Reflections

時のかけらたち

神々が棲む森へ -1 ・・・ into the sacred wood the gods dwell -1

2022-10-06 23:59:09 | wonderland

神秘的な空気に包まれた熊野から戻ってきました。
70代で初めてのバックパックでホステルの旅。途中で計画も修正したりいろいろな案を
出しあったけれど、結局は当初の私がたてた案を実行、クリアできました。
コースも最初は緩やかな道からだんだん山道になって、最後の大日越えはハードでした。
宿泊も最初はドミトリータイプ、2段ベットの上で、翌日はゲストハウス、最終日は民宿と
だんだんグレードアップ。

今回の山歩き、お天気に恵まれたことがラッキーでした。急な山道を越えて最後のポイントに
着いたときは行程を無事クリアしたことに感動しました。私を見守ってくれた友人にも感謝です。
達成感につつまれて幸せな気分でした。

いつか熊野古道を歩きたいと思っていたけれど、こんなに早く行くチャンスが巡ってくるとは
思いませんでした。

行程:
10月1日 那智勝浦 濱口祐自Live                        勝浦泊
10月2日 大門坂 → 熊野那智大社 → 青岸渡寺 → 那智大滝(2.5km) 熊野本宮大社 本宮大社泊
10月3日    熊野古道ウォーキング  発信門王子 → 本宮大社(7km)         湯の峰温泉泊
10月4日 大日越え (3.4km)  紀伊田辺より帰路

昨日はパンパンになった足とまだフワフワした気分でボーっとしていた一日でした。
歩いた距離:
10/1 7.9km 11,574歩  10/2 11.8km 16,719歩  10/3 13.9km 19,840歩  10/4 10.1km 14,742歩

 

10月1日   7:33   東京駅発 ひかり633
                9:14   名古屋着
              10:01  名古屋発  JR特急南紀3号紀伊勝浦行
              13:58  紀伊勝浦着
                           勝浦の海辺で

             16:00  熊野カフェ   濱口祐自Live  (駅から徒歩15分)

                宿泊    Why Kumano

 

ほとんど使っていない大人の休日倶楽部で行くと交通費が3割引きになることを思い出し「ひかり」で
行くことに計画を変更して、少し早めに家を出ました。前日作っていたハッシュドコンビーフポテトを
パンにはさんで持って行き、新幹線でポットに詰めた紅茶で軽い朝食。

 


旅に出ると列車の窓から畑を見るのが好きです。日本の風景・・ 稲穂を見るとなぜかほっとします。

名古屋からくる友人に少し早く来てもらって、1両しかない自由席に並んでもらうことにしていましたが
結局私もひかりにしたので余裕をもってつくことができました。JRの案内が不親切でホームがわからず
行ったり来たり・・ 南紀行きの特急は1日に4本しかないとのことでしたが、表示がなく焦りました。
ホームも南紀行きの列車は3両なのでどこが自由席なのかわかりにくく、駅員さんに聞いて戻っていたら
友人も来ていて、余裕で自由席に乗れました。乗る人も少なくここから4時間という特急の旅です。

今回はリュックも30Lにして、いつもより重く、重たいカメラは朝持って行くのをやめることにしました。
八方で使ったステッキや雨具も準備。安全第一を考えました。カメラはあきらめたと友人に話したら
持ってあげたのにと言われましたが、写すたびに出してもらうのも厄介なので今回はやむを得ない選択でした。
日帰りハイキングくらいでしたら、持って行けましたが。友人は磁石や懐中電灯も2つ、手袋も持っていて、
最終日の下りのきついところでは荷物を降ろして腰かけて降りたところや石を掴んだりしたので、手袋は
助かりました。今度から山に行くときは準備すべきと思いました。

私も行動食をいろいろ準備して詰めて、友人には名古屋名物のお弁当を昼食のためにお願いしていました。
友人も遠足の前みたいで前日は音楽を聴きながら大きな声で歌っていたら声が枯れたと話していて
笑ってしまいました。

名古屋名物の味噌カツに鰻。食べきれないので、半分をお昼ごはんにして、残りをホステルで
ひつまぶしのお茶漬けにして夕食にしました。ホステルでは自由に食器も使えるので便利でした。

 

反対側の席が海が見える景色でしたが、こちらからも充分見ることができました。

 

勝浦についたら、まず港まで行ってみました。

 

 

グレイっぽい色のクラゲのようなものが浮いていて、小さな小魚がいっぱいいました。

 

海岸線が入り組んでいるので、ぐるぐる回って突端にある熊野カフェを目指しました。
途中で軌道修正をしながら歩いて・・・

ライブ会場のカフェのテラスが見えました。

準備中だったので、埼玉から来たという女性と少し話として、荷物を置いて海辺に出てみることに
しました。

穏やかな海で、気持ちのいい風も吹いていました。
少し休憩してぼーっとしていました。時おり小さな船が戻ってきていました。

 

 

 

 

 

リハが始まっていました。

 

 

 

本番が始まり、ワン・ドリンクは生ビールをいただいていい気分。
暑かったのでぴったりでした。

 

波の音がして、海風の吹く中でブルースはぴったりでした。
途中、イソヒヨドリかなにか海鳥も頑張って鳴いていました。

 

 

夜がだんだん深くなり、飛び入りのセッションも最後にありました。

ギターを始めたきっかけとなった「禁じられた遊び」は弾くたびに違って、濱口バージョン
美しいです。今回は「黒いオルフェ」も心にしみました。残念ながらサティが聞けなくて
終わって挨拶するときにサティ聞きたかったのにと言ったら、忘れたと言っていました。レパートリーが
たくさんあって漏れてしまったのですね。濱口さんと握手をしてお礼を言いました。

ドリンクと引き換えのチケットは記念にもらっておきました。
後からフェイス・ブックで知りましたが、なんと濱口さんの手書きチケットなんですって!

 

暗い道を歩き、途中から海沿いに出たりしてホステルに向かいました。空には星が満天ではありませんでしたが
たくさん輝いていました。
いい音楽を聴いてご機嫌な帰り道です。

途中に結構大きな神社がありました。 勝浦八幡神社という普通の名前でした。

 

駅前のホステルにチェックイン。それからお湯を沸かして、お昼のお弁当の残りをひつまぶし茶漬けにして
お椀でいただきました。お漬物や出汁巻き卵も残っていたので、おいしい夕食となりました。

あとはシャワーでスッキリして、二段ベットの上に登って寝ました。
カプセルホテルも泊まったことがないけれど、結構眠ることができました。

 

2話題沸騰中! 那智勝浦のリアル・ブルースマン濱口祐自Yuji Hamaguchi、PV第2弾UP!!

 

014.11.15.勝浦八幡神社奉納演奏 c06

 

2014.11.15.勝浦八幡神社奉納演奏 c14

 

濱口さんはなんと玉置神社でも奉納演奏をしていました。なかなか行きにくい秘境のような場所です。

 

*写真はすべてスマホで写したものですが、だいぶ前にスマホを落としてしまって、レンズの所の固いカバーが少し
 かけてしまいました。そのせいか光が変に入ってしまうこともあります。

 

コメント (2)
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