュロの箒が多いのですが、これは床のお部屋が多かったからなんですって。関東はほうき草を使うのは、畳のお部屋が多かったからなんだそうです。確かに愛媛もシュロ箒なんですよ。
ホウキ草の箒は、最初はお座敷、使い込んでいって、穂先をちょっと切ったら、床へ、さらに使い込んでいって、土間へ、最後の最後はお外用とどんどん下ろしていったそうです。

この常右衛門さんの箒は、ホウキグサの種からまいて、無農薬で育て、収穫して、そこから作る。
とことん深い愛情がかけられて作られた箒なのです。

どうせ毎日使うものなら、そんな愛情たっぷりの道具をそろえたいと思ってしまいます。

そんな道具は、作り手のパワーと愛という魔法がたくさんかかっていて、なんでも願いを叶えてくれる♪
そんな予感がする魔法のほうき展です。