ギターマンには、かなわない。(live&radio and more!!)

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MARTIN GUITAR SHOW 2008

2008年04月26日 | 2008年ライブ・イベント
MARTIN GUITAR SHOW 2008
『斎藤誠が弾くマーティンギター2008年モデル!!!』


2008年4月26日(土)

於:SHIBUYA BOXX

~出演~

斎藤誠

※司会進行として、黒澤楽器の福岡司氏


[前書き]

毎年この時期に開催が恒例になっていた、マーティンクラブコンサートですが、
今年は、春はギターショウのみの開催とし、秋口にコンサートは行われる、、
というのを、サイトやら会報(こう見えても、いちおうマーティンクラブの会員さんなのであります)
を通じて知っていました。

この週は風邪で体調もよくなかったことだし、、見送りかなあ、、と思っていたのですが。。。

誠さんのサイトにて、急遽イベント出演が決まったとのお知らせがあり・・・そうなれば、
「この風邪なんとか治す!」
の目標のもと、、、本当になんとかした自分でありました(笑)。
明確な目標を持つって、大事ですなあ!!我ながら呆れた、あはは。

[本文]

あいにくの不安定なお天気ではありましたが、、会場へ向うべくウチを出て、
でも寄り道したのと、週末な渋谷の人波に飲まれないようにすり抜けながら、、、
^^;
結局到着はぎりぎりだったかなと思います。
開始まで、、5分切ってたかどうかって感じじゃないかな。
受付でも「もうすぐ始まりますので」って言われちゃったし^^;

去年末から数えて、私ももうここは3度目ですよ。
それ以上に誠さん、こことこのお隣りのカフェにはご出演されてますからね。
さすがに恒例になったギターショウ。
お客様がいっぱいで、あ、こりゃあ立ち見かな、、と立ち位置を探して立ってたら、
椅子を出して下さいまして、ほんとにありがたかったです^^

もう、ステージにはギターが何本かと、もろもろなセッティングは行われてあって、
誠さんのナンバーが流れていたり、
ふと見ると、後ろの方のモニターには某PVやら、某TAB譜付きビデオ(笑)が流れていたわけです。
でも、周りのスタッフの方を見ると、去年の赤レンガでもお見かけした海外からのスタッフのかたもいらしてたりして。
やはり、いつものライブとは雰囲気が若干違います。
ので、・・・すみません、隅っこで見させていただきますね、、という私にはよかったです。

司会進行は、リバースツアーでもお馴染みになった、
黒澤楽器の福岡さんが行い、、誠さんを呼び込みますが、、、
やれ、手元にマイクがない、ピック忘れてきた^^;といって楽屋に取りに戻られてしまったりして(笑)。
改めて戻っていらしたところで(笑)センターの椅子に座って、、お話が始まりました。

本数にして、10本弱ぐらいでしょうか。
今年の新作ばかりらしいのですね。
それを実際にギターショウに来場された方は、試奏出来ますが、
誠さんが実際に弾いて、マイクに音を乗せてみて、、、
更に、そのギターにまつわる色々なお話をきいてしまおうという企画。

もう、ギターが好きな方なら、音楽が好きな方なら一度は耳にしたことがあるでしょう?
な方のシグニチャーモデルなんぞが、次から次へ紹介されていきます。

1番最初のエルビス・プレスリーの革のカバー付きのギターの由来って
かなり面白かったのだけれど、あれ、やっぱりほんとかなー?
革のだと、音がミュートされてるけれど、、
それを外すと、、(外すのも2人がかりーー!!!ひえ。)音の深みが違うねえ。
とまず単純に思いましたね。

