Reflections

時のかけらたち

春が霞みそうな日のベルカントのレッスン ・・・ Bel Canto lesson on a hazy spring day

2024-03-12 23:56:59 | a day in the life

今回の九段フェスは春雨でのピッコロコンサートの後、準備時間が少なく、ちょっと無理があるけど
やるしかないので、レッスンの前後にさすが焦って練習しています。

先生のおっしゃるできないところは体に刷り込むしかないので、素振り練習のように何回もすれば
できるようになると言われ、反復練習をしています。

何事も習って少しわかってくると面白いのですが、またリセットされる恐さもあり、リセットされないくらい
刷り込まないといけないのですね。前々回のレッスンを聴き直すと新鮮なので困ってしまいます・・・

今回はカンツォーネばかりになりましたが、とにかく口が回りません。
ナポリ弁も多いのですが、何とか意味が分かって歌うと楽しいです。

特に「ナポリは恋人」の
famme torna' guagliona というところが好きです。私を少女に戻してというところ・・・

Napoli, fortuna mia,
m'ero scurdate che
a felicità
è 'n 'a nuttate e stelle,
terra 'e Santa Lucia,
è 'na canzona antica
cantata m'iezz' a' via.

Napoli, fortuna mia,
tu ca vuo' bene a chi vo' bene a te,
famme torna' guagliona,
famme canta' felice,
famme abbraccia' do' mare,
famme truvà a Maria
Napoli, fortuna mia.

 

「ナポリは恋人、Napoli Fortuna Mia」ジリオラ・チンクェッティ、GIGLIOLA CINQUE

 

私が少女時代に流行った曲。伊東ゆかりとかいろいろな人が日本語で歌っていたカンツォーネも当たり前にヒットしていた時代。
あの頃のTV番組に「兼高かおるの世界の旅」があってとても楽しく見ていたことを思い出します。あの語り口も。

 

 

レッスン後のクールダウンで今までに行ったことのないすてきな眺めが
見れる場所で仲間と語り合いました。

 


春を待つ千鳥ヶ淵周辺の景色がすばらしかったです。
都心の緑にほっとします。



桜の花が開いたら、また来てみたい場所。きっと昔のフェアーモントホテルのように混むのでしょうね。














春の陽ざしがキラキラと感じられる午後のひと時でした。



再び3.11で崩壊して、リニューアルした九段会館の前を通って・・・
あの未曽有の大震災からもう13年も経ったのですね。そのあと世界中を襲ったコロナもあり、
今まで経験したことのなかった日々が続きました。


夕食は娘の当番で、キムチとイカソーメン、めかぶ納豆を久しぶりに食べました。
簡単で美味しいしい定番の一つ・・・

 

March 9  2024

 

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