ある爺さんの スナップ写真とボヤキ3

趣味もなく酒も飲めず・・・・・つまらない爺さん生活を、何気ないスナップ写真と、フッと感じたボヤキをアップしています

そしてひとつの時代が

2017-10-01 | うんちく・小ネタ
■結婚して、今の地に住んで29年。
その頃はあった商店街の「本屋」さん。いつの頃かその本屋が閉店したけど、その時は、別に困りはしませんでした。通勤で使う駅近くに「TSUTAYA」があったからでした。その「TSUTAYA」も、9月30日をもって閉店してしまいました。
■本屋がない地方都市が増えており、文化の過疎地として問題になっている昨今。
ついに私が住むエリアも、本屋のない文化過疎地になってしまいました。閉店してしまうと、めちゃくちゃ、寂しさを感じます。なくなってみて、初めて判る気持ちです。

■長い事、印刷会社に勤めていて、あちらこちらの出版社さんに顔を出させていただいていました。
それ故に、本に対する愛着らしきものも、普通の人よりも強いような気もします。それが、近年は、本の購入はもっぱら「Amazon」です。夜、ネットで注文しても、本の定価だけの金額で、翌日には届いているんですから。なんて言ったて、早いし送料はかからないし、便利なんです。中味を確認して買いたかった資格関係の問題集は、横浜駅にある大きな書籍チェーン店を利用していました。ちっとも地元の本屋さんを大切にしていませんでしたし、本屋さんも、もっと努力が必要だったような気がします。
■地元の「TSUTAYA」は、当初、1階が本屋と文房具で、2階がレンタルビデオやレンタルCDのお店でした。
本、そして映像や音楽の求め先がネットに移ってしまいました。最近では、コミックの貸本もやっていたようですが、起死回生の決定打ではなかったようです。「TSUTAYA」のパイロット店が、神田神保町のすずらん通りにできたのは、いつ頃の事でしょうか? 当時は、パソコンショップの風合いが強く、本屋さんっぽくありませんでした。神田神保町近くには、私が勤めていた印刷会社の営業所があった関係で、ここらをふらふらした思い出があります。当初のTSUTAYAは、PC関連用品や、PCソフトやPCゲームなんぞたくさん置いていて、PCのマニュアル書を置いてはいましたが、レンタル店や本屋さんっぽくはありませんでした。
この頃に、TSUTAYA会員になった思い出があります。
■これが栄枯盛衰というものなんでしょうかネ。
今後、映像や音楽、そして文書は、どんな方向に変わって行くんでしょうか・・・・・・


最新の画像もっと見る