先月は骨折のため教室をお休みしました。いただくだけならできるのですが、歌も歌うだけなら
できるのですが、手が不自由だと外出する気になれませんでした。ヨガは2ヶ月近く休み、ベルカントも
発声練習の時に手が上がらないし1回休みました。
和服を着て、星岡に出かけることができてとても幸せです。和服も着れるか心配でした。手首を本当に
よく使うのです。
今尾景年
明治から大正時代に活躍した四条派の日本画家
月の前に散る桜の花びらが素敵で思わず近づいて見てしまいました。
後で作家のことをお聞きしたら、大正時代に活躍した景年という画家であることを
教えていただきました。
雛飾りを期待していたのですが、飾りもお料理もお雛さまとは関係がなく、春を感じる
献立でした。
3月の献立
和え物三種 うるいとえりんぎ茸酢味噌和え
小松菜くるみ和え
キャベツ辛子和え
椀 魚の平ゆば巻き
焼 物 帆立貝伝法焼 長芋梅肉かけ
煮 物 鳴門巻大根
小 鉢 白魚とほうれん草
ご 飯 たいめし
たいめしは鯛の身を調味料につけてから焼いて、さばいてお米の炊き上がりに混ぜます。
骨は焼いてだしを取ります。
うるいとエリンギの酢味噌和えのエリンギはお酒を振りかけてから塩を当ててから焼いて
細かく裂いておきます。
キャベツ辛子和え
ピーナッツバターを使うので辛子っぽくなくマイルドでよかったです。
今回は和え物が3種あってとても参考になります。
伝法焼きはオーブンで表面を焼く料理です。
帆立貝は火を通しておき、百合根と干し椎茸を味噌(酒、みりん、砂糖、西京味噌)で和えて焼きます。
マヨネーズを混ぜてもいいとか。
一番手がかかっていたのが魚の平ゆば巻き。
霜降りにした鯛を平湯葉にすり身を薄く敷いた上に乗せ巻いて蒸す料理です。
湯葉の料理はハードルがだいぶ高い料理です。
白魚をお湯にとすときはたて塩につけてから塩を振らないと溶けてしまうそうです。
家で使う材料ではないのですが。
庄内麩を大根で巻いて煮たもの。歯触りもよく、とてもおいしいものです。
桂むきだけがネックです。ここの料理は手間だけが贅沢と先生がおっしゃっていました。
素材はごくシンプル。
鳴門巻大根
帆立貝伝法焼と長いもを焼いて梅肉をかけて
魚の平ゆば巻き
よりうどと菜の花
たいめし
うるいとえりんぎ茸酢味噌和え
小松菜くるみ和え
キャベツ辛子和え
ピーナッツバター、焼きかまぼこであえればキャベツもおしゃれ。
白魚とほうれん草
酢の物
縞の帯が欲しかったのですが。まぁいいか。
着物を着ると体がねじ曲がっているのがよくわかるし、帯も前で結んで
回すので着物まで回っているのがわかります(泣)
きれいに着れるようになりたいと思うカンカンでした。
帰りに中野のカフェ「奥の扉」で一休み
この席で和楽の利休の特集を見せていただきました。
かかっていた音楽は昔よく聴いたモーツァルトのヴァイオリンとヴィオラと管弦楽のための
協奏交響曲でした。久しぶりだったので懐かしい人にでもあったような感じでした。最近あまり
聴いていませんでした。
奥の扉の入り口には「庭の見える奥の席が空いています、どうぞ」
と書かれたメモがありました。
それで奥の広い席に案内してくれたのですね。
この日のコーディネイトはこの時期に着たくなる結城にいつでも道明というくらい
使い道の広い平家納経の帯締め。帯も結城だった。
久しぶりに中野「奥の扉」で聴いたモーツァルト
Itzhak Perlman, Pinchas Zukerman, Zubin Mehta - Mozart Sinfonia Concertante - Part 1
Itzhak Perlman, Pinchas Zukerman, Zubin Mehta - Mozart Sinfonia Concertante - Part 2 + Bonus