Reflections

時のかけらたち

漂う日々 ・・・ drifting days

2018-07-07 01:13:28 | a day in the life
仕事に行っても、職員室で一人っきりになると思い出して
泣きそうになってしまう。

今日は仕事が終わったら、器ギャラリーでのシルク展に職場の友人と行くことに
なっていました。彼女は私より勤務時間が長いので、私は昼食をゆっくりとって、
先にギャラリーに行くことにしました。

最近知ったおいしい定食屋さんに入ると、老人が一人お酒を飲んでいました。
雨がまだ降っているかどうか聞かれたけれど、ぼーっと歩いていたのでどっちだったか
認識できず、もう一度外に出て確認しました。
なんとなく漂っているような感じのこの頃です。

その老人にお金持ちだからお酒をご馳走してくれると何度も言われたけれど
お断りし続けて、最後にお店のおかみさんが何かいただいたらと勧められて
コーヒーをいただきました。



そのご老人は若いころは噺家をしていて、映画にも出たことがあると話していました。お顔をよく見ると
落語家のような感じがしてきました。家が裕福だったので、落語家を止めて遊んでいたこともあったようで、
挙句、駆け落ちをして関西に行ったこともあるとか。この近くで皮の染織をして三越とかにも
納めたことがあるという話もしていました。
でも今生活保護をもらっていて、月の初めはお金持ちになるんですって。週1回はヘルパーさんが来て
買い物や食事を作ってくれるとか。生活保護をもらっているお金でごちそうしてもらうわけにはいかないと
何度も断ったのですが、お金は生きた使い方をしないとねと話していました。
友達が遊びに来るのでその時も振る舞うそうです。出かけない限りお金は使わないと。

なんだか不思議な経験をしました。お店のおかみさんもよく話を聞いてあげていました。
このおかみさんも家に人が来た時みたいに、この前はスイカ食べていく?と聞かれ、その時いる人たちに
配っていたり、おもしろいお店です。老人には地域でこういう場所が必要ですね。
近くのサンドイッチやさんにも電動の車いすでランチに来ている老人もいました。





そのあとで器ギャラリーTRYで開催中のカンボジアの手織りシルクの展示を見に行きました。
APSARAという名前で
カンボジアで指導をしてシルクの布を作り、日本で手作りで制作しているようです。
NPO法人でカンボジアの支援をして、フェアトレードをしています。



夏の日除けのために長そでのシルクのボレロ風ジャケットを買いました。収益の一部は支援に回るとのことです。


職場の友人とは。9月末で辞めることとか話をして、おなかがすいたというので行き当たりばったりで
インド人がやっているカレー屋さんで夕方ですが、ランチをいただけて、私は娘の帰りが遅くて夕食もいらないということ
でこれを夕食としました。

そのあとで新宿の金券ショップで娘の軽井沢までの新幹線のチケットを取り、私の大人の休日クラブと合わせて
指定を取りました。ブルーが行かせてくれる軽井沢でした。今年は私は無理かなと思っていたのに。

家に帰ると空想のブルーがあちこち動き回っています。
コメント
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