ギターマンには、かなわない。(live&radio and more!!)

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HYDE PARK MUSIC FESTIVAL 2005

2005年09月03日 | 2005年ライブ・イベント
HYDE PARK MUSIC FESTIVAL 2005
@ 稲荷山公園(埼玉・狭山)
   
 
2005年9月3日(土)@稲荷山公園 
(開催は、9/3,4の両日行われました。)


今回のHYDEPARK MUSIC FESTIVAL、実はぎりぎりまで行こうかどうしようか、、、迷ってまして、、
前々日ですかね、よっしゃ行こう♪と、決断したのは。
おかげで、もう当日券しかチケットはなくなってたけど(笑)。

実際には、もっとゆっくりでもよかったけれど、
現場の状況がわからなかったため(何せ、今年初めての開催だそうです)
開場時間ほどではないけど、ほぼ開演ギリギリに着くよにしました。

今回の会場となる「稲荷山公園」は、駅名にもなっているとおり、
ほんとーー!!に駅の目の前なので、ほんとにギリギリ着^^;

池袋の乗り換えなんて、何年に一度するかどうかってことで、
心配しちゃって、改めて親に聞いちゃったわよ^^;
(因みにこの沿線に大昔住んでいたらしい・・私には記憶が殆どありましぇん)
「すぐわかるから」って言われて^^;
ええ、すぐわかりました、よかったよかった。
池袋から、急行を使えばびっくりするくらい早く着く!まぢで驚いてましたよ。

駅に着いて、何も食料とかの備蓄がなかったので^^;
駅前のコンビニにて調達。
ご同様の考えの方も結構いらしたかと・・・。
なんせ野外ですし、長丁場ですし、、まだ暑いですからねえ、、大事大事。
お惣菜パンと、スポーツドリンク系のものをゲットしてきた上で、いざ、ゲートへ。

当日券を扱うチケット売場にてまずは購入。
一応、荷物チェックがあるのでそこを通過。
(幾つか小ぶりの荷物が増えてよたよただったのですけど、
スタッフ(ボランティアの方)が「・・ここでまとめていきましょう^^」と言って下さいまして、、
ありがたくお言葉に甘え・・・ここいらの声かけが事務的でなく温かいのが嬉しかったですねえ♪)

通行証?(再入場も可能ということで)代わりのリストバンドを装着してもらい、
新聞などのパンフをいただいて会場の中へ。

※ポスター♪


といっても、公園ですし。
席も指定があるわけでなく。
一部中央に、スタンディングも可能な場所はあるけれど、
基本的には土の地面に草が生えていて、、常識の範囲で、
レジャーシートなどや小さな折り畳み椅子を置いてどうぞご覧下さい、、という感じ^^。

緑のなだらかな斜面を生かした客席の配置にして、
ステージをセッティングした感じです。

あまりかんかん照りにならないところ、、
うっすらとした陰の出来ているところへひとまず落ち着き。
食料^^をいただきながら、既に始まっているステージをゆったりと眺める。ゆるゆる。
そう、何がいいって強い言い方をすれば殺気立つとでもいうのかな、、
そういう雰囲気がまるで皆無なこと。ロケーションというのも関連あるのかもですが。
そうそう、ファミリーでいらしてたり、
ワタシなんかより、余程人生の諸先輩方もいらしてて。
Tシャツや短パンなんかでくつろいでおられる^^

時々ふーっと吹き抜ける風がめちゃくちゃ心地よく。
蝶やとんぼもたくさん。
時には、おいおいおいっ、、今随分長く跳んだソレって・・もしやバッタなのですか^^;;?とか。
小さな松ぼっくりがころころしてるなあと見上げると、やっぱり松の木とか。
とにかく目にも優しく、、空気も優しい緑が満ち満ちている感じです。

自分がよく知らないアーティストさんたちでも、
時折「カバー」をやってくださって、、おおっ!!みたいな^^
その反応は、周りを見渡すとおんなじようだったりするのが少しばかり嬉しかったり。
音楽好きの隅っこに居させていただくことの幸せを感じたりしておりました。

何せ、ホントによくモノを知らないものですから、、
今回のこの場所がどれだけ日本の音楽において、どれだけ大きな意味のあるところかなぞ、
やっとこのイベントがあることで知ったくらいです。

