クワガタムシとカブトムシ・・・さて勝ったのはどっち?
12月2日、パシフィコ横浜に桑田さんのAAAを観に行って来ました。
今回のAAAは、「ビートルズを唄う」。
最初にこの話を聞き、更に斎藤誠さんも参加されることを知った時、私が思い浮かべたのは、98年の初めくらいに鎌倉の「ヴィーナス」(映画「稲村ジェーン」の舞台にもなりました)での桑田さんレギュラー番組のライブです。
その名も題して「アコースティックビートルズ」。ジョン・レノン系の曲のカバーでした。
参加されたのは、桑田さんの他、ギター&コーラスに誠さん、パーカッションに今野多久郎さん(有名なところでは、KUWATA BAND参加、94年の桑田さんのソロツアー「さのさのさ」等)、それから原由子さんがキーボード&コーラスで参加されていました。
その拡大版なのかな?と一瞬思ったりもしました。
そこはさすがに桑田さん。
演奏曲は当然のことながら、その時と重なるものもあります。
でも、更に緻密に再構成していたという感じです(溜息)。
ビートルズデビューから年代を追っていくのだけれど、その見せ方に圧倒されてしまいました。
最初は4人の「ビートルズ」でした。
これまた見事!!!「Love me do」から始まり始まり。
・・・裏話として、ラジオで聞いたんですけど、あのイントロのハープの音に出ないものがあり、なんとなんと、桑田さんは山下達郎さんに電話して聞いたのだそうですよ。
おじぎまで、バシッと決めてくれて、気持ちよかったなー。
もちろん私もビートルズナンバーは大好きだから、折に触れてリピートしているから、演奏ナンバーで知っているものも多かったです。で、ついつい一緒になって唄ってしまうもんだから、翌日は毎度のことですが、大変なことに。ノドガラガラ・・・・(涙)
また、逆に「初めて聞くビートルズナンバー」なんてものもあったりして。これがまた楽しいし、新鮮だしですごく嬉しくなってしまう。改めてアルバムを通して聞きたいと思ってしまうんですね。
途中、バンドのメンバーもどんどん増えていき、コンピュータプログラマの方を含め、計9人の編成で、ビートルズサウンドを再構築していきました。
今、曲目表を見ながら書いています。
In My LifeとAcross the Universeでは、自分の中でこみ上げるものがありました。
A Day in the Lifeでは、その映像効果ともあいまって、ずっしり気持ちに響くものがありましたねえ。
こんな時代だからかな。・・・and more。
後期の曲に到っては、圧倒されるとしか表現のしようがなかったです。
アンコールはおまけというよりは、「特別編」ともいうべき構成でした。
ジョン・レノンのソロを歌いました。
どれをとっても有名な曲ばかりです。
でも、今聞いても、どれもリアルなんだな・・・・。
Womanは、歌詞を読んでも泣いてしまいそうになるし、(今までちゃんと読んでなかったせいかな~)
Happy X'mas(War is over)は、実は去年のAAAでも演奏されていたのです。
でも、あの時と今ではたった一年しか経っていないのに、まるで世界が変わってしまいました。悲しいことに。だからこそ伝わる重みは、去年と比較にならないほど。
フシギなものですね、音楽とは。
ビートルズがいなければ、自分はここにいなかった、桑田さんはそういいました。
でも、なんという巡り合わせか、この公演(11/30~12/2)の初日に、元メンバーのジョージ・ハリスン氏の訃報が伝わりました。3日間とも、最初の5曲が演奏された後に、黙祷を捧げました。Here comes the sunの調べとともに。
天国のジョージには、桑田さん、誠さんはじめ皆さんの演奏や、私たちの歓声が届いたでしょうか。
届いていたとしたら、きっと喜んでいらっしゃるのでは・・・とふと思ったりもしました。
・・・・・・あなたの在籍した偉大なバンドが作り出した名曲たちは、今でも多くの人たちに、間違いなく愛され、支持されているのだと私は思ってます。
今年はいろいろな意味で、感慨深いライブとなりました。
今年も何度なく耳にした言葉ですが、AAAを通じての啓蒙がまだまだ必要というのは、本当は愁うべきことなんですよね。
まあ、ひとまずそのことを置いておくにしても、ビートルズやそれを聞いて音楽にめざめ、プロとして頑張る皆さんに敬意を改めて表します。
番外編
1 以前からの持論ですが、ジョンがポールの才能に嫉妬したというお話を今回もされました桑田さん。ついには、「逆ギレ」とまで言いましたね(笑)
二人とも、素晴らしい才能をもっていることは違いないんですけどもね。
2 今回、二階席で見ていた私。しかも後ろなのでみんなが立ち上がると見えない・・・・。
そこで、今回は椅子の上に立ち上がるという前代未聞の暴挙に出ましたっ。
まあ、あまり飛び跳ねたりしたら、危ない・・・。でも周りを見渡したらば、同じ事をしている方が何人も。(あはは、何だか嬉しくなりました、よい子は真似しちゃいけませんよ^^)
3 ジングルに合わせてダンス・・・という場面がありましたが、これ、開演前に「練習ビデオ」が流れたのです。それがまた笑いましたが、ばっちり練習しました(^_-)
バンドの皆さん、けっこううまいのだ。決まってた^^
4 メンバー紹介は、今回バックスクリーンに顔写真が出ました。私の知る限り初めてのこと。
「芸」をお持ちの方はそれぞれ披露されていたのでした。なかなかメンバーいじりが楽しく、ワタシは個人的に、斎藤誠さんのそれはそれは見事なコケにはまってしまい、事前に披露されたはずの三沢またろうさんのギャグの内容忘れてしまった^^;;;;お上手なのは、ギターと唄だけではないのですね(笑)
