スーパーで買い物すると、レジさんがバーコード読取りします
その後の支払いは、セルフレジで支払いをします
セルフレジしていましたら、お釣りに見かけない紙幣が・・・・
お初にお目にかかります
確か、7月3日頃に、新貨幣が流通し始めたんですが、
お目にかかった事なかったんです
私、かつては印刷会社で、長い事、働ていたんで、興味深々に見てしまいました
まぁ、擦れ汚れが入っている事は、目をつぶり
ずいぶん凝った印刷物だなぁ~ ってな事、感じました
この紙幣を作るに、かなりのお金がかかっている事は、確かですネ
紙幣の紙透(かみすき)が今までと、全く違いますネ
肖像画の紙透(かみすき)が入っているだけでなく、
圧(お)し型(凸凹をつけた肖像画)までつけらえているんです
印刷位置まで考えて手の込んだ抄造をするんですから・・・抄造も大変です
他に、透かして見た時に見える2本線・・・も抄造でしょうか?
中央付近にも、何か透かしが入っているようです
もしかして、藤の花の一部に型押しが入っているのでしょうか?
印刷も、印刷方式全てを駆使しているのが判ります
印刷には、オフセット印刷(平版印刷)、グラビア印刷(凹版印刷)、凸版印刷の3種があるんです
型式の異なる印刷方式は、一緒に印刷できません
一方式印刷が済んでから、また次の印刷方式で通す・・・を繰り返しているんでしょう
全体にはオフセット印刷でしょうけど、実に高精細印刷です
オモテ面の刻印と紙幣番号は、強めの凸版印刷・・・もしかして型押しを加えてる?
上下の11本の斜め線は、深度あるグラビア印刷
これは目のご不自由な方への配慮でしょうか?
フォログラムシールはすぐ目につきますが、ざっと見て、これだけ気づきました
おそらく、もっとたくさんの手の込んだ仕掛けが施されているんでしょうネ
単なる「透かし」ではなく、凹凸を付与した抄造紙。印刷との位置指定もあり、大変な抄造をしているのが判る
今回、お初にお目にかかったのは5千円札ですが、
他の新札も早く見てみたいもんです
このお札のニセ札を作ろう・・・てな考えは、まず起きないでしょうなぁ~
全ての仕掛けを解明できないだろうし、
製作費に5000円以上の費用が掛かるのは、目に見えていますもんネ
まず・・・ペイできませんネ
それにしても・・・・
大蔵省造幣局って・・・物凄いモノ、作ったんですネ・・・・・