先にいただいた新聞でその歴史とか背景を改めて読み直しては、、、
ふむふむと言っていたくらいなので^^;
そうか、、これに誠さんも登場されるんだな、、
そう思うと、その重みと意味については噛み締めるものがあります。
元々は、その昔米軍基地(ジョンソン基地)があったところなのだそうです。
更にその跡地が、今回のフェスティバルの名称である「ハイドパーク」と呼ばれていたそうです。
それで、今はそこが「稲荷山公園」なのです。

この日のライブパフォーマンスの全てを拝見したわけではなかったのだけど、
印象に残ったゲストミュージシャンの方で、それこそまだ「進駐軍」といった頃に、
基地内のクラブでギターを弾き、唄ってらした女性が登場されました。勿論日本の方です。
驚くべきことに、未だバリバリの現役ミュージシャン。
今回の主宰者・麻田浩さんのセットのゲストでいらっしゃいました。
ウェスタンスイングやカントリーミュージックをやるバンドだったのではないかな。
(スクエアダンスっていうのかな、それを踊って下さった女性たちもいらっしゃいました。
スタイルは、テンガロンハットにジーンズにブーツって感じです。)
トミ藤山さんという方で、小柄だとお見受けしたのですが、
軽快に実に楽しそうにエレキギターを弾きまくり、「テネシーワルツ」を唄われ。
会場も大いに盛り上がりましたよ!!だって、ホントに粋でかっこよかったんだもの。

誠さんは、その後のご登場。
そうそう、バンドというかセットが総とっかっえでわぁぁっとやるので、
ステージ上は慌しいのですが。
まあ、こちらはのんびりと芝生に寝っ転がっているものですからね(笑)。

前日のアコースティックオンリーのステージとは打って変わって、
ギブソンのエレキギターを連れていらっしゃいました。
言うなれば、前日は正真正銘のホーム。
ところが、この日はどう考えても圧倒的にアウェイというのは、、、やむを得ないですよね。
なので、一段と「心強い相棒」が欲しかったのではないかなあ、、と勝手に考えてみたりしたのですが。

この日のステージに合わせて(ハマリすぎた、、とのことですが^^;)
Tシャツに、テンガロンハット、ジーンズ、サングラス、ピックネックレスといったいでたちです。

「斎藤誠、47歳、若いです!!」

いやー全くこの場ではその通り。
いや、同世代であるとか、年下でいらっしゃる出演者も現実にいらっしゃいましたよ。
でもね、、殆どは大先輩ばかり。
緊張はいかばかりかと思いましたが、、、
中央前方のお客様から「まーことーー!!」の声がいくつも飛んでたんですよね。
おそらく、というか間違いなくセンチメンタルシティロマンスのファンの方かと思われます^^
・・・やっぱり嬉しいな♪

多分・・そうくるかなの予想通りで^^
「Melissa」が1曲目でした。
会場、軽くどよめいたというか、湧いた気がします。
やっぱり、、筋金入りの音楽ファンがいらしているとお見受けしました^^
「皆さんにとっては、退屈かもしれませんが・・・オリジナルを2曲やります」(いやいや、そんな。)
と、おっしゃって、
「Waltz In Blue」と「今僕を泣かせて」
を、エレキで弾き語って下さいました。
特に「Waltz In Blue」は、こんな最高の環境の中で、じっくりと、、
風にあたりながら、青空を見上げながら聴くのが・・・すごくぴったりと来ましたね。
・・・あそこで、オリジナルをドン!とぶつけて「聴いて下さい」というところに、
すごくその誠さんの「オトコギ」みたいなものを感じて嬉しかったんですけど^^

次の森山良子さんに、ハイタッチで選手交代^^

予想していたより、森山さんのステージって、すごくタフでびっくりしたんですよね。
唄のイメージ通りではありませんでした(笑)。
前でワイワイ言っている出来上がっちゃったオニイサンたちに「うるさいっ」って笑顔で一喝(笑)。
ギター1本で唄ったかと思うと、最後は手巻きのオルゴールを手にして、マイクに近づけて。
「星に願いを」を。なんとも清々しく力強くて!!
声高にしなくても、ボリュームをMAXにしなくても、
ちゃんと伝わる声ってあるんだなあって改めて思いながら聴いていました。

