ある爺さんの スナップ写真とボヤキ3

趣味もなく酒も飲めず・・・・・つまらない爺さん生活を、何気ないスナップ写真と、フッと感じたボヤキをアップしています

昨日の続きだけど

2024-07-09 | 帆船・船

蒸し暑いですネ・・・・

横浜は、総体的には曇りっぽい空なんですが、

陽射しが出た時には、36.2℃を記録しましたヨ・・・・

週後半には、曇りがちな日が続くって言っていますけど

熱(あたた)まりすぎている地面やコンクリート建物を、冷やしてくれるんでしょうか?

 

さて、本日9日(金)のアップは、昨日の続きってなことで・・・・

帆船クアウテモック号の甲板上の写真を載せてみました

 

見学は、乗艦口から反時計回りで、船首上甲板に上がり、艦左舷の周り込み
階段を下り中央部へ、そこから船尾への階段を上り、船尾見学で終了でした
その後、階段を降り、乗艦口にてお土産をもらい下艦です


まずは、帆船には似合わぬ「大砲」の写真です
艦首側上甲板のフォアマスト後ろに、左右1門づつあります

フォアマスト後ろの上甲板最後端左右に大砲があります。奥に人がたくさんいますが、そこは後部上甲板で操艦するエリアがあります

昨日も書きましたが、この帆船は海軍の練習艦ですんで
大砲設備があってもおかしくは無いんですが、礼砲用とガイド役女性乗組員さんの説明でした

今回の日本訪問に際し「大統領令に従い、21発の礼砲を撃った・・・」と言っていました
何処で、誰に向けて撃ったんでしょうかネ
新聞やら捜しても詳しい報道は無いんですが、おそらく東京湾に入ってからでしょうし
出迎え先導の艦艇の報道も無いし・・・・海上自衛隊の護衛艦辺りが行っていたのでしょうか?
タグボート程度でしたら、ちょっと寂しいし、失礼ですよネ


この大砲もそうなんですが、甲板上の艤装がメチャクチャ綺麗なんです
見学者からも質問が起きまして・・・

各入国前日に、朝7時頃から夜遅くまでかけて、
乗組員全員でピカピカに磨き上げるそうなんです


艦体のペイントや甲板上の真鍮磨き、木製部のニス引きもするし
金属部についた潮跡も、全て人力で綺麗にするそうなんです
夜になっても終わらないと、翌早朝から続きになるそうなんです
ガイド役乗組員さんは、この作業にはげっそりする・・・って言っていました

中央乗船口のある甲板後部にファンネル(煙突)があります。発電機を回している音がやかましくて、ガイドさんの説明も聞きづらかった。

タイムベルやら艦名銘板や、鷲と蛇のシンボルマークなど綺麗に飾られていました。階段上が操艦エリアになります

それと木甲板清掃なんですが、こちらは3か月に一度、手作業ですと言っていました


海王丸や日本丸などの学生は、甲板・ヤード上作業は裸足が原則なんで
毎朝、ヤシの実ずりをするんですが、
帆船クアテモック号では靴着用なんで、それほど頻繁には木甲板を擦らないようです


次の木甲板磨きは、フィリッピン入港直前に予定されているそうです
・・・・ガイド役乗組員さんは、この作業も大っ嫌いだと言っていましたヨ

何て奇麗な帆船なんだって、喜んでいる私たちは、そんな苦労を知らないんですもんネ


船尾側上甲板に上がると、コンパスやら舵輪なんかがあります

後部上甲板に、無造作に置かれた操艦に必要な設備類。舵輪後ろに白いひじ掛け椅子が見える。左右にあり、これがキャプテンシートと師団長席。

屋根のない甲板上にあるのには驚いた。

ちょっと驚きなのが、操艦エリアが露出状態なんですヨ


一般的に「艦橋」と呼ばれるキャビン内操艦部には、
各種レーダとか無線関係、海図室などだけで、
舵輪とかエンジン機関を操作する装置などは、無いという説明でして・・・

キャプテンシートや師団長席からは、フォアマストとメインマストの帆の状態が良く見える。ファンネル裏側の錨(イカリ)は、船体の傾きを見る傾斜計

後上甲板最先端左右には、キャプテンシートと師団長が座る白い座席がありました
嵐の時も、外で操艦するのかとの質問に、「そうだ・・・」との回答
ちょっと驚きでしたよネ
甲板を洗うような大波がくるような時は、どうしてるんでしょうネ?

舵輪直後にジガーマストがあり、その後ろが艦橋。窓にはカーテンが降ろされ内部が見えないかったが、暗闇の中に一人の人が窓ぎわの机に

向かって座っているのが見えた(偉そうな感じの人だった)


本日最後の写真は、船尾にある舵輪の写真なんですが・・・・

帆船日本丸や海王丸にも船尾に舵輪があります
通常の帆走やある程度の荒れた天候までは、
帆に入る風状態を見ながら、この最後部の舵輪にて操船するんです

が・・・写真から判るように「帆船クアウテモック号」の舵輪を掴むと、
艦船後方を見る位置になってしまうんです

舵輪に正対すると、進行方向と逆(後方)を見る事になります。誰もこの舵輪が飾り物なんて思いませんよネ

この点を見学者のひとりが質問すると、
ガイド役乗組員さんは・・・思わぬ回答をしたんです
「この舵輪は飾りです。中には清掃道具が入っているだけです」と・・・・


んまぁ~ ・・・聞いてみるもんですよネ

一緒に回ったグループの人たちは、帆船に詳しい人が多くて・・・

ガイド役乗組員さんも、内輪っぽい話しもしてくれて、面白かったです・・・・


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