12月2日、パシフィコ横浜に桑田さんのAAAを観に行って来ました。
今回のAAAは、「ビートルズを唄う」。
最初にこの話を聞き、更に斎藤誠さんも参加されることを知った時、私が思い浮かべたのは、98年の初めくらいに鎌倉の「ヴィーナス」(映画「稲村ジェーン」の舞台にもなりました)での桑田さんレギュラー番組のライブです。
その名も題して「アコースティックビートルズ」。ジョン・レノン系の曲のカバーでした。
参加されたのは、桑田さんの他、ギター&コーラスに誠さん、パーカッションに今野多久郎さん(有名なところでは、KUWATA BAND参加、94年の桑田さんのソロツアー「さのさのさ」等)、それから原由子さんがキーボード&コーラスで参加されていました。
その拡大版なのかな?と一瞬思ったりもしました。
そこはさすがに桑田さん。
演奏曲は当然のことながら、その時と重なるものもあります。
でも、更に緻密に再構成していたという感じです(溜息)。
ビートルズデビューから年代を追っていくのだけれど、その見せ方に圧倒されてしまいました。
最初は4人の「ビートルズ」でした。
これまた見事!!!「Love me do」から始まり始まり。
・・・裏話として、ラジオで聞いたんですけど、あのイントロのハープの音に出ないものがあり、なんとなんと、桑田さんは山下達郎さんに電話して聞いたのだそうですよ。
おじぎまで、バシッと決めてくれて、気持ちよかったなー。
もちろん私もビートルズナンバーは大好きだから、折に触れてリピートしているから、演奏ナンバーで知っているものも多かったです。で、ついつい一緒になって唄ってしまうもんだから、翌日は毎度のことですが、大変なことに。ノドガラガラ・・・・(涙)
また、逆に「初めて聞くビートルズナンバー」なんてものもあったりして。これがまた楽しいし、新鮮だしですごく嬉しくなってしまう。改めてアルバムを通して聞きたいと思ってしまうんですね。
途中、バンドのメンバーもどんどん増えていき、コンピュータプログラマの方を含め、計9人の編成で、ビートルズサウンドを再構築していきました。
今、曲目表を見ながら書いています。
In My LifeとAcross the Universeでは、自分の中でこみ上げるものがありました。
A Day in the Lifeでは、その映像効果ともあいまって、ずっしり気持ちに響くものがありましたねえ。
こんな時代だからかな。・・・and more。
後期の曲に到っては、圧倒されるとしか表現のしようがなかったです。
アンコールはおまけというよりは、「特別編」ともいうべき構成でした。
ジョン・レノンのソロを歌いました。
どれをとっても有名な曲ばかりです。
でも、今聞いても、どれもリアルなんだな・・・・。
Womanは、歌詞を読んでも泣いてしまいそうになるし、(今までちゃんと読んでなかったせいかな~)
Happy X'mas(War is over)は、実は去年のAAAでも演奏されていたのです。
でも、あの時と今ではたった一年しか経っていないのに、まるで世界が変わってしまいました。悲しいことに。だからこそ伝わる重みは、去年と比較にならないほど。
フシギなものですね、音楽とは。
ビートルズがいなければ、自分はここにいなかった、桑田さんはそういいました。
でも、なんという巡り合わせか、この公演(11/30~12/2)の初日に、元メンバーのジョージ・ハリスン氏の訃報が伝わりました。3日間とも、最初の5曲が演奏された後に、黙祷を捧げました。Here comes the sunの調べとともに。
天国のジョージには、桑田さん、誠さんはじめ皆さんの演奏や、私たちの歓声が届いたでしょうか。
届いていたとしたら、きっと喜んでいらっしゃるのでは・・・とふと思ったりもしました。
・・・・・・あなたの在籍した偉大なバンドが作り出した名曲たちは、今でも多くの人たちに、間違いなく愛され、支持されているのだと私は思ってます。
今年はいろいろな意味で、感慨深いライブとなりました。
今年も何度なく耳にした言葉ですが、AAAを通じての啓蒙がまだまだ必要というのは、本当は愁うべきことなんですよね。
まあ、ひとまずそのことを置いておくにしても、ビートルズやそれを聞いて音楽にめざめ、プロとして頑張る皆さんに敬意を改めて表します。
番外編
1 以前からの持論ですが、ジョンがポールの才能に嫉妬したというお話を今回もされました桑田さん。ついには、「逆ギレ」とまで言いましたね(笑)
二人とも、素晴らしい才能をもっていることは違いないんですけどもね。
2 今回、二階席で見ていた私。しかも後ろなのでみんなが立ち上がると見えない・・・・。
そこで、今回は椅子の上に立ち上がるという前代未聞の暴挙に出ましたっ。
まあ、あまり飛び跳ねたりしたら、危ない・・・。でも周りを見渡したらば、同じ事をしている方が何人も。(あはは、何だか嬉しくなりました、よい子は真似しちゃいけませんよ^^)
3 ジングルに合わせてダンス・・・という場面がありましたが、これ、開演前に「練習ビデオ」が流れたのです。それがまた笑いましたが、ばっちり練習しました(^_-)
バンドの皆さん、けっこううまいのだ。決まってた^^
4 メンバー紹介は、今回バックスクリーンに顔写真が出ました。私の知る限り初めてのこと。
「芸」をお持ちの方はそれぞれ披露されていたのでした。なかなかメンバーいじりが楽しく、ワタシは個人的に、斎藤誠さんのそれはそれは見事なコケにはまってしまい、事前に披露されたはずの三沢またろうさんのギャグの内容忘れてしまった^^;;;;お上手なのは、ギターと唄だけではないのですね(笑)