ある爺さんの スナップ写真とボヤキ3

趣味もなく酒も飲めず・・・・・つまらない爺さん生活を、何気ないスナップ写真と、フッと感じたボヤキをアップしています

思い出が溢れて

2023-09-29 | *小ネタ

越後屋さんからSMSが届いたのは、8月16日の事でした


「・・・『本の雑誌』に平凡社特集が組まれています。
本屋さんで立ち読みしてはいかがでしょうか」・・・というもの


気にはしていたんですが、家近くの本屋や、駅近くのTSUTAYA閉店はかなり前で
「本の雑誌」を置いていそうな本屋さんは、伊勢佐木町かターミナル駅に行かなけなりませんでした
だいぶ経ってしまってから横浜駅の有隣堂に行ったんですが見つからず・・・
店員さんに聞いたら、すぐに案内してくれました

 

 

私、「本の雑誌」っていう雑誌を知らなかったんです
棚に収められていて、背表紙しか見えませんでしたが、今号は特大号のようです
A5判・口絵8P本文136Pの月刊誌で、通巻483号と表示されていました

小さな文字ですんで、とても「立ち読み」で済む文字数・ページ数ではありません
小一時間の立ち読みで諦(あきら)め、図書館で読もうとしたんです

いつも行く中央図書館や県立図書館では、扱い中止になっており、バックナンバーしかありませんでした
司書さんに相談し、雑誌貸出開始時期に合わせて取り寄せてもらったのが、本日の写真の本です


越後屋さんが、何故、私に知らせてくださったかって言うと・・・(想像ですけど)
営業担当に変わった当初、「平凡社」を中心とした会社を担当し、多くの企画印刷に関わったからでしょう

 

  ここでちょっと横道に逸れますが、「平凡社」っていうと
  高齢者では、「週間平凡」とか「平凡パンチ」とか、
  中高年者では、「an・an」とか「Hanako」、「Tarzan」、「クロワッサン」
  若い人では・・・・知りませんと言います
  これらの出版社は違う会社で、こちらの会社名は旧「平凡出版(現在のマガジンハウス)」です
  私が担当した「平凡社」は、百科事典を中心とした書籍系出版社で、
  学術・教養性の強い出版物を発行している会社です

 

「本の雑誌」を読んで、いろいろな思い出が蘇(よみがえ)ったり、驚いたことなどありました

長くなりそうなんで、今日は会長さんと社長さんの事だけで・・・驚いたんです
平凡社の社長さんは、私が勤めていた印刷会社の社長の息子さん(まだ若い)
そして、口絵に写真が載っていたんですが、私、ちょっとだけ知っている人なんです
(会長さんは、私の事なんぞ、何も覚えていないでしょうけど)
私が訪問していた頃の社長さんは、どうしゃったんでしょうかネ?

 

 

長野県から山梨県にかけて八ヶ岳連峰が連なっています
その南麗に清里高原があり、そこにキープ協会の清泉寮があります
まだ独身の頃、そこで催されるワークショップに、数回、参加したことあるんです
そのうちの1回講座を催していたのが「酣(たけなわ)工房」で、
女性2人が講師で、うち一人がMさん(現・平凡社会長)なんです
講座は「自然の色・人工の色」と野山の自然材料を使ってオブジェを作る・・・てな内容だったと思います

人工色の授業材料に、「カラーパッチ(色見本)」が使われていたんです
カラーパッチは、デザイナーさんか出版社か印刷会社しか使わないもんで、
そこから話しが始まり、平凡社社長の親族・・・てな事が判りました

 

カラーパッチの例。写真のもので色が刷られたシート650枚近く綴じられている。1cm幅くらいに切って色見本として使う


広い世の中で、思ってもみなかった関係者としての繋がりを感じ、話しこんだもんでした
その頃、別出版社の幼児向け月刊雑誌3冊の入稿会議に、
交代で参加していた私だったんで、幼児向け本内容の、自主的勉強もしていたんですネ

 

至って個人的思い出話になってしまいました
出版社って面白いところで・・・いろいろなことあるんで、
また、別の機会にブログアップしたいと思っています

 

まぁ・・・ジジイのつまらん思い出話しとして、流してください・・・・・

越後屋さん、知らせてくれて、ありがとネ!


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