Reflections

時のかけらたち

藤本義和 染色展 ・・・ Yoshikazu Fumimoto dyeing exhibition

2022-03-01 23:45:47 | art

2月22日に昭和記念公園に行ったのは、この展覧会がきっかけです。せっかく国立まで行ったのだから
西立川はすぐと・・・

染の街新宿に触れて、型染を数年間経験した私は織物や染物にはやっぱりひかれます。としちゃんのブログを見て
国立も久しぶりだし、行ってみたくなり出かけたことは以前1日の流れだけ載せていましたが、今回はいろいろな作品や
藤本さんのこともご紹介しようと思いました。

 

 

はたらくヨロコビ クラフトマン 型染め・木版染め 藤本義和さん

 

85歳になってもまだ仕事が楽しくてたまらないといった感じです。反物の染はかなりきつい態勢での仕事ですが、
姿勢もよくて、元気を分けていただきました。

カードにもなっていたこの帯はクレマチスの柄だとのこと。

藤本さんは八王子に藤本染工芸という工房を持っていて、そこでは小物もたくさん置いてあるとのお話でした。
若い方にも染の楽しさを教えているとのことです。 私も以前中井の染屋さんで習ったいたことがあるのですが、
その話をしたら、二葉苑のすぐ近くにあった染のお店で職人さんとして働いていていたとのことで、
富田染工芸の話とかいろいろ落合や早稲田の話にも飛びました。

 

 

日本ではめずらしい木版の型染めです。

 

帯が締まるのでたれは柄にしないで染めるとのことでした。ディスプレイしてあるのを
崩して見せていただきました。

 

上の柄はかなり古い型紙を使用しているとのことでした。

 

 

傘もなぜかかわいいですよね。

 

こちらはのれんにしてありますが、この柄は正倉院にでもありそうながらで、この木版が
藤本さんの原点になっているとか・・ 人と違うものを作ろうというクリエーターの意気込み
でしょうか・・

伝統を基盤にしてその技を磨き、新しい自分らしいものを作り出していっているところが
若々しさを感じるところなのでしょうね。

 

半幅帯は今若い人が結構締めているそうです。私も半幅帯と思って何年も前にお気に入りを買ったのですが、
まだ一度も締めていません。そろそろしないとする時がなくなってしまいます。

 

 

 

とても楽しい時間を過ごさせていただきました。
今度八王子の工房にもお邪魔しようかと思っています。

 

Feb. 22  2022   Kunitachi

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする