今日29日(木)のアップも、
「アメリゴ・ヴェスプッチ」見学記(その2)にしようと思っています
とにかく珍しいものばかりだったんですが、案内説明してくれる人がいませんでしたので・・・
アップするにはするんだけど、
かなり私個人の想像が大きく占める事は避けられそうもありません
正確性については、それなりに割り切ってください
それと甲板上、広く天幕が張られていまして・・・・
強い日差しから見学者を守ってくれる配慮だろうとは思いますが
私個人としては、見えない所だらけになっているんで・・・かなり残念な所でした
「アメリゴ・ヴェスプッチ」は海軍練習帆船なんで、
操舵室は「船橋」ではなく「艦橋」って呼ぶんでしょうけど、
フォアマスト直後にあるキャビンがメイン操舵室の「艦橋」で、
ジガーマスト直前にあるキャビンが「帆走」時の操舵室なんでしょうネ
帆船の場合、エンジンでの「機走」と、帆での「帆走」では
多くの場合、操舵室が異なります
私は、フォアマスト直後のキャビンが前部艦橋、ジガーマスト直前のキャビンが後部操舵室と見立てのですが・・・・
「帆走」の場合、船首左右に、見張員を置きます
帆の膨らみやバタツキを見ながら操舵するんで、操艦は後部にてする事になります
衝突に危険性が多い海域では、「機走」するのですが、スピードもでますし
より前方確認がしやすい前部艦橋にて、操艦するのが一般的です
「アメリゴ・ヴェスプッチ」では・・・
前部上甲板上にある2階建て部が「艦橋」と思っている私ですが・・・・
1階部分は、覗き込みましたら「海図室」のように見えました
2階部分は全く見る事で来ませんでしたが、おそらくここが操艦する「艦橋」でしょうか?
護衛艦などで見られるような、急角度がつけられた反射防止窓があります
船首側上甲板の写真。私は、キャビン上部が「艦橋」と見たのですが・・・
その上にネットが張られていますが、この目的は何なんでしょうか?
上部天井部が、帆の膨らみ状態など見れるように、ガラス窓になっているんでしょうか?
そうすれば、帆の膨らみやバタツキ状態など見れますもんネ
もっと細かに見学できれば良かったですよネ・・・・
多くの「艦橋」には、接岸する際などに、
艦体と岸壁の距離を見る張り出しが左右についています
「アメリゴ・ヴェスプッチ」には、その左右の張り出しが後部操舵室横にあったんです
そうなると後側の操舵室が、水先案内人が乗艦するメイン操舵室になるのでしょうか・・・
何だかよく判らなくて、ちょっと想像の範疇(はんちゅう)を越えますネ・・・
ジガーマスト前部にある丸みを帯びたキャビンに、荒天時用4連舵輪が入っていました。その左右に接岸時に見張る張り出しが見えます。
そうなると、こちらがメイン操船部(艦橋)になるのでしょうか?
その後部操舵室の中には、大きめの舵輪が4連結されたものがありました
これには、ちょっとビックリです・・・初めて見るものでした
荒天時用なんでしょうけど、キャビンの中にあるんで、
雨風に晒(さら)されることなく操舵できて、いいですネ
前方は円弧状のキャビンなんで、周囲の観察が容易そうで、
荒天時には、ここから帆のバタツキを見ながら、8人掛かりで操舵するんですネ
ガラス窓越しに暗い室内を撮ったもんで、良く撮れていません。右側が船首側になります。4連舵輪の前に、普通サイズの舵輪も見えます
横浜の帆船日本丸の船尾部には、少しは囲い屋根がついた小さな操舵エリアがあります
荒天時には、雨風に晒(さら)される状態です
大きな2連舵輪を4人掛かりで操舵する仕様なんです
何だかよく判らないような状態で、本日のアップは終えようと思います
つくづく思うんですが・・・
案内人してくれる人と通訳さんがついて見学ができていたら・・・なぁ~・・・・