この像のことは知っているけど、それ以上のことは知らないので、イタリア文化会館のニュースレターで下記の
映画のことを知り、申し込んでいました。
ちょうど永遠のローマ展をやっているのですが、今一つローマにはひかれなくて、見に行く気がしなかったのですが、
録画してあった番組があったので合わせて見てみました。
10月31日
現在、東京都美術館で「永遠の都 ローマ展」が開催されているのを機に、ローマ建国の伝説をモデルに双子の兄弟
ロムルスとレムスの悲劇を描いた歴史アクション映画「ザ・グレイテスト・キング」(Il primo re)を上映します。
レムス役には「帰れない山」「ザ・プレイス 運命の交差点」「暗黒街」などで日本でもおなじみのアレッサンドロ・ボルギ。
監督は、日本でも大ヒットした「いつだってやめられる」シリーズをプロデュースしたマッテオ・ローヴェレです。
紀元前8世紀のイタリアの様子を再現し、アクションシーンもほとんどが役者、スタントマンが演じるなどリアルさを
追求した大迫力の作品。日本では劇場未公開の「ザ・グレイテスト・キング」をぜひスクリーンでお楽しみください。
*DVDでの上映です。
ザ・グレイテスト・キング
Il primo re
監督・脚本・製作:マッテオ・ローヴェレ
脚本:フィリッポ・グラヴィーノ、フランチェスカ・マニエーリ
製作:イザベッラ・オルシーニ、アンドレア・パリ
音楽:アンドレア・ファッリ
撮影:ダニエーレ・チプリ
出演:アレッサンドロ・ボルギ(レムス)、アレッシオ・ラピチェ(ロムルス)
ファブリツィオ・ロンジョーネ(ラルス・イル・ヴェッキオ)マッシミリアーノ・ロッシ(テファリエ)
タニア・ガッリッバ(ウェスタの巫女)
2019年/イタリア・ベルギー/128分/ラテン語/日本語字幕
羊飼いとしてテヴェレ川のほとりで暮らす18歳の双子の兄弟、ロムルスとレムス。レムスは自身が神の意志を超える
存在であると確信し、いずれロムルスとたどり着くことになる都市の統治者になるべく自分が運命づけられていると
信じる。しかし、悲劇はすぐそこまで迫っていたー。
「ザ・グレイテスト・キング」上映会
10月31日(火)18:30(開場18:00)
イタリア文化会館ホール
主催:イタリア文化会館
イタリアにもこんなアクション映画があるのだとちょっとした驚き。
薄暗くやみのようなシーンが多かったので、誰が誰だかよくわからなかったのですが、「帰れない山」の主演者の1人
アレッサンドロ・ボルギが出ていました。
紀元前の闇の世界の中に入っていくような疑似体験。
映画のラストのクレジットの時の画像にローマがどんどん領土を増やしていく地図が動いてとても大きな国になって行く様子が
おもしろかったです。
あと驚いたのはこの映画がラテン語を使っていたこと。ラテン語は話し言葉でなく、書き言葉かと勘違いしていた私。
この映画の時代からするとラテン語が正解なのでしょう。イタリア語はダンテの神曲で確立されたとの歴史があります。
イタリア人にしたら、ラテン語は習うでしょうけど・・見ている方には美しいイタリア語が聞けるかと思ったのに
全くわからず・・・
今日、録画で取ってあった番組を時間がある時にさっと流しました。
《カピトリーノの牝狼(複製)》作品解説・東京都美術館「永遠の都ローマ展」
《ローマ教会の擬人像》作品解説・東京都美術館「永遠の都ローマ展」
ローマの発展がわかり面白かったです。それにしても紀元前にコンクリートで建造物をどんどん作って行ったローマという
文化がすごいです。土木建築について圧倒的な技術を持っていた国です。
Oct. 31 2023 Kudan
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