Reflections

時のかけらたち

夢の世界へ ・・・ into dream

2014-08-23 23:21:12 | music



ファビオ・ルイージの魔法にかけられたような
オペラの世界でした。





すべてが夢の中の出来事のように。
幸せに包まれるオペラ ファルスタッフ

フェスティバルってこういうリラックスした雰囲気なのね。
これは松本でなければできないことだと思いました。

ホテルからゆっくりと会場まで歩いて行って・・

メリハリのある指揮にオーケストラものびやかについて行って
オケは驚いたことに外国人も多く見られ、とても楽しそうでした。














サイトウキネンオーケストラは素晴らしかったけれど
それを自在に操り引き出したファビオ・ルイジは舞台の上までも
息がぴったりあって、こんなに一体感のあるオペラは
珍しいのではないかしら。
ソリストもそれぞれ素晴らしかった。題材も楽しかったし、
私の口元はずっと微笑んでいたと思う。
ファルスタッフはシェイクスピア最後のテンペストと似たような
イメージです。


こちらは小澤も見守った本番さながらのリハーサルの写真です。














ヴェルディ:オペラ ファルスタッフ
キャスト
サー・ジョン・ファルスタッフ: クイン・ケルシー
フォード: マッシモ・カヴァレッティ
フェントン: パオロ・ファナーレ
アリーチェ・フォード: マイテ・アルベローラ
ナンネッタ: モーリーン・マッケイ
クィックリー夫人: ジェーン・ヘンシェル
メグ・ページ: ジェイミー・バートン
パルドルファ: キース・ジェイムソン
ピストーラ: デイヴィッド・ソアー
ドクター・カイヴス: ラウール・ヒメネズ



夢のような音楽祭の夢のような組み合わせのオペラでした。
このアレンジをした小澤に感謝です。演出のデイヴィッド・ニース、指揮のファビオ・ルイージ、
舞台芸術も松本の合唱団もソリストたちも。
しかしながらサイトウ・キネン・フェスティバルの最後の機会に参加できたことは
とてもうれしかったです。来年からSeiji Ozawa の名前に変わると聞いて
どうして?と思いました。小澤征爾が主宰するサイトウキネンでいいと思うけど・・


私の至福の時は過ぎ去り、ホテルまでゆっくりと歩いて戻り、
ホテルで岩合さんの「ねこ歩き」ノルウェイ編を見て寝ました。



まつもと市民藝術館の入り口。
ホテルより思ったより近かったです。






この階段を上がったところでホールの入口があり、ワインのサービスがあり、おしゃれでした。
赤ワインをいただいて、2階席に向かいました。

Aug.20 2014  Matsumoto
コメント
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