その後に登場されたのが、ブレッド&バターのお2人。
「・・・老けてますけど、弟です」(ヲイヲィ^^;;;)
私達は、笑っていいのかしらん。

今回このフェスティバルはベネフィットコンサートであり、
日本の音楽が大きく育っていく上で、とても大事なものを育んだというとても大切な意味を持ち。
なおかつ、環境にもきちんと配慮するという、いくつもの意義を含むものでしたが、、
ブレバタのお2人も、早い時期から湘南エリアにてやはり活動を始められていたという、、
そういうことからも、繋がりを感じて参加を熱望されたということのようです。

このセット最後は、
誠さん、森山さん、ブレバタのお2人に、
ラストショウ(本当のご出演は翌日らしいのだけど、
近所だから見にいらしてたらしい^^)の松田さんも加わって、
ビートルズの「With a Little Help from My Friends」をセッション♪
楽器はだから、、誠さんのギターとブルースハープオンリーってことかな。

「リハーサルしてないです、さっきそこで合わせただけです」

って、誠さんはおっしゃってましたが。
でもでも、実に楽しげで和やかなセッションでした^^
最後には、誠さんのジャンプも見事に決まったことですし^^

これからもいっぱい応援しますからね、誠さん^^

*****

私は、このあとのセンチのセットまでは最低、見ていこうと決めてました。
(お疲れ気味でしたので^^;)
いくらか、セットはされていたのですが、、
キーボードの器材関係で問題があったらしく、
セッティングに時間を取られ、、
スタンバイの出来た、中野さんと告井さんのはからいで、、
予定はしてなかったけど、、とギターで1曲やって下さいました^^

無事にセッティング完了して、改めてセンチのライブ開始。
少しずつ照明がきいてくるようになった頃合だったかと。
やっぱ・・・あのバンドの音を外で聴くのは楽しかったなー♪

オリジナルナンバーだけでなく、はっぴぃえんどの曲もやって下さりすごく盛り上がりましたね。
さすがだなあ、、、!!
なお、告井さんは、狭山ではなく少し先の入間のハウスに住んでいたことがあったそうで。
この頃の空気をご存知のようでした^^
(ワタシ的にはですが、告井さんは、去年の30周年のライブでも名言を吐かれていましたが、、今回も^^
「・・・将来はない人たちばっかなんですよ、今日集まってるのは(・・年金の話も絡み^^;)、
でもね将来はなくても「今はある!!」」・・・全くそのとーりですっ!!大喝采でしたよ^^)

センチを見た後で、会場内に出ているお店などを見に一周ぐるっと巡りました。
食べ物屋さんとか、雑貨屋さんとか、、賑わってました^^
このあたりは縁日状態ですね♪
そうそう、黒澤楽器さんがブース出してたのでびっくりでしたよ!!
誠さんの写真パネルも展示してました。

*****

環境に配慮するということで、他の野外フェスでもここまでやるのは、
もはや特別でなく、フツウになってきてるんでしょうか?
・・・だとしたら本当に素晴らしいと思います^^
久し振りに、このよなイベントに出かけてきたので他の様子がよくわかんないんだけど^^;
ゴミについては、徹底した分別をやっていました。
セット間にも、頻繁にアナウンスされていましたし、
何ヶ所かにゴミ分別のゲートを設け、ボランティアスタッフがつきっきりで対応されていたようです。

「借りた場所は、きれいにして返す」

・・・スローガンだけでなく、実際に貫かれているとお見受けしました。

ほんとに少しの時間だったけれど、参加できてよかったなあと思います。
意味合いも色々あるけれど、なんと言っても、ゆったりのんびりと、、、
のんびりピクニックみたいに肩肘張らないのが、
音楽をまさしく楽しめるっていうのが一番嬉しかったのかも^^。
それが原点ですよね、音楽に惹かれる・・・・。
来年も開催されたら、また参加してみたいな・・・と思います。

最後に、狭山の皆さんお世話になりました、ありがとう^^

※こんなステージ。



誠さんのセットリスト

1Melissa
2Waltz In Blue
3今僕を泣かせて

斎藤誠+森山良子+ブレッド&バター
With a Little Help from My Friends

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