ある爺さんの スナップ写真とボヤキ3

趣味もなく酒も飲めず・・・・・つまらない爺さん生活を、何気ないスナップ写真と、フッと感じたボヤキをアップしています

とうとう・・・・終わってしまう

2020-11-23 | *帆船日本丸
とうとう・・・・・とうとう、である

帆船日本丸の総帆展帆、今日23日(勤労感謝の日)が、本年度13回目最終日なのである

西高東低の冬型気圧配置で、雲一つない青空、北寄りの風が吹いていて、
展帆すれば、大きく帆を膨らませる、綺麗な帆船の姿を見せたことだろう
とても残念である

そんな日の今日は、「横浜みなと博物館入館者400万人達成」を記念して
指導部・甲板員さんによる、縦帆8枚の展帆が行われる


本日の展帆写真は、11月3日に実施された時のものです

それにしても、今年は何かと記念行事が多い

国の重要文化財に指定された事による、2年がかりの大規模修理が終了
帆船日本丸の進水90周年
横浜に帆船日本丸が来て35周年
オリンピック・パラリンピック開催を盛り上げ
第13回海洋立国推進功労者内閣総理大臣表彰
そして、横浜みなと博物館入館者400万人達成・・・・である
まぁ、ちょっと無理無理のもあるかもしれないけど・・・・・

そんな中での、展帆を見せようとしているのは、
新キャプテンを中心とした指導部・甲板員さんの、熱意が伺(うかが)われる

外出自粛による観覧者の激減を、少しでも補う・・・・・とか
忘れられてしまいそうな帆船日本丸を、忘れないで・・・・とか
勝手な想像をしてしまう
大きな努力してくれているような気がする・・・・・と感じるのは私だけであろうか



当初は、ジガーマストのスパンカーを含めた、縦帆9枚の展帆と満船飾だった
それが、スパンカーを止(や)め、フォアマストのフライングジブを加えての縦帆9枚の展帆と満船飾
そして今回は、フライングジブも止め、8枚の縦帆と満船飾となる

電動ウィンチを使っての展帆・畳帆とは聞いているが、
数少ない指導部・甲板員さんによる大変な作業が伺(うかが)われる
開船前の作業や、とりわけ、閉船後、暗くなりながらの畳帆作業は・・・・・・
大変なのが、容易に判るのでつらい
手伝えるものなら、手伝いに行くのだが・・・・・



例年、この後にアンベンディングがあるのだが、
今年はそれを待たず、少しづつ帆を降ろすと言っていた

折しも、コロナ感染流行の記録更新をしている状態である
手伝いに行くとかの、やたらの行動で、思わぬ結果につながってしまえば
大きな迷惑をかける事になろう
ボランティアかもめさんたちにも、指導部・甲板員さんにも、そして財団にも・・・・・
こまねいているのは、熱心なボランティアさんたちで、悩ましい事だろうねぇ・・・・・・・

きっと手伝いたくてしょうがないのだろう・・・・・・ネ

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