他にも、共演されたことのあるローレンス・ジュバーさんのモデルもあった。
レコーディングで、ソロとアンサンブルでギターを使い分ける、、なんてお話もされてたなあ。

ベン・ハーパー、、、のはすごく弾き易いって。

でも、笑っちゃったのはステファン・グロスマンさんのかな。そのエピソードが^^
以前、静岡マーティン(05年のほうです)や、東京・大阪でもご一緒した打田十紀夫さんとご一緒にいらしたところに遭遇(笑)。
お2人でツアーを確かされてたんですよね?その合間を縫って普通に東京観光してたとか。
そこに通りかかった誠さんが呼び止められた・・・と。
(・・・マーティンのときの打田さんも、めちゃくちゃおもろかったのよねえ、ほんと。)

ひとくちにアコースティックギターといっても、
使われている材、カタチ、サイズ、で違うんですよね。
つまり、もう1本1本の個性が全然違うんだろうなと。
1音楽ファンが、ちらっと聴かせていただいただけでも、明確にそう思う。
まして、プロの目、耳、五感を通して感じたものは、更に色々なことを思うんではないかなあ、、、、
どういう演奏の仕方に向く、どういう曲が合う、どういう絵が見えてくる、
その証拠に、誠さんは好奇心のかたまりになって、いろいろお話されていたし、
福岡さんにもその場でバンバン聞いてらしたし、
中には、まだ新しいものなので福岡さんもこれから勉強します^^;なんてこともあるしで。
時には、2本の音色の比較をしてみたり。

楽器屋さんに行かれたときも、こんな感じで「ご自分にとっての1本」を選ばれたりもするのかなあ^^

面白いギターとして、「銀杏」のギターと、まるでストラトキャスターかっ!!という
ヘッドのギターが紹介されてました。
銀杏のそれは、まるで「箱根の寄木細工」のごとくなところがあったり、
ポジションマークが・・・銀杏です^^いや、ほんとに^^
ストラトのは・・・そういうことなんですよ。
でも、誠さんが手にしてみたら、、エレキのそれと同じと思ってチューニングしようとしたら、、、、
弦の張り方が真逆っておっしゃってた。
だから、、、、チューニングしてるうちに、誠さんも大混乱(笑)。
だから、、、、ライブで、このギターとストラトは一緒に使っちゃいけません(笑)。
ちなみに、そのヘッドは随分昔に、アメリカで作られたギターの復刻らしいのです。
それを今回手がけたのが、日本の会社なんだそうですよ。
そんなマメ知識も得られちゃいました^^

で・・・それで随分時間が押していたような^^;;

でも実際に、そのギターを使って3曲ほど誠さんが唄われました。
使用ギターの詳細等については、誠さんのニッキにもありましたので是非見てみて下さいね。
最後に使われたのは、会場のお客さんの拍手の数で決めたものでした^^
まあ、多数決ですよね。
最終的に決まったのがあの「銀杏」だったわけなのです。
(・・・私、最初からそれを押してました! いえーい♪)
「別に奇跡なんかじゃないから」
を唄ったのですが、、、、
誠さんがやってらっしゃるのは、ギターマイクとの距離の微調整と
弾き方の強さを変える、、、おそらくこれだけだと思うのですが、、、
聴いていて、なんとも深い深い響きがするんですよね、、、
素人でも「はあーー、なんじゃこりゃ?」て驚きます^^
何度か聴いた唄そのものにも発見はあるし、、何度か聴いてきているのに、
まだまだ違うものが見えるものなんだなあ!と改めて思いました。

ライブの前に時間があると、時々各地のギターショウにはお邪魔することもあるのですが、
正直言うと、いったい何をどう見たらいいのかわかんない、、^^;;
とうろたえることも多いのですが、そんな私みたいな人間にはうってつけの企画でした。
今年もリバースツアーがあるそうなので(・・・誠さん、ステージ上から旅のお誘いしてた^^)
そのポイントを押さえて見たり、聴いたり。
少し違う楽しみ方もあるかもしれないなあ、なんて思いました。

[追記]

せっかくなので、少し前の方で「銀杏」^^見てきました。
ほんとだあ、、、!!とか。
ええ、私はそんなレベルですから^^;

(2008年4月29日 記)

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